一人暮らしにかかる費用はいくら?出費を抑えるコツもご紹介
2024.04.24 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
一人暮らしをスタートするには、初期費用がかかるもの。
初めての一人暮らしなら、毎月の生活費もどのくらいかかるのかよくわからなくて心配ですよね。
そこで今回のコラムでは、一人暮らしにかかる費用をまとめてご紹介!
初期費用として最初にかかる費用、毎月かかる生活費に分けて紹介しますので、これから一人暮らしをする予定がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
一人暮らしにかかる初期費用の目安
一人暮らしをスタートする際には、さまざまな初期費用が発生します。
賃貸住宅を借りるための初期費用から、引っ越し代、家具や家電の購入費など、まとまった支出になるので目安を知っておきたいですよね。
一人暮らしをスタートする際にかかる初期費用の内訳とその目安をご紹介します。
敷金:家賃1か月分程度
賃貸住宅を借りる際に、家賃滞納への備えや退去時の原状回復費用の担保として、大家さんへ預けるお金です。
特に使うことがなければ、退去時に原状回復費用を差し引いた分が戻ってきます。
礼金:家賃1~2か月分程度
賃貸契約締結時に、お礼として大家さんに支払うお金です。
こちらは戻っては来ません。
北海道では礼金なしの物件も多いです。
前払い家賃:家賃1か月分
家賃支払いは翌月分の家賃を前月に支払う前払いサイクルが一般的です。
そのため、入居時には翌月家賃をまとめて支払います。
鍵の交換代など:2万円程度
賃貸物件によって、入居時の鍵の交換や水回り清掃など別途費用がかかる場合があります。
仲介手数料:家賃1か月分程度
賃貸契約を仲介した不動産会社へ支払う手数料です。
賃貸契約の仲介手数料は上限が「家賃1か月分+消費税」と、法律で決められています。
引っ越し代:4万円~10万円程度
引っ越し業者に依頼する場合の料金相場です。
荷物の量や距離、依頼する時期などによっても費用が異なります。
引っ越し業者に依頼する際の費用相場については、こちらもご覧ください。
引っ越し業者の費用相場をチェック!料金の内訳や費用を抑える方法も
家具家電の購入費用:20万円~
家具や家電を一通り買い揃えるためにかかる費用の目安です。
こちらも購入内容によって費用は大きく異なります。
敷金、礼金、仲介手数料といった住居に関わる初期費用は家賃と連動しているので、家賃によってその総額が異なります。
一人暮らしを始める際にかかる初期費用は、総額で家賃の4~6か月分程度といわれます。
例えば家賃が月7万円だとすると、敷金・礼金・前払い家賃・仲介手数料が各1か月分だった場合の総額は28万円。
そのほか引っ越し代などの費用を合わせると、40万円~60万円ほどの費用がかかる計算になります。
一人暮らしで毎月かかる費用の目安
続いて、毎月かかる生活費についても目安を見ていきましょう。
総務省統計局の「家計調査 家計収支編(2023年)」によると、単身世帯の消費支出の平均は16万7,620円です。
その中でも最低限必ずかかる費用は、家賃、食費、光熱費、通信費などでしょうか。
まず、家賃についてですが、総務省統計局「家計調査 家計収支編 (2023年)」によると、単身世帯で民営借家を借りている人の平均家賃は53,085円です。
なお、家賃は収入の25%程度に収めると無理なく支払えるともいわれています。
国税庁の令和4年民間給与実態統計調査によると、20代の給与所得者の平均給与は330万5,500円。
330万円の25%は82万5,000円なので、月々の家賃は7万円以下程度が目安になるでしょうか。
そのほかの生活費についても、家計調査では単身世帯の平均を以下のように示しています。
- 食費:42,049円
- 水道光熱費:13,045円
- 交通通信費:21,654円
- 保険医療費:7,367円
- 教養娯楽費:18,794円
- 交際費:13,731円
- 被服費:4,447円
- 家具・家事用品費:5,760円
※総務省統計局 家計調査 家計収支編(2023年)より
新生活の準備には費用の把握以外にもやることがたくさん!
こちらのコラムで、一人暮らしを始めるための手続きや流れなどを詳しくご紹介していますのでぜひあわせてご覧ください。
初めての一人暮らし!やることは?流れや手続きを知って準備を進めよう
一人暮らしでかかる費用や初期費用を抑えるコツ
先ほどご紹介したように、一人暮らしにかかる費用は平均で月17万円程度。
家賃や生活スタイルによって必要な費用は変わりますし、人によって収入も異なるので、できるだけ節約に取り組みたいものですよね。
一人暮らしでかかる費用を抑えるコツを紹介しますので、ぜひ取り組んでみてください。
物件選びに注意して家賃を抑える
駅から距離がある、築年数が古い、1階の部屋などは、家賃が安い傾向にあります。
セキュリティや利便性などに注意しながらも、妥協できる部分は妥協すると家賃を抑えられますよ。
家賃を抑えられると、それに連動する住居の初期費用も抑えられます。
また、最近は敷金礼金が0円の物件やフリーレント(家賃無料)期間がある物件もあるので、そのような視点でチェックもしてみましょう。
引っ越し作業をできるだけ自分でする
引っ越し業者の費用は、荷物が多いほど、作業が多いほど費用が高くなります。
梱包や搬送は自分でできる範囲は自分で行い、業者へ依頼する範囲を最小限にすることで引っ越し費用を抑えることができます。
3月の引っ越しシーズンは繁忙期で料金も高い設定になっているので、可能であれば引っ越し時期をずらすのもおすすめです。
自炊をする
外食を減らして自炊を増やせば、交際費や外食費を抑えて節約になります。
安いお店や特売日などをチェックして、まとめ買いをすることで食費も節約を!
光熱費を節約する
電気をこまめに消す、水道を流しっぱなしにしない、シャワーの時間を短縮するといった工夫も節約の第一歩!
物件選びの段階で、断熱性の高い住宅、省エネタイプの住宅設備が設置されている住宅を選ぶと、冷暖房効率が良く光熱費の節約にもなります。
また、電力自由化に伴い、契約する電力会社を自由に選べるようになりました。
自分のライフスタイルに合った電力会社・料金プランを選ぶことで、光熱費を抑えられるかもしれません。
(※賃貸の場合は物件や条件などによるため、個別にご確認ください)
北海道への引っ越しなら、ガスや電気は北ガスへ!
引っ越し先のガスが北ガスの場合、電気も「北ガスの電気」にまとめて、毎月の光熱費をおトクに!
「電気・ガスセット」で電気とガスの契約先をまとめることで、光熱費の管理も楽になります。
▼最短5分で手続き完了!詳しくはこちら。
また、引越し後でも電気の乗り換えは可能です。
「北ガスの電気」なら、お手続きはWebで3分!
北ガスグループのガスを利用していなくても契約することができます。
電気の乗り換えは、引っ越し後落ち着いてからでも大丈夫ですよ。
まとめ
- 一人暮らしにかかる初期費用の目安
一人暮らしを始める際には、住宅の初期費用や引っ越し代などがかかります。
住宅の初期費用は総額で家賃の4~6か月分程度が目安。
引っ越し代や家具・家電の購入費なども含めると、40万円~60万円ほどの費用がかかることも珍しくありません。
- 一人暮らしで毎月かかる費用の目安
総務省の統計によると、単身世帯の一か月の支出は17万円程度。
家賃は収入の25%以下程度に収めると無理なく支払えるといわれ、初めての一人暮らしをする20代なら5万~7万円程度が目安でしょう。
- 一人暮らしでかかる費用や初期費用を抑えるコツ
一人暮らしでかかる費用を抑えるには、物件選びや自炊、光熱費の節約などに注意を!
家賃が安い物件を選べば、それに連動する初期費用も抑えられます。
また、ライフスタイルに合った電力会社や料金プランを選ぶことで電気料金を抑えられるケースもあるので、ぜひチェックしてみてください。
北海道への引っ越しなら、ガスや電気は北ガスをご検討ください!
引っ越し先のガスが北ガスの場合、電気も「北ガスの電気」にまとめて、毎月の光熱費をおトクに!
「電気・ガスセット」で電気とガスの契約先をまとめることで、光熱費の管理も楽になります。
著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!