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賃貸住宅に蓄電池は設置できる?メリット・デメリットや選び方も解説

2023.10.04 更新

こんにちは!「快適」「安全・安心」「豊か」な北ガスの賃貸住宅「EFUTE(エフュート)」を提供する北ガスライフロントの松森です。

 

災害時の備えとして、蓄電池が気になっている方も多いのではないでしょうか。

しかし、「自宅に蓄電池を設置したいけれど賃貸住宅には無理か…」と諦めていませんか?

実は、蓄電池の種類を選べば、賃貸住宅にも設置できるケースがありますよ。

 

今回のコラムは、賃貸住宅に設置できる蓄電池の特徴やその選び方について解説。

賃貸住宅に蓄電池を設置するメリットやデメリットについてもご紹介します。

 

北ガスの賃貸

 

 

賃貸住宅でも蓄電池の設置は可能!

充電器

蓄電池は戸建て住宅にしか設置できないと思っている人も多いかもしれませんが、実は必ずしもそうとは限りません。

最近は分譲マンションや賃貸住宅のような集合住宅でも、オーナーさんが太陽光発電システムや蓄電池などの設置に積極的なケースも増えているのです。

 

家庭用蓄電の設置タイプは、大きく分けて定置タイプポータブルタイプの2種類があります。

 

定置タイプ(据え置き型)は設置場所を確保し工事をして取り付けるタイプ。

据え置きといってもコンセントから充電をするタイプなら、簡単な工事で取り付け可能なものがほとんどです。

 

賃貸住宅に定置タイプの蓄電池を設置する場合は、賃貸住宅のオーナーさんや管理会社に許可をとれば可能です。

注意や配慮すべき点はありますが不可能ではありません。

 

なお、設置に関して工事が必要なものは、退去時に住宅を元の状態に戻す「原状回復」が必要です。

原状回復の範囲や想定される費用についても確認した上で設置を検討してください。

 

一方、ポータブルタイプは持ち運びも可能なコンパクトなタイプです。

こちらもコンセントから充電する仕様で、賃貸住宅でも問題なく使用できます。

 

 

賃貸住宅に蓄電池を設置するメリットとデメリット

賃貸住宅に蓄電池を設置するメリットは、非常時の備えになることです。

地震や台風、大雨などで停電になっても、蓄電池の充電があれば電気を使うことができます。

 

蓄電池には容量があるので、全ての電化製品を使うことは難しいかもしれません。

しかし、テレビやラジオで情報を収集したり、照明や空調を整えたりするだけでも安心感があるでしょう。

 

容量は大きくありませんが、ポータブルタイプの蓄電池なら、避難所へ持って行くことも可能です。

 

また、深夜の時間帯に電気単価が変わる料金プランを契約しているなら、深夜に充電をして昼間は蓄電池の電気を使うという方法で電気代の節約も可能です。

 

一方、デメリットとなり得るのは、導入コストと設置場所、作動音です。

導入の際には本体の購入価格はもちろん、大きな物だと搬入費用がかかりますし、定置タイプだと設置工事に費用がかかるケースもあります。

 

設置場所に関しても、定置タイプはもちろん、ポータブルタイプも種類によってはある程度の大きさがありますので、設置場所を確保する必要があります。

 

また、蓄電池の作動中は常に作動音がするので音が気になったり、賃貸住宅では隣の家と距離が近いのでご近所へ迷惑をかけてしまったりする可能性も。

ベランダに設置する場合などは特に配慮が必要でしょう。

 

最初から蓄電池を備えた賃貸住宅も!

北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」には、「蓄電池」「太陽光発電」「コレモ」を組み合わせた非常用電力供給システムが設置されています。

停電の際にも、お部屋の暖房・給湯や一部照明、携帯電話の充電が可能で、万が一の災害リスクへの備えも万全です。

災害などの非常時でも生活を継続でき、大切な家族とくらしを守ります。

 

バッテリー容量の大きい蓄電池をご自身で用意するとなると、設置の許可を得たり、本体の購入や設置工事に費用がかかったりと、負担に感じてしまう部分も多いでしょう。

その点、最初から蓄電池が設置されている賃貸住宅を選べば、ご自身の負担なく、住み始めたその日からリスクに備えられます。

 

賃貸住宅で停電したときの対処法や停電への備えについては「賃貸住宅で停電!対処法や対策を解説!」のコラムでも詳しくご紹介しています。

急な停電でも焦ってしまわないように、知識を付けて対策をしておきましょう。

 

 

賃貸住宅におすすめの蓄電池とは?選び方のポイントを紹介

賃貸住宅で蓄電池を設置するなら、以下の3つのポイントを押さえて選んでみてくださいね。

 

ポイント①バッテリー容量

バッテリー容量が大きいほど長時間たくさんの電気を使えるので、バッテリー容量は大きいに越したことはありません。

 

ただし、バッテリー容量が大きいほど蓄電池のサイズも大きくなります。

また、大容量の蓄電池は据え置き型がほとんどなので、設置場所や工事の可否などとの兼ね合いで判断が必要です。

 

ちなみに、一般的な4人家族の1日の電力消費量は10kWh前後といわれています。

万が一の災害への備えと考えるなら、3.5~5kWhの容量があれば安心できるでしょう。

 

ポイント②作動音

蓄電池の作動音は35~40db(デシベル)程度といわれ、これは図書館の中や閑静な住宅街の昼間と同じ程度の騒音レベルで、そう大きな音ではありません。

 

しかし、隣の家との距離が近い賃貸住宅では気になってしまう場合もあるかもしれません。

そのためできるだけ作動音が小さなタイプを選ぶことをおすすめします。

 

隣家に音が響きにくい場所に設置する、防音壁でカバーするなどの対策も検討してみましょう。

 

ポイント③設置場所

設置場所は室内とベランダなど室外の2つに分かれます。

 

一般的に室内タイプはコンパクトなため容量やパワーは少なめですが、その分音も小さめ。

室外タイプは容量やパワーがある分、サイズや音も大きめの傾向があります。

 

設置場所をどこに確保できるのかによっても選べるスペックが変わってくるので注意してください。

 

 

賃貸住宅に蓄電池の設置は可能!サイズや設置場所、工事の有無に注意

賃貸住宅に設置可能な蓄電池はコンセントから充電をするタイプで、工事が必要な定置タイプと工事不要のポータブルタイプがあります。

 

オーナーさんや管理会社の許可を得れば、賃貸住宅でも定置タイプの蓄電池の設置は可能です。

設置に際して工事が必要な場合は、退去時の原状回復についても確認してくださいね。

 

賃貸住宅で蓄電池を設置するメリットは、停電しても電気を使えるという災害の備えになること。

また、深夜に電気代が安くなるプランを契約している場合は、深夜に充電した電気を昼間使うことで電気代の節約にもなります。

ただし、蓄電池の導入費用がかかること、設置場所の確保が必要なこと、使用中は作動音がかかることがデメリットとしてあげられます。

 

賃貸住宅の蓄電池の選び方は、バッテリー容量や作動音、設置場所などがポイント。

大きな定置タイプは容量やパワーが大きくその分音も大きめ、コンパクトなポータブルタイプは容量やパワーは少なめだけれど音が小さめという傾向があります。

どのような使い方をするかによっても判断してみてくださいね。

 

北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」はワンランク上の賃貸マンションブランドです。

「太陽光発電」「蓄電池」「コレモ」を組み合わせた非常用電力供給システムにより、万が一の災害に備えます。

 

「快適」「安全・安心」「豊か」を追求したワンランク上の建物とサービスによる新しいくらしをお客さまにお届け!

札幌で賃貸物件をお探しなら、ぜひ「EFUTE(エフュート)」をぜひご検討ください。

 

北ガスの賃貸

 

著者情報

松森 拓東(まつもり たくと)
北ガスライフロント株式会社
総務企画部課長 

松森 拓東(まつもり たくと)

こんにちは!北ガスライフロントの松森です。
旭川市に生まれ、東京で10年ほど生活したあと札幌に戻ってきました。
ピアノを弾くのが趣味です。
お客さまに喜んで頂ける記事をお届けできるようがんばります!