子連れ引越しの手続きリストで漏れなし・安心の引越しを!
2025.06.24 更新
子育て中のご家庭にとって、引越しは荷物の移動以上に「手続きの多さ」が大きな悩みの種。
特に、子ども関連の手続きは「どんな手続きが必要なの?」「いつまでに何をすべき?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、引越しで必要となる子ども関連の手続きと、引越し全体をスムーズに進めるコツを詳しくご紹介!
子連れ引越しで必要な手続きリストとしてぜひご活用ください。
目次
子連れで引越しするときに必要な手続きリスト
子連れでの引越しには、子どもに関する特有の申請や手続きが多数発生します。
具体的には、次のような手続きが必要です!
- 転園・転校の手続き
- 児童手当の手続き
- 乳幼児医療費助成・子ども医療費助成の手続き
- 子育て支援パスポートの手続き
- 予防接種関連の手続き
- かかりつけ医の変更手続き(必要に応じて)
これらの手続きについて、忘れてはいけない重要な内容を整理してご紹介します。
転園・転校関連の手続き
引越しが決まったら、まず最初に行うべきなのが幼稚園・保育園や学校(公立小学校・公立中学校)への連絡です。
できるだけ早めに連絡し、準備を進めましょう。
【現在通っている園・学校での手続き】
- 転園・転校の報告と退園・転校手続き
- 在学証明書、教科書給与証明書の発行依頼
- 必要書類の準備
【転入先の園・学校での手続き】
- 園の空き状況の確認と入園申し込み
- 転校の申し込み
【基本となる必要書類・持ち物】
退園届、転園届、就労証明書、所得の証明書類、住民票、在学証明書、教科書給与証明書、転入学通知書 など
転入学通知書は、転居手続きを済ませると役所でもらえるものです。
在学証明書・教科書給与証明書と一緒に転校先の学校に提出します。
なお、手続きの流れや必要書類については、ご家庭の状況や園・学校によって異なることがあります。
私立の小中学校では転校先の学校で編入試験が必要になるなど、子どもへの負担もあります。
その点は事前にしっかり話し合っておく必要があるでしょう。
役所での各種手当・助成関連の手続き
子育て世帯が受けている各種手当や助成は自治体ごとの管理となっています。
転入・転出届と同時に手続きを行いましょう。
児童手当
手続きが遅れると支給が止まってしまうため、忘れないように注意しましょう。
【手続き】
- 引越し前:引越し前の自治体窓口で児童手当受給事由消滅届を提出し、所得課税証明書を発行してもらう
- 引越し後:引越し後の自治体窓口で認定請求書を提出(転入から15日以内)
同一市区町村内の引越しでは、住所変更届のみでOKです。
【必要書類・持ち物】
所得課税証明書、健康保険証、印鑑、預金通帳、本人確認書類 など
乳幼児医療費助成・子ども医療費助成
子どもの医療費負担を軽減する重要な制度です。
自治体によって助成内容や年齢制限が異なるため、引越し先での制度内容を事前に確認しておきましょう。
【手続き】
- 引越し前:引越し前の自治体窓口で受給資格者証を返却し、所得課税証明書を取得
- 引越し後:引越し後の自治体窓口で新規申請
こちらも、同一の市区町村内での引越しでは、住所変更の手続きのみで大丈夫です。
【必要書類・持ち物】
子どもの健康保険証、所得課税証明書、本人確認書類、印鑑、マイナンバーカード など
子育て支援パスポート
子育て支援パスポートは、地方自治体と企業・店舗が協力して割引や優待サービスを提供する制度です。
全国共通展開が進んでいますが、協賛店舗や内容は各自治体で異なります。
北海道の場合は、「どさんこ・子育て特典制度」という名前で実施されています。
【手続き】
- 引越し前:引越し前の自治体窓口へ子育て支援パスポートを返却
- 引越し後:引越し後の自治体窓口で新規申請
【必要書類】
身分証明書、母子手帳 など
医療関係の手続き
子どもは急に体調を崩すことも多いため、引越し先での医療機関のチェックは欠かせません。
予防接種関連
予防接種スケジュールは自治体ごとに管理されているため、転入先の自治体の予防接種の接種券(または予診票)が必要となります。
【手続き】
- 転入先での予防接種スケジュール確認
- 未接種分の把握と接種計画の調整
- 引越し先で予防接種の接種券(または予診票)の再発行申請
【必要書類・持ち物】
母子手帳、子どもの健康保険証、本人確認書類、お薬手帳(処方されている薬がある場合) など
かかりつけ医の変更(必要に応じて)
子どもに継続的な治療が必要な場合、現在のかかりつけ医から紹介状をもらって転院の手続きをしておきましょう。
【手続き】
- 引越し先の医療機関をあらかじめ調べておく
- 現在のかかりつけ医に転院の旨を伝え、紹介状を依頼
その他の住所変更手続き
日常生活に関わるさまざまな契約の住所変更も忘れずに行いましょう。
例えば以下のようなものがあります。
【手続き】
- マイナンバーカードの住所変更
- 習い事の住所変更または退会
- 子ども名義の銀行口座の住所変更
- 学資保険の住所変更
- 自転車防犯登録の住所変更 など
引越しでは、子ども関連の手続き以外にも、やるべきことがたくさんあります。
子ども関連の手続きを優先するあまり他の手続きが抜けてしまっては、引越しがスムーズに進みません。
子ども関連の手続きに加え、以下のような引越し手続きも忘れずに進めましょう。
- 転出届・転入届(住民票の移動)
- 国民健康保険・国民年金の住所変更
- 運転免許証・自動車の住所変更
- 電気・ガス・水道などのライフライン手続き
- インターネット・携帯電話の住所変更
- 郵便物の転送手続き
- 銀行・クレジットカードの住所変更 など
引越しで必要となる手続きについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
引越しでやること&スケジュールの立て方を紹介!チェックリストPDFも活用を!
子連れでの引越しをスムーズに進めるコツ
子連れ引越しをスムーズに進めるためには、事前の準備と工夫が欠かせません。
以下のポイントを押さえて、子どもにとっても負担の少ない引越しを実現しましょう。
余裕のあるスケジュール作成
子連れの引越しは必要な手続きも多く想定以上に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
子どもの体調不良や急な用事で予定が変更になることも考慮し、重要な手続きは早めに済ませておくと安心できます。
荷造りの工夫
子どもがいると、荷造りも思うように進まないことが多いものです。
子どもが保育園や学校に行っている間、または就寝後の時間を有効活用することが重要です。
まずは、荷造りの優先順位を決めましょう。
子どもの手の届かない場所から荷造りを始め、日用品や子どもの荷物は最後にまとめるのがポイント。
荷造りのコツについては、こちらのコラムも要チェックです!
業者サービスの活用
引越し業者のおまかせパックを活用するのも一つの方法です。
荷造りから荷解きまで専門スタッフが対応してくれるので、手間を最小限に抑えられます。
また、一時的にベビーシッターやファミリーサポートなどを利用して、各種手続きや荷造りに集中できる時間を確保する方法もあります。
こちらのコラムでは、引越し手続きの効率化やその際に活用できるサービスなどをご紹介しています。
引越し手続きがめんどくさい!簡単に済ませるコツとおすすめサービス
食事と生活リズムの維持
意外に大切なのが、子どもの食事と生活リズムを崩さないこと。
慣れない状況に子どもが不安を感じて体調を崩してしまう等、思わぬところで手が止まってしまう可能性があります。
特に引越し前日や当日はバタバタして食事の準備が大変なので、テイクアウトや宅配サービスなどの利用がおすすめ。
事前にリサーチをして、子どもが食べられるものを確保しておきましょう。
食事や就寝・起床時間など普段の生活リズムを維持することで、子どもが安心して過ごせる環境をつくることができます。
手続きの効率化
引越しの手続きは、役所へ出向いたり、電話をかけたりと、特に小さな子どもがいるとなかなか進められないものです。
役所で同時に行える手続きについては、事前にリストアップしておき、一度に済ませられるように準備しておきましょう。
一部の自治体では、オンラインでの手続きも対応している場合もあるため、事前に確認しておくと便利です。
こちらのコラムもぜひヒントにしてみてください。
引越し・転居の際に役所ですべき手続きとは?順番や持ち物も解説
また、電気・ガス・水道・インターネットなど、それぞれ手続きが必要なライフライン関係は、できるだけセット契約にしてまとめると一度で手続きが済ませられるのでおすすめです。
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また、引越しのタイミングでよりおトクな電力会社を選ぶことで、長期的な節約効果も期待できます。
子育て世帯は電気使用量が多く電気代も高くなりやすい傾向があるため、ライフスタイルにあった電力会社やプランをしっかりチェックしてくださいね。
電力会社の変更は引越し後でも可能ですので、落ち着いてからでもぜひ検討してみてください。
まとめ
●子連れの引越しで必要な手続き
子連れの引越しでは、通常の一般的な引越し手続きに加え、子ども関連のさまざまな手続きが必要です。
最優先となる転園・転校手続きのほか、役所での児童手当や助成関連の手続き、予防接種関連の手続きなどがあります。
また、学資保険や銀行口座など子どもが契約者となっている契約の住所変更手続きも必要です。
●子連れの引越しをスムーズに進めるコツ
子連れの引越しを効率的に進めるには、早めに準備を進め、余裕のあるスケジューリングが重要です。
荷造りも子どもが園・学校に行っている時間を活用する、日用品は最後にまとめるなど計画的に進めましょう。
引越し業者のおまかせパックなどを活用するのもおすすめです。
ライフラインの手続きは、できるだけまとめて1回で!
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電気の乗り換えは、引越し後にゆっくり検討することもできます。
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