光熱費(電気・ガス・水道)の節約方法をご紹介!平均額もチェック
2024.02.27 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
電気代、ガス代、水道代などの水道光熱費。
光熱費は毎月かかるものなので、できるだけ節約したいですよね。
しかし、光熱費を節約するには、具体的にどのような対策をすれば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
今回は、光熱費を節約するための方法を解説!
光熱費の平均額もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
光熱費の平均額は?いくら節約できそうかチェックしよう
具体的な節約方法を見る前に、世帯人数ごとの光熱費の平均額をチェックして、現在かかっている光熱費とどのくらい差があるのか確認しましょう。
総務省統計局の2022年の家計調査年報によると、世帯人員別の水道光熱費の1か月あたりの全国平均額は下記のとおりです。
世帯人員 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 |
電気代 | 6,808円 | 11,307円 | 13,157円 | 13,948円 |
ガス代 | 3,331円 | 4,900円 | 5,555円 | 5,427円 |
その他光熱費 | 843円 | 1,600円 | 1,445円 | 1,005円 |
上下水道料 | 2,116円 | 4,229円 | 5,500円 | 6,196円 |
参照:総務省「家計調査/家計収支編 総世帯 詳細結果表 2022年|e-Stat」
また、2人以上の世帯のデータになりますが、北海道に絞って金額を見てみると、1か月あたりの光熱費の平均支出金額は以下の通りです。
2人以上の世帯 | |
電気代 | 13,084円 |
ガス代 | 4,810円 |
他の光熱費 | 7,536円 |
上下水道料 | 5,212円 |
参照:総務省「家計調査/家計収支編 二人以上の世帯/都市階級・地方・都道府県庁所在市別 2022年|e-Stat」
ご自分の世帯の光熱費は平均と比較して高いでしょうか?低いでしょうか?
世帯人数にかかわらず、光熱費の中でも電気代が高額になるケースが多いことがわかります。
電気は照明や家電などで使う時間も長いため、電力使用量を削減することが光熱費節約のポイントとなりそうですね。
もちろんガス代や水道代についても節約に効果的な方法があるので、次でご紹介していきます。
水道光熱費は住んでいる地域によって金額が異なり、北海道の場合は「その他光熱費」として冬場の灯油代の負担が大きい家庭もあります。
灯油代を含め、光熱費の決まり方については「光熱費の仕組みは?電気代・ガス代・灯油代はこう決まる!節約方法も」でご紹介しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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光熱費を節約するポイント
光熱費を節約するための具体的な方法について、電気・ガス・水道に分けて見ていきましょう。
電気代の節約方法
電気代を節約するには、下記のような方法が効果的です。
家電や照明の使い方を見直す
テレビなどの家電は、使っていない時間には主電源を切りましょう。
待機電力を削減できるので、電気代節約につなげることができます。
エアコンは、スイッチを入れてすぐの稼働開始時に大きく電力を消費します。
こまめに電源を切ったり入れたりすると電気代が高くなる可能性があるので、短時間の外出の際などには付けっぱなしにするほうが節約できることもあります。
冷蔵庫の扉の開閉時間や回数を減らしたり、使わない部屋の照明を切ったりするなど、電力を消費する家電や照明器具の使い方を見直してみましょう。
電気代の節約につながる家電の使い方については「電気代の節約・節電の方法を詳しく解説!電気代が高くなる原因も知ろう」でも詳しく解説しています。
省エネ家電に買い替える
近年、少ない電力消費量で使用できる省エネ家電が数多く販売されています。
エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの電力消費が大きな家電ほど、古いものから新しい省エネ家電に買い替えることで光熱費節約につながるでしょう。
また、蛍光灯をLED照明に付け替えることも節電に効果的です。
省エネ家電は購入費用が高額になることもありますが、ランニングコストを大きく節約できる可能性もあるため、数年で初期費用を回収できる場合もあります。
支払い方法を見直す
電力会社への支払い方法によっては割引が適用されたりポイントが貯まったりすることもあるので、見直してみましょう。
例えば、口座振替で支払うことで「口座振替割引」が適用されることがあります。
また、クレジット払いを利用した場合、クレジットカード会社や電力会社のポイントが貯まることも。
電力会社やクレジットカード会社の契約や特典を確認して、よりおトクな支払い方法を検討してみてくださいね。
料金プランや契約アンペア数を見直す
現在契約している電気料金プランや契約アンペア数も見直してみましょう。
電力会社によっては基本料金が異なるプランが提供されていたり、電気を使用する時間帯によって電気料金が変わるプランを選択できたりすることもあります。
家族の生活スタイルや電気を使う時間帯に合わせてプランを見直すことで、光熱費の節約につながります。
電力会社を切り替える
電力自由化により、消費者は好きな電力小売会社と契約することができます。
大手電力会社だけでなくさまざまな企業が電力の小売事業に参入し、それぞれの企業からおトクな料金プランが出ています。
電気やガスを同じ企業で契約した場合のセット割引や、企業独自のポイント還元などの特典やキャンペーンを利用できる場合もありますよ。
今より安くおトクに契約できる電力会社への切り替えを検討してみましょう。
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ガス代の節約方法
ガス代を節約するためには、家庭でのガスの使い方やガス会社の契約プランを見直すことが効果的です。
また、プロパンガスから都市ガスに切り替える、ガス会社の乗り替えを検討するのも良いでしょう。
詳しく解説していきます。
お風呂やキッチンでのガスの使い方を見直す
入浴時や料理をする際など、家庭でガスを使う場面での使い方を見直してみましょう。
2人以上の世帯の場合、お風呂の追い炊き回数をなるべく減らすために、湯船にふたや保温シートをかぶせるなどの工夫をするのがポイントです。
キッチンでは、下茹でをガスコンロでなく電子レンジで済ませることでガスを節約できます。
お湯もコンロでなく電気ケトルで沸かすなど、家電を活用しましょう。
ガスコンロの周りに油汚れや焦げ付きなどが付いたままだと、ガスの噴出口が詰まって火力や熱効率が弱くなってしまうこともあり、ガス料金が上がる原因になることも。
コンロ周りはこまめに掃除して、効率的に調理できる環境を整えることも大切です。
プロパンガスから都市ガスに切り替える
日本で主に使われるガスには、プロパンガスと都市ガスの2種類があります。
プロパンガスはボンベの配送や交換にコストがかかるので、一般的にプロパンガスのほうが都市ガスよりもガス代が高めに設定されています。
現在プロパンガスを使っていて、都市ガスも利用できるエリアや物件に住んでいるのであれば、都市ガスへの切り替えを検討してみましょう。
ガス会社や料金プランを見直す
都市ガスの自由化により、契約するガス会社は自由に選べます。
電気と同じく、さまざまな会社から特色ある料金プランが出されているので、料金プランや契約内容を比較して切り替えるのも光熱費の節約につながるでしょう。
水道代の節約方法
水道代を節約するには、お風呂やトイレ、洗濯機などの節水を心がけることが大切です。
また、キッチンでは節水するためにいくつかポイントがあります。
具体的な方法について見ていきましょう。
お風呂やトイレ、洗濯機で節水を心がける
お風呂でシャワーを使う際に、流す必要がないときにも水を出しっぱなしにしていませんか?
シャワーをこまめに止めたり、節水できるシャワーヘッドに付け替えたりして、水の使用量を減らしましょう。
トイレで水を流す際には、状況にあわせてレバーの大と小を使い分けるのも有効です。
節水型のトイレもあるので、リフォームを検討している場合は採用すると節水効果が期待できます。
洗濯機を使う際には、洗剤を入れすぎずに既定の量にすることで、少ない水でも汚れを効率的に落とすことができます。
「洗い」の段階で使う水は、お風呂の残り湯を使用するのも効果的です。
キッチンで節水を心がける
キッチンでは、蛇口に「節水コマ」を取り付けることで流水量を減らすことができます。
野菜や食器を洗う際には、水を流すのではなく水を溜めて洗うと節水につながりますよ。
また、鍋や食器をガス給湯器のお湯で洗っている場合は、食器洗い乾燥機を使ったほうがトータルの水道光熱費を抑えられる傾向があります。
まとめ
●光熱費(電気・ガス・水道)の世帯人数別の平均額と比較しよう
北海道の場合は、その他の光熱費として灯油代の負担が大きい家庭もあります。
●光熱費の具体的な節約方法もチェック!
電気代の節約には、家電や照明の使い方を見直し、省エネ家電に買い替え、支払方法や契約プランの見直し、電力会社を切り替えるなどの方法があります。
ガス代を節約するには、お風呂やキッチンなどでのガスの使い方を見直し、プロパンガスから都市ガスへの切り替えや、ガス会社や契約プランの切り替えを検討してみましょう。
お風呂やトイレ、洗濯機の使い方を見直し、キッチンでも節水できるように工夫することで、水道代も節約することができるでしょう。
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著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!