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セントラルヒーティングとは?仕組み・メリット・効率の良い使い方

2023.08.01 更新

こんにちは、北ガスの工藤です。

 

セントラルヒーティングとは暖房システムの一種で、1つの熱源機と複数の端末機で家全体を暖めるという特徴があります。

北海道などの寒冷地で使われることの多い暖房システムですが、詳しい仕組みや種類をご存じでしょうか。

 

そこで今回は、セントラルヒーティングについて解説します。

セントラルヒーティングの仕組みや特徴、メリット・デメリットに加えて、セントラルヒーティングを効率的に、そして光熱費を抑えて使う方法などもお伝えします。

セントラルヒーティング

 

 

セントラルヒーティングとは?仕組みと種類を解説

セントラルヒーティングとは、1つの熱源機と複数の端末機で家全体を暖める暖房システムです。

 

一般的には、ボイラーで温水を作り、それを循環パイプで各部屋に設置したパネルヒーターなどの端末機へと巡らせ、ふく射熱と自然対流によってじんわりと部屋を暖めます。

ふく射熱とは、遠赤外線などの熱線(電磁波)によって伝わる熱のことで、温度の高い物体から低い物体へ熱が伝わるという特徴があります。

 

熱源機はボイラーが一般的で、エネルギー源は電気・ガス・灯油などさまざまです。

 

セントラルヒーティングは大きく分けて、「温水式」と「温風式」の2種類があります。

 

温水式

ボイラーで作り出した温水を循環パイプで巡らせ、パネルヒーターなどで部屋を暖める仕組み。

「セントラルヒーティング」というと、一般的にこの温水式を指します。

熱損失が少なく、一戸建てなど大きな建物も効率的に暖めることができます。

 

温風式

巨大なファンヒーターのようなシステムで温風を循環パイプに巡らせる仕組みです。

温水式と比べて冷めやすい特徴があるため、小規模の建物向きです。

 

 

セントラルヒーティングのメリット・デメリットとは

セントラルヒーティングは家全体を暖める仕組みなので、家の中で温度差ができにくいことが大きなメリットです。

温度差による結露の発生やヒートショックなどの心配も少ないですよ。

 

一方でデメリットとしては、熱源機と各部屋のパネルヒーターなどの端末機、それをつなぐ循環パイプが必要なため、初期費用が高いことが挙げられます。

一般的に、セントラルヒーティングの初期設置費用はボイラー本体価格+端末機価格×台数分+工事費で150万円前後といわれています。

 

都市ガスへの切り替え

 

 

セントラルヒーティングの効率の良い使い方

窓の下にあるセントラルヒーティング

セントラルヒーティングは基本的に24時間稼働させておく暖房システムといわれていますが、実はエネルギー源によって変わります。

 

エネルギー源が電気の場合は、24時間つけっぱなしの方が節約になります。

電気は立ち上がりに時間がかかるため、その際のエネルギー消費量が大きいからです。

外出時や就寝時にこまめにオンオフをすることはおすすめできません。

 

エネルギー源がガス・灯油の場合は、立ち上がりが早くエネルギー消費量が小さいので、長時間の外出や就寝時には止めた方が節約になります。

 

ご家庭のエネルギー源にあわせた使い方をしてくださいね。

 

また、短時間で暖めたいときは、エアコンや石油ストーブなどの暖房器具と併用する方法もあります。

上手に組み合わせて、効率的に使いましょう。

 

なお、冷気が伝わりやすい窓側にパネルヒーターを設置することで、冷気が足元に降りてくる「コールドドラフト」現象を防げます。

足元が冷えなければ、低めの温度設定でも体感温度は高くなり、快適に過ごせますよ。

 

セントラルヒーティングの節約方法については「セントラルヒーティングの節約方法は?北海道はつけっぱなしが良い?でさらに詳しくご紹介しています。

ぜひあわせてご覧ください。

 

 

セントラルヒーティングはエコジョーズがおすすめ!

セントラルヒーティングのエネルギー源はガスや灯油、電気などの選択肢がありますが、おすすめはガスボイラーのエコジョーズ!

 

エコジョーズは少ないガス量で効率よくお湯が沸かせる、省エネ性能の高いガスボイラーです。

電気や灯油のセントラルヒーティングと比較して、年間の光熱費が下がる可能性がありますよ!

エコジョーズとガス発電のコレモを導入して、さらに光熱費がおトクに。

燃料別光熱費比較

※延床面積120㎡の一戸建て住宅で、4人家族、設定温度23度、暖房時間24時間。詳細な試算条件はこちらでご確認ください。

 

北ガスには、セントラルヒーティング向けの「ゆ~ぬっく24ネオ」という料金メニューがございます。

使用量が多くなると単価が下がる設計となっており、暖房でガスの使用量が増える冬場も安心してお使いいただけます。

 

【ゆ~ぬっく24ネオ(家庭用セントラルヒーティング契約料金)】

北海道ガス株式会社 料金表一覧より

 

省エネガスボイラーのエコジョーズでセントラルヒーティングを導入するメリットなどを、「エコジョーズでセントラルヒーティング!メリットやガス代の目安は?」で詳しくご紹介をしていますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

まとめ

●セントラルヒーティングとは、1つの熱源機と複数の端末機で家全体を暖める暖房システム。

ボイラーで温水を作り、循環パイプで各部屋のパネルヒーターなどの端末機へ巡らせて、ふく射熱と自然対流によって部屋を暖めます。

 

●セントラルヒーティングのメリットは、室内の温度差ができにくいこと。

温度差による結露やヒートショックの心配も少ないことなどがメリットといえます。

デメリットとしては、初期設置費用が高いことが挙げられます。

 

●セントラルヒーティングは、エネルギー源によっておすすめの使い方が変わります。

電気であれば24時間つけっぱなし、ガス・灯油であれば長時間の外出や就寝時には停止するのがおすすめです。

短時間で部屋を暖めたいときは、エアコンなどの暖房器具と組み合わせるのも良いでしょう。

パネルヒーターを窓側に取り付ければ、コールドドラフト現象を防いで体感温度が上がるので、低めの温度設定でも快適に過ごせます。

 

●セントラルヒーティングのエネルギー源は、熱効率の良い省エネガスボイラーのエコジョーズがおすすめ!電気や灯油のセントラルヒーティングと比較して、光熱費を抑えられる可能性があります。

北ガスではセントラルヒーティング用の料金メニューを用意しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
おトクになった事例もぜひご覧ください!

 

都市ガスに切り替えておトクに快適に 都市ガスへの切り替え

著者情報

工藤 鉄也(くどう てつや)
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー

工藤 鉄也(くどう てつや)

こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!

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