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北海道・札幌の単身赴任にかかる生活費は?節約方法も

2024.11.27 更新

こんにちは、北ガスの工藤です。

 

北海道・札幌への単身赴任が決まった、または単身赴任になりそう…という方にとって気がかりなことは、生活費ではないでしょうか。

 

今回は、北海道・札幌へ単身赴任をする際にかかる生活費について解説します。

生活費を抑えるポイントについてもお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

支出

 

 

北海道・札幌へ単身赴任をすると生活費はいくら?

北海道・札幌への単身赴任が決まったら、まず気になるのが生活費です。

特に初めて北海道で生活する方にとっては、どのくらいの生活費を見込めばよいのかわからないかもしれません。

総務省統計局の「家計調査 家計収支編(2023年)」より、まずは、北海道・東北地方と全国の消費支出額(単身世帯のうち勤労者世帯)を比較してみましょう。

  • 全国:182,114円
  • 北海道・東北地方:174,143円

 

そこまで大きな差は見られないものの、北海道・東北地方での単身者の生活費は、全国平均よりやや安く抑えられる傾向にあります。

 

では、生活費の内訳を少し詳しく見ていきましょう。

 

北海道・札幌への単身赴任でかかる水道・光熱費

全体的には、全国平均よりも生活費が抑えられる北海道ですが、全国平均より費用がかかるのが「光熱費」の部分です。

 

同じく総務省統計局の「家計調査 家計収支編(2023年)」より、単身世帯・勤労者世帯の水道・光熱費は以下の通りです。

  • 全国平均:11,489円
  • 北海道・東北:14,828円

 

北海道などの寒冷地では、冬場の暖房利用が多いため、全国平均より高くなっています。

 

単身赴任でかかるその他の生活費

光熱費以外の部分は費用を抑えやすいのが北海道。

住居や食事に関する費用もみてみましょう。

項目 全国平均
(単身世帯・勤労者世帯)
北海道・東北
(単身世帯・勤労者世帯)
住居費 31,527円 22,443円
食料
(うち外食)
43,617円
(14,269円)
39,322円
(9,614円)
交通・通信費 26,266円 27,870円

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編(2023年)

 

北海道・東北地方において、住居費の平均は22,443円ですが、こちらは持ち家の管理費も含んだ金額となります。

また、賃貸であっても、会社から住宅費の補助が出ていたり、社宅や寮に住んでいたりするケースもあるでしょう。

 

一般的に、単身赴任では賃貸物件に住むケースが多いと思いますが、札幌市の家賃の平均は、1R/1Kで3〜5万円ほど。

1DK/1LDKになると、4〜6万円ほどが相場です。

 

間取りや駅からの距離のほか、都市ガスかプロパンガスかなど家で使用するエネルギーによっても家賃は変動します。

 

食費も、全国平均に比べると低い傾向にあります。

単身赴任では外食も多くなることが予想されますが、外食費も全国平均に比べるとかなり安いことがわかります。

 

北海道でも札幌市への単身赴任の場合は、車が不要なことも多いですが、郊外へ単身赴任するなら、車の購入費用や維持費用も考えておく必要があります。

 

 

単身赴任の生活費を節約する方法は?

コスト

単身赴任は、会社からの補助などが出るケースも多いですが、それでも生活費は可能な限り抑えたいもの。

生活費を抑えるコツについて、取り組みやすいものをご紹介します。

 

会社の福利厚生を活用する

単身赴任の場合、次のような手当が支給されることが多いです。

  • 家賃補助
  • 帰省手当
  • 引越し手当 など

 

会社によって内容や金額は異なりますが、利用できる手当はすべて活用し、自己負担を軽減することが大切です。

 

特に引越し費用は会社が負担してくれるケースが多い項目です。

転勤の引越し費用の負担については、「転勤の引越し費用は誰が負担する?負担の範囲や注意点を確認!」で解説しておりますので、参考にしてください。

 

家計簿をつける

家計簿をつけることで、何にどれだけお金を使っているのかを把握できます。

手書きで家計簿をつける方法もありますが、スマートフォンアプリを活用するのもおすすめです。

 

単身赴任を機に家計を見直すなら、固定費を抑えることが効果的です。

固定費の節約については、こちらのコラムもご覧ください。

固定費を節約して家計を見直し!節約方法を徹底解説

 

嗜好品を減らす

仕事帰りや公共料金の支払いなどでコンビニをよく利用する方は要注意です。

うっかりタバコやお酒、スイーツなど、必要のないものまで買ってしまう…という日もあるでしょう。

 

スーパーやネットショッピングでまとめ買いをするなど工夫して、無理のない範囲で無駄な出費を防ぎましょう。

 

エネルギーの使い方を見直す

電気やガスは、次のような工夫で節約が可能です。

 

【電気代の節約方法】

  • 長時間使用しない家電はコンセントを抜く
  • 照明をLEDに取り換える
  • 古い家電は省エネ性能の高いものに買い替える など

 

【ガス代の節約方法】

  • 鍋底から炎がはみ出ないよう火力を調節する
  • シャワーヘッドを節水タイプに変える
  • 暖房器具のタイマー機能を活用する など

 

一つひとつは小さいですが、積み重ねで効果が目に見えてきます。

習慣化できれば、無理なく節約できるようになりますよ。

 

家賃を抑える工夫をする

生活費の大部分を占める家賃は、以下のポイントに気をつけることで抑えることができます。

  • 毎月の手取りの3分の1以下を目安に物件を探す
  • 住宅と駅の近さやオートロック等にこだわりすぎない

 

家賃を抑えようとするあまり、断熱性や気密性の低い物件を選んでしまうと、冬の光熱費が大きな負担になってしまう可能性があります。

不動産屋さんとも相談しながら、快適性と費用のバランスを取れる物件を探しましょう。

 

北海道・札幌への引っ越しの注意点については、「北海道・札幌への引越しの注意点は?冬場の光熱費に要注意!」もご覧ください。

 

 

北海道・札幌の単身赴任の生活費削減は光熱費がカギ!

北海道・札幌で単身赴任をする場合、生活費の節約は光熱費がカギ。

 

気象庁によると、札幌の2024年の1月の平均気温は-1.8℃、同年1月の東京都の平均気温は7.1℃です。

 

寒さが厳しい分、特に北海道・札幌での暮らしは冬の暖房費が高くなりがちです。

寒さを我慢せず、少しでも光熱費をおトクにするためには、電気料金がおトクな電力会社を選んだり、ガスや電気のセットプランを活用するのがおすすめです!

 

北海道・札幌での単身赴任は北ガスで光熱費をおトクに

北ガスでも、おトクな「北ガスの電気」を提供しています。

 

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電気料金がどれくらいになるかは、「でんき料金おトク診断」からシミュレーションいただけます。

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北ガスの電気は、もちろん賃貸住宅でもご契約いただけます。

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単身赴任の際には、電気やガスの手続き以外にも、やることがたくさんあります。

急な単身赴任が決まった際は、「急な転勤で引越し!「間に合わない!」と困らないための引越しの進め方」もぜひご参考ください。

 

 

まとめ

●北海道・札幌で単身赴任する際の月平均支出額は17万円前後

2023年の北海道・東北地方の消費支出額(単身世帯のうち勤労者世帯)は、174,143円。

北海道・東北地方の暮らしでは、全国平均と比較すると生活費を抑えられる傾向にありますが、水道・光熱費については、負担が大きくなります。

 

●単身赴任の生活費を節約しよう

単身赴任の生活費を節約するには、家計簿をつけて支出を把握したり、嗜好品を無理のない範囲で減らすなどの工夫をしてみましょう。

単身赴任が決まったら、会社の福利厚生もしっかりチェック。

立地や設備にこだわりすぎず、家賃を抑えられる物件を探すことも大切です。

 

●北海道・札幌の生活費削減には光熱費がカギ

北海道・札幌での単身赴任は、冬の光熱費負担が大きくなりがち。

電気料金がおトクな電力会社を選んだり、ガスや電気のセットプランを活用しましょう。

北ガスの電気」なら、冬の寒さを我慢せずに電気代を節約。

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著者情報

工藤 鉄也(くどう てつや)
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー

工藤 鉄也(くどう てつや)

こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!