北海道・札幌への引越しの注意点は?冬場の光熱費に要注意!
2024.09.26 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
北海道といえば、美味しい食べ物や魅力的な観光地、豊かな自然などを思い浮かべる方も多いでしょう。
ですが、「住む」ということになると、引越す前に注意点などはしっかり調べておきたいですよね。
今回は、北海道・札幌への引越しの予定がある方に向けて、知っておくべき注意点や魅力についてお話しします。
特に冬場の光熱費については注意が必要ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
北海道・札幌へ引越し!知っておきたい注意点
北海道の中でも特に栄えているのが、道庁所在地でもある札幌。
日常生活に必要な買い物や公共施設などについて全国と大きな違いはありませんが、居住するにあたっては北海道ならではの注意点があります。
そこでまず、北海道・札幌への引っ越しが決まったら、知っておくべき注意点についてお話しします。
住宅事情
札幌に引越しする際、まず知っておきたいのが住宅事情です。
特に賃貸を選ぶ際は、北海道ならではの費用が発生するので注意が必要です。
北海道は寒冷地ならではの暖房機器を使用している住宅が多く、賃貸ではFF式暖房機というものが使われているケースがあります。
これは、壁面に設置した暖房機が外の空気を吸って燃焼し、燃焼後の排気は外に排出する仕組みのストーブです。
また、北海道では暖房や給湯のエネルギー源として都市ガス、灯油、LPガスなどが使用されています。
エネルギー源に灯油が使用されている場合は、灯油は自動的に給油されることが一般的です。
給油の依頼などは必要なく、暖房等で灯油を使用した分が請求されます。
そしてこの暖房機(ストーブ)の清掃代は、初期費用に含まれる形で入居者が負担をするケースが多くあります。
そのほかにも、浴室やキッチンなどの水回りの清掃代が初期費用に加算されることも多いです。
冬の寒さと積雪量
北海道といえば冬の寒さや雪が想像できるでしょう。
札幌市は12月から2月の間には最低気温がマイナス10度以下の日もある等、11月から3月ぐらいまでの間には多量の積雪も観測されます。
積雪量は地域によって差があり、札幌市内で比較的人が多く住んでいるエリアだと北区のあいの里や太平が積雪量の多い地域といわれています。
札幌のエリア別積雪量については、札幌市の「札幌市内の累計降雪量・積雪深」もご覧ください。
マフラーや手袋、耳あてなどの防寒グッズを揃えることはもちろん、除雪作業は日常的な光景になりますから、車を持つ予定ならスコップや長靴の準備は必須です。
アウターは、おしりまで隠れるくらいのコートを1着持っておくと安心です。
マイカー選び
札幌は公共交通機関が充実していますが、マイカーがあると便利な場面も多いです。
また、北海道はとても広いため、地域によっては車がないと日常生活で不便を感じることもあるでしょう。
勤務先や通学先との兼ね合いもあるので、車を持つかどうかは慎重な検討が必要です。
雪のない地域から移住する場合は、冬場の運転には特に気を付けましょう。
四輪駆動車やスタッドレスタイヤは必須アイテムになります。
また、遠隔で車のエンジンをかけられるエンジンスターターの取り付けを検討するのがおすすめです。
車に乗る前にエンジンをかけて窓の氷を溶かし、車内を温めておくことができますよ。
寒い時期の光熱費
北海道への移住で特に注意したいのが、冬場の光熱費です。
冬の寒さで暖房費が高くなることが多く、全国的に見ても北海道の光熱費は高い傾向にあります。
都市ガス、プロパンガス、灯油、オール電化…など、どのエネルギーで暖房を使うかによっても光熱費は大きく変わります。
北海道へ引越す際は、住居や電力・ガス会社は、光熱費をできるだけ抑えることを考慮して選ぶことが重要となるでしょう。
北海道・札幌への引越しで光熱費を抑える方法については、次で詳しくご紹介します!
なお、引越しの際の準備については「引っ越しする際のスケジュールの立て方・やることは?スムーズに進めるためのチェックリストも!」でも詳しく解説しています。
あわせて参考にしてくださいね。
北海道・札幌への引越しで注意したい冬場の光熱費!抑える方法は?
引越しの際には冬場の光熱費が高いことに注意が必要、ということは想像しやすいことでしょう。
では、冬場にかさむ光熱費を抑えるにはどのような工夫があるのでしょうか。
ここでは、引越しの際に重視したい3つのポイントを説明します。
- 部屋の選び方を考える
- 電力会社を吟味する
- 都市ガス物件を選ぶ
部屋の選び方を考える
光熱費を抑えるためには、まず部屋選びが重要です。
防犯の面から2階以上の部屋を選びたいと考える方は多いでしょう。
ですが、北海道については2階の部屋であっても、車庫の真上の部屋は底冷えするので注意が必要です。
部屋が寒くて辛いのは光熱費がかかること以上に避けたいところです。
新築や築浅の物件は断熱性能が高いので、暖房効率が良くなります。
また、日当たりの良い鉄筋コンクリート造の部屋も暖かさをキープしやすいのでおすすめです。
寒さに悩みづらい賃貸の選び方については「賃貸物件が寒いのはなぜ?原因や対策、寒くない物件選びのコツ」でも詳しく解説しています。
電力会社を吟味する
2016年の電力小売全面自由化にともない、自由に電力会社を選べるようになりました。
現在は、ガス会社や大手通信会社、石油会社などさまざまな会社が電力事業に参入しています。
各会社が扱っているサービスと一緒に申し込むことで電気料金の割引が受けられたり、ポイントが付与されたり、各社さまざまなサービスを用意しています。
北海道では、オール電化の住宅を除き、メインの暖房にはガスや灯油が使われることが多いものの、こたつやポータブル式のパネルヒーター、エアコン暖房などを併用する方も多いです。
さらに、暖かい飲み物を作るのに電気ケトルを使ったり、夜は電気毛布を使ったり…と、冬場は電気代も何かとかさむもの。
少しでも電気代がおトクな電力会社を選ぶことが大切です。
北ガスでも電気のサービス「北ガスの電気」を提供しています!
契約件数は、25万件を突破しました(2024年6月末時点)。
北ガスの電気はガスと同時に申し込むと、ガス・電気の手続きを1回で済ませることができ、電力量料金も4%程度おトクに。
さらに、ご使用のガス機器によっては、電力量料金が合計で約4〜7%おトクになるケースも。
電気代がおトクで切り替え手続きも楽な「ガス・電気セット」をぜひご検討ください!
電気料金がどれくらいになるのかをシミュレーションできる「でんき料金おトク診断」もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
電気の乗り換えは、引越し後、状況が落ち着いてからでも可能です。
冬の光熱費が心配になってきたら、ぜひ「北ガスの電気」をご検討ください!
北海道のおすすめ電力会社については「北海道の電力会社のおすすめは?新電力のメリットや電気料金の比較も」でも詳しく解説しています。
あわせて参考にしてくださいね。
都市ガス物件を選ぶ
暖房費を抑えるなら、都市ガス物件がおすすめです。
プロパンガスと比べて、都市ガスの方が一般的に安い傾向にあります。
ただし、札幌市内でも都市ガスの物件は非常に人気が高く、検索しても空室が少ないこともあるので根気強く探しましょう。
北ガスでは、都市ガスを使用した賃貸マンションとして「EFUTE(エフュート)」を展開しています。
「EFUTE」は、分譲マンションレベルの「断熱性」と「遮音性」を標準仕様とし、結露の防止や上下階の生活音に対する問題に可能な限り配慮しています。
また、暖房機器には体に優しい輻射暖房「パネルヒーター」を標準装備!
さらに「エコジョーズ」や「北ガススマートリモコン」を導入し、賃貸住宅でも、快適性と省エネを両立したくらしを実現します。
「EFUTE」の建物性能と省エネ設備により、一般的な賃貸住宅と比較して光熱費が4割近く※も安くなる試算です。
※電力負荷2,760kWh/年、暖房負荷5,600kWh/年、給湯負荷2,600kWh/年、厨房負荷340kWh/年の場合
なお、ガスをはじめとした燃料費の比較については、こちらのコラムもご覧ください。
北海道・札幌への引越しの良いところも!
北海道・札幌への引越しには、魅力もたくさんあります。
ここからは、北海道・札幌で暮らす魅力を紹介しましょう!
豊富なグルメ
札幌と言えば、グルメの街としても有名です。
新鮮な海産物、ジンギスカン、スープカレー、ラーメンなどが有名ですよね。
春夏秋冬、それぞれの旬の食材を使った料理も堪能できます!
魅力的な観光地
札幌市内には大通公園や時計台、すすきのなど観光スポットが充実しています。
さらに、小樽や富良野、ニセコなど、魅力的な観光地へのアクセスも良好です。
週末にちょっと足を伸ばせば、自然豊かな景色を楽しめるのが魅力といえるでしょう。
四季折々の美しい景色や広大な大地を体験できるのも、札幌暮らしの醍醐味ですね。
ウインタースポーツ
冬の楽しみと言えば、ウインタースポーツがあげられるでしょう。
札幌近郊にはスキー場がたくさんあるので、日帰りでスキーやスノーボードを気軽に楽しめます。
ニセコやトマム、ルスツなどは海外の方にも人気の観光地。
ウインタースポーツ好きの方にとっては、天国のような環境かもしれません。
安価な賃貸初期費用
北海道に住む際のうれしいポイントをもう一つあげると、札幌は、ほかの大都市と比べて賃貸の初期費用が比較的安いということです。
暖房清掃費や水回りの消毒費などが上乗せされるケースがあるものの、敷金・礼金がない物件も多く、引越しの初期コストを抑えられる可能性があります。
まとめ
●北海道への引越しの注意点は北海道ならではの寒さ
北海道・札幌は冬の寒さが厳しい地域です。
住居やマイカーの選び方にも北海道ならではの事情があります。
冬の光熱費も高い傾向にあるため、コストを抑える工夫が大切です。
●北海道の冬の光熱費を抑えるポイントは3つ
光熱費を抑えるために重視したいポイントは「部屋選び」「電力会社選び」「都市ガス使用」です。
北ガスでは、都市ガスのほか、「北ガスの電気」も提供しています。
ガスと電気を同時契約することで、手続きが1回で済み、電力量料金もおトクに。
北ガスが展開する賃貸マンション「EFUTE(エフュート)」は、冬も暖かく、省エネに過ごせます。
●北海道は魅力的な場所もたくさん!
北海道は美味しいグルメと豊かな自然、有名な観光地も多くあるなど、魅力的な面もたくさんあります。
引越しの初期費用が比較的安いので、新生活のスタートへの経済的負担も軽減できますよ。
北海道・札幌への引越しなら、光熱費を抑える住居・電力・ガス会社選びが大切!
ぜひ、北ガスの「ガス・電気セット」を検討してみてはいかがでしょうか。
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