テレワーク・在宅勤務で電気代はどれくらい上がる?節約術とプランの見直しポイント
2025.06.30 更新
働き方の多様化により、テレワークや在宅勤務を取り入れる企業が増えています。
通勤時間がなくなり、働きやすくなった一方で、自宅で過ごす時間が増えたことで電気代の増加に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「テレワークを始めてから電気代が高くなった」「どこを節約すれば効果的なのかわからない」と感じている方に向けて、テレワーク中の電気代が上がりやすい要因や効果的な節約方法をご紹介します。
自宅での仕事効率を落とすことなく、賢く電気代を抑えるコツを身につけましょう!
目次
テレワーク・在宅勤務の電気代が増える主な原因は?
テレワークや在宅勤務によって電気代が上がる理由を詳しく見ていきましょう。
パソコンの電気代
テレワークの必需品であるパソコンは、種類によって消費電力が大きく異なります。
ノートパソコンを業務時間中継続して使用した場合、月の電気代は数百円程度。
一方、デスクトップパソコンでは消費電力がより大きくなるため、ノートパソコンの倍以上の電気代がかかることがあります。
また、パソコンのほかにディスプレイやプリンターなどの周辺機器も使っていると、より電気代がかかります。
冷房・暖房の電気代
テレワーク中の電気代で最も大きな割合を占めるのがエアコンです。
家庭用エアコンを長時間使用した場合、冷房では月数百円~数千円、暖房では一万円近くの電気代がかかることも。
涼しいといわれている北海道でも、近年の夏はエアコンが必須の状況となってきており、夏場のエアコン代にびっくりしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
冬は暖房の使用時間が長くなるため、特に暖房にかかる電気代の負担が大きくなる傾向があります。
テレワーク中に足元用こたつやホットカーペットを使用すると、その分の電気代もかかります。
照明の電気代
在宅の時間が長くなれば、照明をつけている時間も長くなります。
メインの照明とデスクライトなど、複数の照明を同時に使用するケースも多く、消費電力が増える要因に。
また、オフィスでは消灯が徹底されていても、自宅ではつい意識が薄れてしまうことがあり、電気代が余計にかかっている可能性もあります。
その他の電化製品
テレワーク中は、電子レンジやプリンター、スマートフォンの充電など、さまざまな電化製品を使用する機会が増えます。
そのほか、「今日は家にいるから、シーツを洗おう」「通勤時間が省けたから、いつもより念入りに掃除機をかけよう」など、仕事とは直接関係のないところで電気代がかかってしまっている可能性も。
これらの電気使用量も積み重なると、月の電気代に影響を与えます。
テレワーク・在宅勤務中にできる電気代節約の工夫
テレワーク中でも快適に仕事をしながら電気代を上手に節約する方法をご紹介します。
すぐに実践できる簡単なものから、少し工夫が必要な方法まで、無理のない範囲で取り組んでみてくださいね。
パソコン
パソコンに搭載されている省電力設定を使うと、自動で電力消費を抑えてくれます。
また、画面の明るさを下げるだけでも消費電力を抑えられるので、ディスプレイの輝度を調整してみましょう。
使っていないUSB機器や周辺機器は、電力消費の原因になるので取り外してくださいね。
ノートパソコンの場合は、充電ができていたら電源プラグを抜きましょう。
90分以内の離席ならスリープ、それ以上ならシャットダウンと使い分けると節電になります。
エアコン
エアコンは自動運転モードの設定が最も省エネになります。
手動で微風や弱風に設定すると、設定温度に達するまでに時間がかかり、かえって電気代が高くなることがあります。
適切な設定温度を心がけ、室内の空気循環を良くすることでより効率的にエアコンを使用できます。
また、定期的なフィルター掃除も重要です。
エアコンのフィルターが汚れていると、本来の性能を発揮できず、冷暖房の効きが悪くなります。
結果として、設定温度に到達するまでに時間がかかったり、設定温度を下げてもなかなか快適にならなかったりするため、無駄な電力消費が増えます。
フィルター掃除の頻度の目安は、お掃除機能なしの場合は2週間に1回、お掃除機能ありの場合はエアコンを使うシーズンの始めと終わりです。
また、室外機の周辺に物があると効率良く熱を逃せないため、こちらも電気代がかかってしまう原因に。
室外機の周りには何も置かないようにしましょう。
照明
日中は自然光を最大限活用しましょう。
デスクを窓際に配置し、カーテンを開けて作業することで照明の使用時間を短縮できます。
白熱電球を使っている場合は、LED照明に交換することで消費電力を大幅に削減できます。
LED照明は初期費用こそかかりますが、長寿命で電気代も安いため、長期的に見ると経済的です。
照明を使わないときはこまめに消して、無駄な電気を使わないようにしましょう。
こちらのコラムでは電気代節約の具体的な方法を詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
電気代節約におすすめのテレワーク・在宅勤務スタイル
電気代を無理なく節約するために、日常生活の中で簡単に取り入れられる工夫をご紹介します。
勤務時間と電気使用の調整
電気料金プランによっては、特定の時間帯の料金が安く設定されている場合があります。
その場合は、電気料金が安い時間帯に集中して作業すると、電気代を抑えることができます。
また、日中は自然光を活用し、人工照明の使用を最小限に抑えることが重要です。
窓の近くに作業スペースを設けたり、レースカーテンなどで適度に光を取り入れると、照明がなくても明るい環境で作業しやすくなります。
また、個人の生活習慣や企業の規則にもよりますが、早い時間から作業を開始して、照明が必須の夜は早めに作業を切り上げるようにするのも良いでしょう。
節電家電の活用
省エネ性能の高い家電への買い替えを検討しましょう。
特に照明のLED化は節電効果が高く、すぐに実践できます。
古い機種のエアコンを使用している場合は、最新の省エネモデルへの交換で大幅な節電効果が期待できます。
電気料金プランの見直し
テレワークをきっかけに、今まで気になっていなかった電気代の負担が大きく感じることもあるでしょう。
しかし、テレワーク中の冷房や暖房、パソコン、周辺機器などの節電に力を入れすぎて、快適な作業環境が維持できなくなってしまっては本末転倒です。
料金プランを見直すことで、同じ使用量でも月々の電気代を抑えることができる場合があります。
プラン見直しの際は、まず電気の使用状況を把握することが重要。
毎月の電気使用量や、在宅勤務の頻度を確認して、ご自身にとって最適なプランを選択しましょう。
出社勤務が多いタイミングで契約したプランは、日中家を空けることを前提とした料金設定になっているかもしれません。
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テレワークにかかる電気代の節約には限界があります。
自分に合った電気料金プランに見直して、快適な環境を維持したまま、電気代の負担を軽減しましょう!
電気料金のプランの選び方には押さえておきたいポイントがあります。
こちらのコラムで詳しくご紹介しておりますので、あわせて参考にしてくださいね。
電気のプランの選び方を解説!自分に合ったプランで無理なく節約を
まとめ
●テレワーク・在宅勤務で電気代が増える主な原因
パソコンの継続使用、冷房・暖房の長時間稼働、照明の点灯時間延長が主な要因です。
中でもエアコンによる電気代の増加が最も大きな割合を占めるため、効率的な使い方が節約のカギとなります。
●すぐに実践できる電気代節約の工夫もある!
パソコンの省エネ機能の活用やエアコンの適切な温度設定、LED照明への交換は、手軽に実践できて節約効果も大きい工夫です。
日中は自然光を取り入れることで大きく節電できます。
●電気代対策のための環境づくりも大切
勤務時間の工夫、省エネ家電の導入、電気料金プランの見直しを組み合わせることで、電気代の節約につながります。
電気料金プランは、テレワーク・在宅勤務のスタイルにマッチしているかどうか要チェック。
適切な電気料金プランに変更することで、快適な作業環境を維持したまま、電気代の負担を軽減できる可能性があります。
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