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セントラルヒーティングの節約方法は?北海道はつけっぱなしが良い?

2023.05.19 更新

こんにちは、北ガスの工藤です。

 

北海道では暖房にセントラルヒーティングを使っている家庭が多くあります。

基本的にセントラルヒーティングシステムは「24時間つけっぱなし」といわれていますし、光熱費が高いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、セントラルヒーティングの光熱費を節約する方法について解説!

「セントラルヒーティングは本当につけっぱなしにしたほうが良いのか?」という疑問についてもお答えします。

セントラルヒーティングシステムで手を温めている女性

 

 

 

そもそもセントラルヒーティングとは?どんな仕組み?

セントラルヒーティングは、1つの熱源機を各部屋の端末機につなぎ、家全体を暖める暖房システムなので、「全館集中暖房」「中央暖房」「24時間暖房」などとも呼ばれています。

 

一般的にはボイラーで温水を作り、それを循環パイプで各部屋に設置したパネルヒーターなどの端末機へ巡らせ、ふく射熱と自然対流によって部屋をじんわりと暖める仕組みです。

 

主に北海道のような寒冷地で多く採用され、エネルギー源は電気・ガス・灯油があります。

 

家中をまるっと暖めるので家の中に温度差がなく快適で、結露やヒートショックの心配が少ないことがメリット。

一方、熱源機と各部屋の端末機、それらをつなぐ循環パイプの設置が必要なため、初期費用が高いことがデメリットです。

 

セントラルヒーティングについて詳しくは、こちらのコラムもご確認ください。

セントラルヒーティングとは?仕組み・メリット・効率の良い使い方

 

 

セントラルヒーティングの節約方法は?つけっぱなしが良いのは本当?

モダンな家にあるセントラルヒーティングシステム

セントラルヒーティングを使用している方の中には「光熱費が高い」と感じている方もいらっしゃるでしょう。

セントラルヒーティングの光熱費を節約する方法をご紹介します。

 

【エネルギー源が電気の場合】24時間つけっぱなしが節約につながる!

セントラルヒーティングは「24時間暖房」とも呼ばれるように、24時間つけっぱなしにするのが基本的な使い方といわれています。

 

エネルギー源が電気の場合、電源を入れてから立ち上がりや暖めに時間がかかるため、暖まるまでのエネルギー消費量が大きく、こまめにオンオフをすると、かえって光熱費(電気代)がかかってしまいます。

そのため、24時間つけっぱなしにするほうが、光熱費(電気代)の節約につながるでしょう。

 

また、長時間の外出や数日ほど家を留守にする場合も、セントラルヒーティングはつけたままにするのがおすすめです。

 

【エネルギー源がガス・灯油の場合】長時間の外出や就寝時には電源オフ

セントラルヒーティングのエネルギー源がガスや灯油の場合は、立ち上がりが早く、暖まるまでのエネルギー消費量が小さいという特徴があります。

こまめにとまでは言いませんが、長時間の外出や就寝時にはセントラルヒーティングの電源をオフにしたほうが光熱費の節約になります。

 

特に北海道でガスや灯油をエネルギー源としているセントラルヒーティングを使用している場合は、24時間つけっぱなしが良いとは限らないでしょう。

 

ただし、冷え込みが厳しいシーズンは、電源をオフにすることで水道管凍結などの恐れがありますのでご注意ください。

一般的には、外気温が-4℃以下になると水道管凍結の危険性が高まるといわれていますので、状況に応じた判断が必要です。

 

パネルヒーターなどの端末機の設置場所や設定温度にも工夫を!

これからパネルヒーターを設置する、リフォームを検討しているという場合は、パネルヒーターなどの設置場所にも工夫をしてみましょう。

 

冷気が入り込みやすい窓側に設置することで、冷気が足元に降りて足元から寒くなってしまう「コールドドラフト」現象を防げます。

足元が冷えなければ、セントラルヒーティングの設定温度が低めでも体感温度は低くなり過ぎず快適に過ごせますよ。

 

また、玄関に設置すると家に入ってすぐに暖かさを感じられるため、おすすめです。

 

このように端末機の設置場所を工夫をすることで、セントラルヒーティングの温度設定を低めにすることができ、光熱費の節約につながります。

目安として、室内の温度が20度前後になるように設定すると快適に過ごせるといわれています。

 

エネルギー源の見直しも検討を!ガスボイラーの導入が節約につながる

エネルギー源を見直すことも節約につながるかもしれません。

 

セントラルヒーティングでおすすめなのは、ガスボイラーの「エコジョーズ」!

エコジョーズは少ないガス量で効率良く運転する省エネ性能に優れたガスボイラーです。

ご家庭のセントラルヒーティングのエネルギー源が電気や灯油なら、ガスに切り替えることで年間の光熱費が下がる可能性がありますよ!

 

オール電化からコレモ+エコジョーズに切り替えると光熱費がおトクに!

燃料別の光熱費比較

※延床面積120㎡の一戸建て住宅で、4人家族、設定温度23度、暖房時間24時間。詳細な試算条件はこちらでご確認ください。

 

北ガスでは、セントラルヒーティングのご家庭向けの料金メニュー「ゆ~ぬっく24ネオ」を提供しています。

使用量が多くなると単価が下がる設計なので、暖房でガスの使用量が増える冬場も安心してお使いいただけます!

 

実際のガス代の目安や、北海道の家庭でかかる年間の光熱費の比較についてはこちらのコラムで詳しくご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

エコジョーズでセントラルヒーティング!メリットやガス代の目安は?
ガス・灯油・電気で暖房費を比較!北海道でおトクなのはどれ?

 

 

まとめ

●セントラルヒーティングの仕組みやメリット
セントラルヒーティングとは、1つの熱源機と各部屋の端末機で家全体を暖める暖房システムのことで、「全館集中暖房」「中央暖房」「24時間暖房」などとも呼ばれます。
家中まるっと暖めるので、家の中で温度差がなく快適なことがメリットです。

 

●セントラルヒーティングの節約方法
セントラルヒーティングのエネルギー源が電気の場合は、24時間つけっぱなしにするのが光熱費(電気代)の節約につながります。
エネルギー源がガスや灯油の場合は、立ち上がりが早く、暖める際のエネルギー消費量も少ないため、長時間の外出時や就寝時に電源をこまめにオフにすることで光熱費の節約ができます。
これからパネルヒーターの設置やリフォームを検討している場合は、冷気が入り込みやすい窓側や玄関にセントラルヒーティングの端末機を設置することで、家を効率良く暖められます。
低い設定温度でも快適に過ごせ、節約と快適を両立できるでしょう。
ご家庭のエネルギー源を見直すことも、1つの節約方法といえますよ。

 

セントラルヒーティングの光熱費削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
おトクになった事例もぜひご覧ください!

都市ガスに切り替えておトクに快適に 都市ガスへの切り替え

著者情報

工藤 鉄也(くどう てつや)
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー

工藤 鉄也(くどう てつや)

こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!