エコジョーズのサイズを確認!号数や大きさの違い、選ぶポイントは?
2022.03.18 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
エコジョーズで毎日快適にお湯を使うためには、家族の人数などにあわせて適切なサイズ(号数)を選ぶことが大切!
今回のコラムでは、エコジョーズのサイズについて解説します。
エコジョーズのサイズ(号数)による違い、本体の大きさはどれくらいか、サイズの選び方や設置場所を考える際のポイントについてご紹介します。
エコジョーズのサイズは?号数の違いや大きさ、選び方を確認
エコジョーズとは、少ないガス量で効率的にお湯を沸かす省エネ性能の高いガスボイラーです。
給湯機能だけのものと、給湯機能と暖房機能を兼ね備えた一体型のものがあります。
エコジョーズのサイズは「●号」と号数で表されます。
これは、「 『水温+25℃』のお湯を1分間に何L供給できるか」が示されており、たとえば16号だと「『水温+25℃』のお湯を1分間に16L供給できる」ということになります。
エコジョーズの号数が大きいほど一度にたくさんのお湯を供給できる、つまり一度にたくさんのお湯を使うことができます。
号数による違いや選び方の参考をご紹介しますね。
20号
シャワーとキッチンで同時にお湯を使っても快適です。
ただし、水温が低い冬には2カ所で使うと湯量が少ない可能性があります。
2~3人暮らしのご家庭におすすめのサイズです。
24号以上
シャワーに加え、キッチン、洗面所など2カ所の水栓で同時にお湯を使っても、1年を通していつでも快適にお湯を使えます。
4人以上など家族の人数が多いご家庭におすすめです。
「号数が大きくなれば本体サイズも大きくなるのでは?」と思われるかもしれませんが、実は号数の違いでエコジョーズのサイズは変わりません!
パワフルな24号であっても、オール電化・灯油システムに比べて大変コンパクトです。
ただし、エコジョーズのサイズが大きくなればなるほどガス代も高くなるため、大きければ大きいほど良いというものでもありません。
家族の人数や来客の有無、お湯の使い方などライフスタイルを考慮して、大きさを選びましょう。
エコジョーズのサイズを選ぶ際の注意点、設置方法とは?
「家族が増えたからエコジョーズを大きなサイズに変更したい!」と検討している方は、まずは業者に現場の配管やガスメーターを確認してもらうことをおすすめします。
配管の長さ、細さ、経路、給水圧などの条件によっては、大きなエコジョーズを設置しても本来の給湯能力が発揮できず、出湯量が変わらない場合があるのです。
蛇口やシャワーヘッドの大きさが影響している場合もあります。
また、一戸建てではガスメーターの能力によって取り付けできるエコジョーズのサイズが決まっています。
大きなサイズに変更する場合には、ガスメーターの能力変更も必要となる場合もあります。
また、エコジョーズの設置方法は「据え置きタイプ」「壁掛けタイプ」があります。
設置場所や設置方法は、家庭のスペースや排気方法、エコジョーズの大きさなどによって異なりますので、まずはメーカーや業者へ相談しましょう。
エコジョーズの種類もチェック!
エコジョーズには、給湯のみの「ガス給湯器」、追いだき機能も付いた「ガスふろ給湯器」、追いだき機能と暖房機能(セントラルヒーティング)が付いた「給湯暖房一体型」の3種類があります。
北海道の一戸建てでは給湯暖房一体型のエコジョーズが主流です。
賃貸住宅などでは給湯専用のタイプが設置されていることもあります。
給湯タイプは、湯はりから追いだき、保温、たし湯まで全自動の「フルオート」、湯はりから追いだき、保温までが自動の「オート」、蛇口から手動でお湯を出す「給湯専用」の3種類があります。
フルオートならお風呂のお湯の量や温度がいつでも自動で快適!
給湯専用→オート→フルオートとなるほど便利な分、価格も高くなるので、自分のライフスタイルや予算に合わせて選んでみましょう。
「エコジョーズとは?仕組みやメリットを解説!北海道でおすすめの理由も」もぜひ参考にしてみてください!
まとめ
●エコジョーズのサイズは号数で表され、その数字は「『水温+25℃』のお湯を1分間に何L供給できるか」を示しています。
号数が大きいほど同時にたくさんのお湯を使えるので、人数が少ないご家庭なら20号、多いご家庭では24号以上など、世帯人数やライフスタイルなどに合わせて選びましょう。
●自宅の配管条件やガスメーターの種類によって、設置できるエコジョーズのサイズが決まっていたり、大きな号数を設置しても給湯能力が十分に発揮できなかったりする場合があります。
大きなサイズへの交換を検討している場合は、自宅の配管やガスメーター、設置場所などを業者に確認してもらうことをおすすめします。
●エコジョーズには給湯専用、風呂の追いだき機能付き、給湯暖房一体型の3種類があり、北海道の一戸建てでは給湯暖房一体型が主流です。
光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
北ガスの「エコジョーズ」なら毎月の光熱費がおトクになります!
著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!