急な転勤で引越し!「間に合わない!」と困らないための引越しの進め方
2024.09.26 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
会社の事情で急な転勤が決まり、急いで引越ししなければならない、なんてこともありますよね。
引越し準備の時間が少ないと、つい焦ってしまいますが、事前の段取りがしっかりしていれば、スムーズな引越しは可能です。
今回は、急な引越しを短い準備期間でもスムーズに終わらすための段取りやコツについてご紹介します。
しっかり計画を立て、素早く引越しを完了させましょう。
急な転勤で引越しが決まったらまずやるべきこと
急な引越しが決まったら、次の4つを最優先で行いましょう。
①転勤形態の確認
まず、転勤の形態を確認しましょう。
単身赴任か、家族帯同かによって準備の内容が異なります。
単身赴任の場合は一人暮らしとなるため、必要最低限の荷物で済み、比較的短期間での引っ越しが可能です。
一方、家族帯同の場合は、家族向けの物件探しや家族全員の引越し準備、引越し先での学校や幼稚園の手続きなど、さまざまな準備が必要になります。
家族帯同で引越しをする場合、家族分の交通費などを負担してもらえるかは、会社によって異なります。
転勤にかかる引越し費用については、こちらのコラムもご覧ください。
②新居の決定・退去の連絡
新居の決定は、引越し準備の中でも最重要事項。
転勤の辞令が出たらすぐに、不動産会社に依頼し、転勤先の物件を探し始めましょう。
現地を訪れる時間がない場合は、オンライン内見も活用できます。
準備期間の短い引越しでは、できるだけ早く新居を決定することが大切です。
また、現在の住居の退去連絡も行い、退去日を確定させましょう。
③引っ越し日までのスケジュール組み
引越し準備を効率的に進めるには、最初の段階でしっかりしたスケジュールを立てることがポイントです。
スムーズに作業を行うため、できるだけ細かいスケジュールを立てることをおすすめします。
特に、引越し業者の手配は早めに行い、引越し当日までに必要な手続きを順次進めるような計画にしましょう。
引越しの際のスケジュールの立て方についてはこちらで詳しくご紹介しています。
引っ越しする際のスケジュールの立て方・やることは?スムーズに進めるためのチェックリストも!
急な転勤での引越しは段取りが大切!やることをチェック!
新居が決まったら、本格的な引越し準備の開始です。
「引越し当日までに準備すること」と「当日にすること」を確認しましょう。
最短で引越しを完了させるために、最低限行わなければならないことを中心にご紹介します。
新居決定後~引越し当日までに準備すること
新居が決まったら、引越し当日までに準備しておく必要があるのは、次の3つです。
- ライフラインの手続き
- 住民票や住所変更の手続き
- 荷造り
それぞれ、詳しくご紹介します。
ライフラインの手続き
ライフラインの手続きは引越し日(利用停止日)の約1か月前から連絡が可能です。
引越しが近くなればなるほどバタバタするので、新居が確定し、入居日・退去日が決まったらすぐに手続きすると良いでしょう。
ガス・電気・水道以外にも、固定電話やインターネットの手続きも必要です。
こちらも忘れないよう気を付けてください。
ライフラインの手続きについてはこちらも参考にしてくださいね。
引っ越しの電気・ガス・水道(ライフライン)の手続きを解説!タイミングも
住民票や住所変更の手続き
役所へ行き、転出届などの手続きを行いましょう。
手続きには、印鑑や本人確認書類などが必要です。
事前に持ち物をしっかり確認しておくと無駄がありません。
郵便局で、郵便物の転送手続きも忘れずに行いましょう。
役所で必要な手続きは、人によって変わります。
こちらで詳しく解説しておりますので、役所に行く前にぜひチェックしてください。
引っ越し・転居の際に役所ですべき手続きとは?順番や持ち物も解説
荷造り
引越し当日までに少しずつ荷造りをしていきましょう。
日常的に使う予定のないものから、順に荷物を梱包していきます。
荷物は、場所ごとに分けて梱包すると、引越し後の荷ほどきがスムーズです。
段ボールには「本」や「衣類」などの内容物の詳細と、「リビング」「キッチン」などの収納場所を書いておくことをおすすめします。
わかりやすいよう、段ボールの上部と側面の2カ所に書いておくと良いですよ。
【旧居】引越し当日に行うこと
引越し当日に必ず行うことは次の2つです。
- 荷物の確認と運び出し
- 旧居の掃除/退去の立ち会い
こちらも、それぞれ少し詳しくみていきましょう。
荷物の確認と運び出し
荷造りした荷物を確認し、引越し業者に運んでもらうために準備します。
スムーズな引越しには、業者への指示出しも重要です。
的確な指示を出せるように準備しておきましょう。
大切な書類や貴重品などは梱包しません。
トラブルを防ぐため、手荷物として常に携帯しておきましょう。
旧居の掃除/退去の立ち会い
引越し業者が荷物を運び出したら、旧居の掃除を行います。
特に、冷蔵庫や洗濯機などが置いてあった場所は、カビやほこりが蓄積していることが多いため、念入りに掃除しましょう。
掃除をせずに退去すると、敷金の返金額に影響する可能性もあります。
退去時には、管理会社による室内の確認が行われます。
その場合は、立ち会いが必要です。
最後に管理会社に鍵を返却したら、退去が完了です。
【新居】引越し当日に行うこと
無事旧居の退去まで完了したら、次は新居での作業が必要です。
新居で入居当日に必要なことは、次の2つです。
- 部屋の確認と荷物の搬入
- 新居のライフライン開栓
それぞれ、やるべきことを詳しく確認しましょう。
部屋の確認と荷物の搬入
新居へ到着したら、引越し業者に預けた荷物の到着を待ちます。
急な転勤での引越しの場合、入居日に初めて部屋に立ち入るケースもあるかと思います。
荷物を待っている間に軽く掃除をして、キズなどがあれば、写真に撮って記録しておきましょう。
部屋の状態を記録しておくことで、次の退去時にキズなどを指摘された場合、入居前からあったことが証明できます。
引越し業者が到着したら、どこに何を運ぶかを指示しながら、スムーズな搬入をサポートしましょう。
新居のライフライン開栓
新居へ到着したら、ライフラインの手続きを行います。
電気・水道は入居当日の立ち会いは不要ですが、ガスの開栓には立ち会いが必要です。
ガス開栓の立ち会い日は入居日より後に設定することも可能ですが、開栓の手続きが完了するまで、ガスが使用できません。
シャワーを浴びることができなかったり、料理ができなかったり、暖房を使えなかったり…と、不便なことも多いため、当日に開栓手続きを完了させることをおすすめします。
引越し当日を無事乗り越えられればひと段落ですが、引越し後にも必要な手続きがあります。
引越しの後にする手続きについては「引っ越し後にやることをチェック!必要な手続きを確認しよう」でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
急な転勤で、引越しが「間に合わない!」とならないために
急に決まった転勤の場合、引越しの準備時間の少なさに「間に合わない!」と焦ってしまいがち。
そんな場合でも、引越しをスムーズに進めるためのコツをご紹介します。
荷物を減らす
引越しはものを減らす良い機会です。
不要品は思い切って処分しましょう。
荷物が少なくなれば、それだけ荷造りの手間も減ります。
引越し会社によっては有料で、不用品を回収してくれるサービスを行なっている場合もあります。
見積もりの際に相談しても良いでしょう。
自分で処分する場合は、収集日が限られていることも多いので、早めに処分を始めましょう。
車を使えるのであれば、地域の工場やゴミ処理場などに直接不要品を持ち込むことも可能です。
プロのサービスを利用する
時間が限られている場合、引越し業者の梱包サービスなどの利用も検討しましょう。
費用はかかりますが、業者に荷造りを任せると大幅に手間が省け、ほかの準備に集中できます。
仕事をしながらの引越し準備では、会社の業務の引継ぎ作業も同時並行で進めていくことも多いです。
優先事項を決めると、何の作業をしなければならないかも明確になり、落ち着いて準備を進めることができます。
オンライン手続きを活用する
ライフラインや各種手続きは、オンラインで完了できるものが多くあります。
オンラインならば、24時間受付可能。
引越し作業に忙しい中でも、サイトから簡単に手続きできるので、ぜひ活用しましょう。
平日の昼間は仕事で手続きができないという方にもおすすめです。
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まとめ
●急な転勤での引越しの際の最優先事項をチェック
急な転勤が決まったら、単身赴任か家族帯同かを確認し、まずは新居の決定と退去の連絡を行いましょう。
新居が決まれば、引越し日までのスケジュールを立てます。
スムーズに進めるため、できるだけ細かい計画を立てるのがおすすめです。
●スピーディな引越しには段取りがポイント!
新居が決まったら、引越し当日までに、ライフラインや住民票の手続きを行い、荷造りを始めます。
引越し当日は、荷物の確認と運び出しをし、旧居の掃除をします。
新居に着いたら、部屋の確認と荷物の搬入を行い、新居のライフラインの開栓に立ち会います。
●少ない時間で引越しをスムーズに進めるコツ
限られた時間で引越しを行うために、不要品の処分や、引越し業者の梱包サービスの利用を検討しましょう。
最近では、オンラインで手続きが完了するものも多くあります。
時間の短縮になるので、ぜひ利用しましょう。
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著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!