引っ越しのガスの解約(停止)手続きを解説!いつまで?立ち会いは必要?
2023.12.22 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
引っ越しをする際はガスの解約(停止)手続きが必要です!
この手続きを忘れてしまうと余計なガス料金が発生したり、引っ越し先ですぐにガスが使えなかったりする可能性も。
解約手続きに立ち会いがあるなら日程調整も必要ですし、具体的にどんな手続きがあるのか事前に知っておきたいですよね。
そこで今回は、引っ越しでのガスの解約手続きを解説します。
手続き方法や流れ、立ち合いの有無から、引っ越し先での使用開始手続きまでをご紹介。
ガスの引っ越し手続きでよくある質問についてもお答えしますね!
引っ越しでガスを解約(停止)したい!手続き方法を確認!
引っ越しが決まったら、今の住所で契約中のガス会社へ連絡をしてガスを一度解約(停止)し、引っ越し先で新たにガスの契約をすることになります。
これは引っ越し先で同じガス会社を利用する場合、別のガス会社を利用する場合どちらも同じです。
解約手続きは、電話またはWeb(インターネット)で行うことが可能です。
できれば2〜3週間前までに、遅くても引っ越しの1週間前までには手続きをしておきましょう。
3〜4月の引越しシーズンや土日祝日は、混み合っていることが多いため希望の日時に作業してもらえない可能性があります。
引っ越し日の約1か月前から手続きが可能なので、早めに申込みすることをおすすめします。
解約手続きでは、以下の情報を確認されます。
- 契約者氏名
- 現住所
- 電話番号
- お客様番号
- 引っ越し日(使用停止日/使用開始日)
- 引っ越し先でも契約する場合は新居住所 など
手続きの際には、検針票やご契約時の書類、会員サイト等で契約情報を確認の上、連絡するとスムーズです。
電話の仕方で悩む場合は、「引っ越しをするのでガスを解約したい」「引っ越し先では同じ会社でガスを利用する/しない」と伝えればOKです。
引っ越しでのガスの解約(停止)に立ち会いは必要?
ガスを停止する当日はガス会社のスタッフが閉栓作業をしますが、基本的に立ち会いは不要です。
ガスの元栓を閉めて退去すればOKです。
ただし、以下のケースでは立ち会いが必要となることもあります。
- ガスメーターが屋内やオートロック内にある
- ガス会社との契約時に保証金を払っていて返金がある
- ガス会社にガス機器の取り外しを依頼している
ガスメーターが屋内やオートロック内にあり、作業員が立ち入れない場合は、立ち会いが必要となります。
ただしこの場合は、物件の管理会社によっては管理会社の担当者が立会いをしてくれるケースもあります。
保証金の返金がある場合にも立ち会いが必要です。
地域によっても変わりますが、プロパン(LP)ガスを利用している賃貸住宅では、一般的にガスの契約時にガス会社に保証金を預ける必要があります。
これは使用料金の滞納時などに備えるものなので、使用料を問題なく支払っていれば、解約時に保証金が全額返金されます。
閉栓時に立ち会って返金するガス会社もありますが、振り込みで返金が行われる場合もあり、ガス会社によって違います。
立ち会いが必要かどうかは、解約手続きの際に確認しておきましょう。
引っ越し時は電気・水道の解約手続きも忘れずに
引っ越しをする際には、ガスのほかに電気や水道の手続きも必要です。
ガスの手続きと同様に、遅くても退去日の1週間前までには、電力会社や水道局へ引っ越しの連絡をしましょう。
電気も水道も電話やインターネットから申込みが可能です。
電気の解約手続き
電気の場合は、電力会社に利用停止を申請すれば手続きは完了です。
引っ越し後も同じ電力会社と契約を続けるなら、利用の停止と同時に利用の開始も申請します。
なお、引っ越しを機会に電力会社を変更する場合は、入居日の1〜2週間前までに変更先の電力会社へ申込みをしておきましょう。
電気の解約手続きについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
ちなみに、電気とガスを同じ会社でまとめて契約すると、料金がおトクになり光熱費を安く抑えられる場合もあるためおすすめです。
こちらのコラムでは、電気とガスをまとめるメリット・デメリットや北ガスで提供しているおトクな「北ガスの電気」についてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
水道の解約手続き
水道は、同じ市区町村内での引っ越しなら、管轄の水道局への連絡で旧居での使用停止と新居での使用開始を一度に手続きできます。
別の市区町村への引っ越しの場合は、現在契約中の水道局へ使用停止の連絡とは別に、引っ越し先の住所を管轄する水道局へ使用開始の申込みをしておきましょう。
引っ越しで必要となるライフラインの手続き方法をまとめたコラムもありますので、ぜひご覧ください。
引っ越しの電気・ガス・水道(ライフライン)の手続きを解説!タイミングも
引っ越しの際には、電気・ガス・水道のライフラインの手続き以外にも必要な手続きがたくさんあります!
引っ越し前に必要な手続きのチェックリストや、転居で必要な手続きの順番や流れもご紹介していますので、「何からやっていいかわからない!」という方は、ぜひこちらのコラムもご覧くださいね。
引っ越し手続きのやることチェックリストとスムーズに進めるコツを公開!北海道・札幌へ引越す方も必見!
引っ越しでのガスの解約(停止)の疑問にお答え!
ガスの解約(停止)手続きでよくある質問にお答えします!
Q1.解約手続きを忘れたらどうなる?
ガスの解約手続きをしないと継続して料金がかかるため、新居と旧居の2重にガス料金がかかってしまいます。
住んでいないにもかかわらずガスの料金が発生してしまうので、気付き次第速やかに手続きをしましょう。
インターネットだとやりとりに時間がかかる可能性があるため、電話での連絡がおすすめです。
Q2.ガスの解約手続きは引っ越し当日でもできる?
ガスの解約手続きが当日になってしまった場合、予約に空きがあれば当日でも対応可能な場合があります。
しかし、引っ越しシーズンや土日祝日は予約が埋まっていることが多いです。
引っ越し当日に閉栓ができなかった場合、引っ越し後も旧居のガス料金がかかってしまうため、速やかに契約しているガス会社に問い合わせをしてみましょう。
Q3.ガスの停止当日は何時まで使える?
ガスの停止当日は、ガス会社のスタッフがガスの閉栓作業をするまで使用できます。
解約手続きと日程調整をした際に、何時頃閉栓作業に来るのか確認しておくと安心でしょう。
Q4.解約した月のガス料金の清算方法は?
清算方法は、クレジットカード払い、口座振替、払込書を新居に郵送してする方法などがあります。
清算方法はガス会社によって異なるため、こちらも解約手続きの際に確認しておきましょう。
Q5.お客様番号がわからない場合は?
ガスの解約時にはお客様番号が必要となります。
お客様番号は、ご契約時の書類や会員サイト等でご確認いただけます。
検針票がない場合、電話で問い合わせることも可能です。
Q6.ガス機器は取り外してもらえる?
自分で設置したガス機器の取り外しは、有料でガス会社に依頼することができます。
専門の業者に依頼することで安全に取り外しを行なってくれますよ。
料金はガス会社によってさまざまなので、ガス会社に確認してみると良いでしょう。
Q7.ガス機器は引っ越し先でも使える?
一般的に家庭で使われるガスには「プロパン(LP)ガス」と「都市ガス」の2種類があります。
引っ越し先のガスの種類が旧居と同じなら、今まで使用していたガス機器を新居でも継続して使用できます。
ガスの種類が違うと、使用できるガス機器も異なりますので注意しましょう。
ガス機器の設置は、接続方法や適合機種を間違えると事故につながる恐れもあるため、方法がわからない場合は、引っ越し業者や引っ越し先のガス会社に依頼すると安心です。
新居で同じガス機器を使用するしないにかかわらず、自分で設置したガス機器は、基本的には引っ越しの際に撤去が必要です。
Q8.ガスの解約(停止)に立ち会うことができないときは?
先ほど説明したように、ガスの解約時の立ち会いは基本的には不要ですが、ガスメーターが屋内やオートロック内にある場合、保証金の返金がある場合、ガス機器の取り外しを依頼している場合など、立ち会いが必要になるケースもあります。
どうしても契約者本人が立ち会えない場合には、家族や管理人さんなど、ガスメーターがある場所の開錠ができる人に代理人を依頼することも可能です。
その場合は、代理人が立ち会うことを事前にガス会社に知らせておきましょう。
引っ越し先でのガスの使用開始手続きも忘れずに!
引っ越し先でガスを使用するには、使用開始(開栓)手続きが必要です。
ガスの使用開始は、解約(停止)と同じように電話やインターネットで申し込みが可能です。
引っ越し前と同じガス会社のガスを利用する場合には、解約手続きの際に引っ越し先や使用開始日をあわせて伝えておきましょう。
引っ越しを機に別のガス会社に変更する場合は、同様に事前に申込みを行います。
使用開始の手続きは、解約と同じで引っ越しの1か月前から可能ですが、遅くても1週間前までには済ませるのが理想的です。
以下の情報を確認されますので、準備しておきましょう。
- 新居の住所
- 名前
- 電話番号
- 引っ越し日(使用開始日)
- ガス会社の訪問希望時間帯
- 現在使用しているガスの種類
- 新居で使用を予定しているガス機器 など
使用開始日の開栓作業は立ち会いが必須です。
ガス会社のスタッフがガスメーターの栓を開いて、警報器の動作確認やガス機器の点検をし、使用方法や注意点の説明などを受けます。
開栓の際コンロなどのガス機器の接続確認をすることもあるので、早めに準備しておくと良いでしょう。
開栓作業にかかる時間は15〜20分ほどで、契約者本人以外に代理人が立ち会っても大丈夫です。
ガス開始の手続き時には電気も同時に申し込むのがおすすめです。
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まとめ
●引っ越しによるガスの解約(停止)手続き方法
引っ越しでは、ガスの解約(停止)手続きが必要です。
引っ越しの約1か月前から可能で、遅くても1週間前には手続きをしておきましょう。
電話やインターネットで申込みが可能です。
あらかじめお客様番号を確認しておくと手続きがスムーズです。
なお、基本的に引っ越し当日のガスの閉栓作業は契約者の立ち合いは不要ですが、ガスメーターが屋内にある場合など立ち会いが必要になる場合も。
解約(停止)手続きの際に立ち会いの有無を確認しておきましょう。
●引っ越しでのガスの解約(停止)でよくある質問
Q1.解約手続きを忘れたらどうなる?:旧居と新居の両方でガス料金が発生してしまいます! 気付き次第すぐに手続きをしましょう。
Q2.ガスの解約手続きは引っ越し当日でもできる?:予約に空きがあれば当日でも対応可能な場合も。しかし、引っ越しシーズンや土日祝日は予約が埋まっていることが多いです。
Q3.停止当日は何時までガスが使える?:閉栓作業をするまで使用できます。
Q4.解約した月のガス料金の清算方法は?:現金、クレジットカード払い、口座振替、払込書などの方法で清算します。
Q5.お客様番号がわからない場合は?:ご契約時の書類や払込請求書、会員サイト、お電話等でご確認いただけます。
Q6.ガス機器は取り外してもらえる?:有料でガス会社に依頼することができます。
Q7.ガス機器は引っ越し先でも使える?:ガスの種類が同じであれば使えます。
Q8.ガスの解約(停止)に立ち会うことができないときは?:代理人が立ち会うことも可能です。
●引っ越し先でのガスの使用開始手続きも忘れずに!
引っ越し先でガスを使用するには使用開始(開栓)手続きが必要です。
同じガス会社との契約なら解約時の連絡で新居の使用開始手続きも行い、ガス会社を変更するなら引っ越しまでに新規申込みをしておきましょう。
使用開始日の開栓作業は立ち会いが必要です。
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著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!