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引っ越しの電気・ガス・水道(ライフライン)の手続きを解説!タイミングも

2023.12.22 更新

こんにちは、北ガスの工藤です。

 

引っ越しではさまざまな手続きが必要になりますが、中でも忘れてはいけないのが電気・ガス・水道といったライフラインの手続き。

手続きを忘れていると引っ越したあとにも不要な費用が発生したり、新居でスムーズに使用できなかったりしてしまいます。

 

しかし、電気・ガス・水道はそれぞれ手続きが必要ですので、いつ・どこに・どうやって手続きすれば良いのかわからず、困ってしまう人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回のコラムでは、引っ越し時の電気・ガス・水道の手続き方法について解説します。

最後まで読んでいただき、引っ越しでのライフラインの手続き準備をしておきましょう!

家の光熱費のイメージ

 

引っ越しで電気・ガス・水道の手続きをするタイミング

引っ越しに伴うライフラインの手続きは、電気・ガス・水道のそれぞれにおいて、「引っ越し前の家(旧居)での使用停止」と「引っ越し先(新居)での使用開始」の手続きが必要です。

 

退去時の停止手続きのタイミング

まずは引っ越し前に、現在使用している電力会社・ガス会社・水道局へそれぞれ引っ越しによる利用停止と新居での使用開始の連絡を入れましょう。

 

ライフラインの手続きは引っ越し日(利用停止日)の約1か月前から連絡が可能です。

引っ越し日が決まればすぐに連絡しておくのが理想です。

できるだけ余裕をもって、遅くとも1週間前までには手続きを済ませておきたいものです。

 

インターネットでも手続きできることが多いですが、引っ越し日直前の連絡になる場合は電話で手続きするのが安心です。

 

新居での使用開始手続きのタイミング

新居での電気・ガスの使用開始手続きについては、引っ越しの1~2週間前が期日となっていることも多いです。

水道は引っ越しの1〜2週間までが目安となっていますが、いずれもできるだけ余裕をもって手続きしておきましょう。

 

いずれも、引っ越し予定日の約1か月前から申し込みが可能です。

 

また、引っ越しは契約しているガス会社や電気会社を見直す良い機会です。

引っ越しのタイミングで、ガスと電気をまとめて一括にするのもおすすめですよ!

 

電気やガスのプラン見直し・乗り換えを検討するなら、北ガスの「ガス・電気セット」がおすすめです。

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【電気】の引っ越し手続き方法

電気の停止・開通の手続きは、具体的にどのように行えば良いのでしょうか?

引っ越しの際の電気の手続き方法について詳しく見ていきましょう。

 

手続きのタイミング

引っ越し時の電気の手続きは、退去日の1〜2週間前までに現在契約している電力会社へ連絡をします。

解約や開通の手続きは、インターネットまたは電話で行います。

 

電気の使用停止手続きを行わない場合、引っ越しした後も退去した家の電気料金を払い続けることになってしまいます。

必ず引っ越しの前に停止手続きを済ませましょう。

 

電話の仕方や必要情報

電話の仕方で悩んだ場合は、解約時は「引っ越しをするので電気の使用を停止(解約)したい」、使用申込み時は「引っ越し先で電気を使えるようにしたい」と伝えるとスムーズです。

 

その際には以下の項目を確認されますので、「お客様番号」が書かれた検針票やご契約時の書類、領収証等などを手元に準備しておきましょう。

  • 契約者氏名
  • 現住所
  • 電話番号
  • お客様番号
  • 引っ越し日(使用停止日/使用開始日)
  • 引っ越し先住所 など

 

詳しくはこちらもご覧ください。

引っ越しでの電気の開通(開始)手続きを解説!切り替え先の電力会社の選び方も

引っ越しで電気を解約する流れは?解約時の注意点もチェック!

 

引っ越しを機に電力会社を変更する場合

電気は電力自由化により、契約する電力会社を選ぶことができます。

セット割などのおトクなプランが用意されている場合もあるため、引っ越しを機にぜひ検討してみましょう。

 

引っ越しを機会に電力会社を変更する場合は、入居日の1〜2週間前までに変更先の電力会社へ申し込みをします。

申込みの際には、現在契約している電力会社やお客様番号などの情報がわかるものを準備しておきましょう。

その後、現在の電力会社に利用停止の連絡をして解約手続きを行います。

 

電気とガスは契約を一括でまとめるプランがおすすめ!

こちらのコラムで詳しくご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

電気とガスをまとめるセットプランのメリット・デメリットは?

 

料金の支払い方法

口座振替やクレジットカードで支払っている場合、退去月の料金も同じ方法で支払うことができます。

 

納付書払いであれば引っ越し当日に精算金額を現金で支払うケースも。

 

引っ越し当日に立ち会えない場合は、後日引っ越し先に請求書を送ってもらって振り込んだり、引き落とし口座から引き落としてもらったりして支払います。

契約先の電力会社に確認しましょう。

 

電気の手続きに関するQ&A

引っ越しでの電気の手続きについて、気になる方が多い質問に答えていきます。

 

Q.立ち会いは必要?

引っ越し後も同じ電力会社と契約を続けるなら、新居ではブレーカーを上げてそのまま電気の使用を開始してOK。

使用停止・使用開始にあたって立ち会いなどは基本的には必要ありません。

 

ただし、新居にエコキュートが設置されている場合には立ち会いが必要となる可能性も。

立ち会いが必要かどうか、電力会社に確認しておきましょう。

 

Q.引っ越し当日でも手続きできる?

電気は、引っ越し当日の手続きになってしまっても入居後すぐに使えることが多いです。

ただし、賃貸以外の中古マンションや一戸建ての物件は電気が開通していないこともあるため注意が必要です。

 

Q.土日でも使用開始手続きはできる?

使用開始申込みの手続きは、土日も対応してもらえるケースが多いです。

インターネットからの手続きであれば、曜日・時間を問わず手続きを進めることができます。

 

入居当日はブレーカーを上げるだけで使用できるようになるので、自分の好きなタイミングで行えます。

 

引っ越し時の電気の契約の流れについては「引っ越しの電気の契約・開通手続き方法は?切り替え先の電力会社の選び方も」も参考にしてみてくださいね。

 

 

【ガス】の引っ越し手続き方法

ガスの点検

ガスの引っ越し手続きのタイミング、電話の仕方、ガス会社を変更する場合の対応、料金の支払方法などについて見ていきましょう。

 

手続きのタイミング

ガスの開栓や閉栓(解約)などの引っ越し手続きも、インターネットまたは電話で可能です。

 

使用停止(閉栓)・使用開始(開栓)には立ち会いが必要なため、希望の日時に予約をとるためにも、できるだけ早めの連絡をおすすめします。

特に引っ越しの多い3月や4月などは希望日時に予約できない場合もあります。

入居してすぐにガスを使えるようにするためにも、余裕を持って手続きをしましょう。

 

電話の仕方や必要情報

電話の仕方はガスも電気と同様で、解約時は「引っ越しをするのでガスの使用停止(解約)をしたい」、または「引っ越し先でガスを使えるようにしてほしい」と伝えれば、必要なことを案内してもらえます。

 

ガスの引っ越し手続きでも以下のような項目を確認されますので、「お客様番号」が書かれた検針票やご契約時の書類、領収書等を準備して手続きするとスムーズです。

  • 契約者氏名
  • 現住所
  • 電話番号
  • お客様番号
  • 引っ越し日(使用停止日/使用開始日)
  • 引っ越し先住所 など

 

引っ越しを機にガス会社を変更する場合

引っ越しのタイミングでガス会社を変更する場合は、事前に新しいガス会社へ申込みをしておきましょう。

新しいガス会社への申込みも、従来のガス会社への解約連絡も、引っ越しの1週間前までに行っておくのが期日の目安です。

 

料金の支払い方法

退去月のガス料金は、口座振替やクレジットカード払いの場合はそのままの方法で支払いが可能です。

または、引越し先に払込票を送付してもらって支払うことも。

契約先のガス会社に確認しましょう。

 

ガスの手続きに関するQ&A

ガスの引っ越し手続きに関してよくある疑問にお答えします。

 

Q.立ち会いは必要?

旧居からの引っ越し当日はガス会社のスタッフが訪問して、ガスを閉栓します。

閉栓作業には契約者の立ち会いは基本的に不要ですが、元栓がオートロック内にある場合などは立ち会いが必要なケースもあります。

 

新居では契約者の立ち会いのもとでガスの開栓作業が必要で、ガスの元栓の位置や使用方法の確認などを行い、使用開始となります。

 

Q.旧居で使用していたガス機器は使える?

一般家庭で使われるガスには、「都市ガス」と「プロパン(LP)ガス」の2種類がありますが、引っ越し先によって使用できるガスの種類が変わる場合もあります。

 

ガスの種類が違えば使用できるガス機器も異なります。

引っ越し先にガス給湯器やガスコンロなどのガス機器を持っていきたい場合は、転居先のガスの種類を確認してから判断するようにしましょう。

 

Q.引っ越し当日でも手続きできる?

ガスの開栓は業者が行います。

引っ越した当日にガス会社に連絡して、予約枠が空いていれば対応してもらうこともできますが、引っ越しシーズンや週末など、混んでいるタイミングでは当日対応が難しい場合も。

翌日以降の対応となることが多いでしょう。

 

Q.土日でも使用開始手続きはできる?

土日でも、停止・開始の手続きをしてもらえることが多いです。

 

ただし、新居でガスの使用を開始するには立ち会いが必要です。

手続き自体はできても、開栓の予約が取れない可能性があります。

引っ越しシーズンの土日や連休など、混み合うタイミングでは希望日に予約を取ることが難しい場合もあるため、余裕を持って早めにガス会社に連絡しましょう。

 

こちらのコラムでは、引っ越しの際のガスの解約方法について詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

引っ越しでのガスの解約(停止)手続きを解説!立ち会いは必要?

 

 

【水道】の引っ越し手続き方法

最後に、水道の引っ越し手続き方法についてご紹介します。

 

手続きのタイミング

水道の引っ越しは、住所のある地域を管轄する水道局での手続きとなります。

現在住んでいる市区町村の外へ引っ越しする場合は、引っ越し先の管轄の水道局へ使用開始の連絡が必要です。

 

インターネットまたは電話での手続きが可能ですので、入居日の1〜2週間前までを目安に申し込みましょう。

余裕を持って、引っ越し日時が決まり次第早めに連絡しておくと良いですね。

 

電話の仕方や必要情報

電話の仕方で困ったときは、「引っ越しのため水道の使用停止(解約)をお願いしたい」、または「引っ越し先の水道の使用開始の申し込みをしたい」などと伝えればOKです。

同じ市区町村での引っ越しであれば管轄する水道局が同じですので、一度の連絡で新居での使用開始手続きも進められます。

水道の引っ越し手続きでも、以下のような情報を手元に準備しておきましょう。

  • 契約者氏名
  • 現住所
  • 電話番号
  • お客様番号
  • 引っ越し日(使用停止日/使用開始日)
  • 引っ越し先住所 など

 

料金の支払い方法

退去月の水道料金は、口座振替やクレジットカード払いの場合はそのままの方法で支払いが可能です。

または、引越し先に払込票を送付してもらって支払うことも。

 

停止(解約)手続きの際に、確認しておきましょう。

 

水道の手続きに関するQ&A

水道の引っ越し手続きに関してよくある質問をご紹介します。

 

Q.立ち合いは必要?

水道については退去日に特別な手続きや作業の立ち会いなどは不要で、水道の元栓を閉めて退去すればOKです。

新居では入居当日から水道が使用可能で、入居時も立ち会いは特に必要ありません。

 

Q.引っ越し当日でも手続きできる?

水道の開栓手続きは、引っ越し当日でも手続き可能なことが多いです。

ただし賃貸でない物件では水道が通っていない可能性もあるため、水道局に事前に問い合わせておきましょう。

 

Q.土日でも使用開始手続きはできる?

土日の電話での停止・開始の申込み可否、受付時間は各水道局によって異なります。

水道の開栓自体は自分で行うため、曜日や時間を問わず行うことができます。

 

引っ越しで必要な手続きは、電気・ガス・水道以外にもたくさんあります!

こちらのコラムでは引っ越し前に必要な手続きのチェックリストをご紹介していますので、「何からやって良いかわからない!」という人はぜひこちらもご覧くださいね。

引っ越し手続きのやることチェックリストとスムーズに進めるコツを公開!北海道・札幌へ引越す方も必見!

引っ越しや転居の際に役所ですべき手続きとは?順番や持ち物も解説転居で必要な手続きとは?順番や流れも詳しく解説

 

 

まとめ

●引っ越しで電気・ガス・水道の手続きタイミング
引っ越しでは電気・ガス・水道といったライフラインの手続きを忘れずに!
できるだけ余裕を持って、引っ越しの1週間前にはそれぞれの契約会社や水道局へ引っ越しの連絡をしましょう。

連絡はインターネットまたは電話でできます。

 

●【電気】の引っ越し手続き方法
退去日の1〜2週間前までに、契約している電力会社へ連絡します。
お客様番号のわかる検針票やご契約時の書類、領収書などを手元に準備しているとスムーズです。

退去月の料金は口座振替やクレジットカードで引き落としができるほか、引越し先に納入通知書を送ってもらって清算する方法もあります。

事前に契約先の電力会社に確認しましょう。
新居ではブレーカーを上げれば、電気を使用できます。
退去時・入居時とも立ち会い作業などはなく、当日から電気を使えます。

 

●【ガス】の引っ越し手続き方法
ガスの引っ越しでは退去時・入居時に契約者立ち会いによる閉栓・開栓作業が必要なため、日程調整のためにも早めに連絡をしましょう(退去時は立ち会いが不要な場合もあります)。
引っ越し先で別のガス会社を利用する場合は、引っ越し前に申込みを済ませておきましょう。

 

●【水道】の引っ越し手続き方法
同じ市区町村内での引っ越しなら、管轄の水道局への連絡で旧居での使用停止と新居での使用開始を一度に手続きできます。
立ち会い作業などは特になく、旧居は水道の元栓を閉めて退去し、新居では入居当日から使用可能です。
別の市区町村への引っ越しの場合は、現在契約中の水道局へ使用停止の連絡とは別に、引っ越し先の住所を管轄する水道局へ使用開始の申込みをしておきましょう。

 

電力自由化・ガス自由化が実施され、家庭でも電気やガスの購入先を選べるようになっています。

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