乾太くんのメリット・デメリットを解説!おすすめなのはどんな家庭?
2025.03.27 更新
こんにちは!北ガスの酒井です。
最近、SNSなどで話題の「乾太くん」について、気になっている方も多いのではないでしょうか。
乾太くんは家事の負担を大幅に減らしてくれる頼もしい味方です!
今回のコラムでは、乾太くんの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
どんな家庭に向いているのかもお伝えしますので、導入を検討されている方はもちろん、「乾太くんって何?」「ちょっと興味がある」という方もぜひご覧ください。
目次
乾太くんとは?
「乾太くん」とは、ガス機器メーカーのリンナイが開発・販売するガス式の衣類乾燥機。
「洗濯乾燥機」ではなく、乾燥機能に特化した衣類乾燥機です。
1992年の発売以来、30年にわたって進化を続け、累計販売台数は65万台を超えるロングセラー商品です!
ユーザーからの評価も高く、実際に使用している方々の満足度はなんと99.4%!(2020年リンナイ調べ)
「一度使うともう手放せない」と評判なんです。
近年、共働き家庭が増加している中、SNSや口コミなどからまた改めて注目度が高まっています!
2020年には社団法人 日本子育て支援協会が選定する「日本子育て支援大賞2020」を受賞。
「子育てに良い商品・サービス」「実際に使って役立った」と評価をされています。
乾太くんのメリット・デメリットをチェック!
乾太くんのメリットとデメリットをそれぞれ確認しましょう。
乾太くんを導入するメリット
乾太くんには、家事の効率化や快適な暮らしにつながるさまざまなメリットがあります。
家事の負担が減る
乾太くんを導入すると、洗濯物を干したり取り込んだりする手間が大幅に削減!
洗濯物を干す場所が離れている場合は洗濯物を運ぶのも大変ですが、その手間からも解放されます。
また、高い乾燥能力で乾燥時間がとても短く、6kgの洗濯物なら約60分で乾燥が完了します。
電気式衣類乾燥器は完了までに180~300分程度かかるとされるので、比較すると1/2~1/3程度の時間で済むことになります。
天候・時間を気にせず洗濯ができる
洗濯物の外干しが不要になるため、洗濯をするタイミングに天候や時間を気にする必要がなくなります。
雨の日はもちろん、夜間や外出中でも洗濯・乾燥ができます。
洗濯物を外干ししないのは防犯面でも安心ですね。
花粉症対策になる
花粉の季節でも、外干しによる花粉の付着を心配する必要がありません。
さらに、高温乾燥により衣類に付着した花粉のアレル物質も除去できます。
生乾き臭を防止できる
80℃以上の温風で乾燥させることで、生乾き臭の原因となる菌を効果的に除去できます。
生乾きの原因となるのは、「モラクセラ菌」と呼ばれる菌。
モラクセラ・オスロエンシス ©Visuals Unlimited /amanaimages
乾太くんなら、菌の減少率99.9%で嫌なにおいの発生を防ぎ、清潔で気持ちの良い仕上がりを叶えられます。
ふわふわの仕上がりになる
ガスならではの強力な温風でタオルなどの繊維が根元から立ち上がるため、ふんわりとした柔らかい肌触りに仕上がります。
乾太くんを導入する際のデメリット
便利な乾太くんですが、考慮すべき点もあります。
導入を検討する際は、以下のポイントもしっかりチェックしましょう。
初期費用がかかる
乾太くんの設置にはガス配管の工事などが必要になります。
これから家づくりをご検討の方なら、新築時の導入がおすすめです。
ガス代がかかる
外干しで乾燥にかかる時間は0円と考えると、乾太くんを使用するのはガス代がかかってしまいます。
しかし、リンナイの試算では1回の乾燥コストは6kgで83円、9kgで128円とリーズナブル!
洗濯家事が楽になることを考えると、決して高くはないでしょう。
さらに、ガスマイホーム発電(エネファームまたはコレモ)をご利用で、北ガスのガスと電気をお使いの場合、おトクな料金メニューが適用されるため、1回の乾燥コストは6kgで43円、9kgで64円と、よりおトクにお使いいただけます!※
※リンナイ試算額および試算条件:https://rinnai.jp/lp/kanta/ より □北海道ガス㈱ ガス:家庭用コージェネレーション契約料金(料金表C適用)電気:従量電灯Bプラスマイホーム発電割(電力量料金120kWh~280kWh適用)□原料費調整額、および燃料調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金除く。
洗濯機から乾太くんへ洗濯物を移動させる手間がかかる
洗濯と乾燥を一度にできる洗濯乾燥機とは異なり、乾太くんは乾燥のみの機能。
洗濯機で洗った洗濯物を乾太くんへ移動するひと手間がかかります。
しかし、1日に2回以上洗濯をする家庭では、洗濯と乾燥を同時に行えるためかえって効率的です。
衣類によっては縮む可能性がある
電気衣類乾燥機も同様ですが、絹、ウール、綿、麻などの天然素材や、ナイロン、ポリウレタンなどの熱に弱い化学繊維は、高温乾燥によって縮む可能性があります。
ニットやポロシャツなどの編み物は、組織が押しつぶされて目が詰まることがあります。
乾燥機に限りませんが、衣類の洗濯表示はよく確認した上で使用することが大切です。
乾太くんはどのような家庭におすすめ?
乾太くんの導入がおすすめなのは、以下のような家庭です。
- 家族の人数が多い家庭
- 1日に複数回洗濯をする家庭
- 共働き家庭
- 花粉症やハウスダストアレルギーの家族がいる家庭
- 外干しが難しい地域の家庭(積雪寒冷地など)
洗濯家事の手間と乾燥時間を大幅に減らす乾太くんは、家族の人数が多く、洗濯物が多い家庭に特におすすめ!
洗濯と乾燥を別に行えるので、1日に複数回洗濯をする場合でも効率的です。
忙しい共働きの家庭でも天候や時間を問わずに乾燥できるので便利ですよ。
高温乾燥で清潔な仕上がりになるので、花粉症やアレルギー対策になるのもうれしいポイントですね。
また、北海道などの寒冷地で季節によって外干しが難しい地域にお住まいの家庭にも、乾太くんはとてもおすすめです。
寒冷地の場合、冬は気温が低く外に干しても乾きづらく、雪が降れば洗濯物に積もってしまうため、外干し不要の乾太くんが大活躍すること間違いありません。
まとめ
●乾太くんは、30年以上愛され続ける高性能のガス式衣類乾燥機
「乾太くん」は、1992年から販売されているロングセラーのガス式衣類乾燥機。
累計販売台数65万台を超える人気商品で、ユーザーからの高い評価と口コミで注目されています。
●乾太くんのメリット・デメリットを知ろう
乾太くんのメリットは、家事負担の減少や乾燥時間の短縮をはじめ、天候や時間を気にせず洗濯できること、花粉や生乾き臭対策、ふわふわな仕上がりなど。
家事の質を大きく向上させる特長が満載です。
一方で、設置費用やガス代、衣類によっては縮むことなどに注意が必要です。
●乾太くんは忙しい家庭の大きな味方
家族が多い家庭や共働き世帯、1日に複数回洗濯する家庭、積雪寒冷地にお住まいの方など、効率的な家事動線を求める家庭に特におすすめです。
現代の多忙な家庭生活において、家事の負担軽減と時短、質の良い暮らしをサポートする頼もしい味方です!
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ぜひお気軽にお問い合わせください。
著者情報

酒井 夢(さかい ゆめ)
こんにちは!北ガスの酒井です。
生まれも育ちも北海道、生粋の道産子です!
趣味は、カフェ巡りと温泉旅行です。
最近は編み物にもチャレンジしています!
みなさまの暮らしを豊かにできるような記事をお届けできるよう頑張ります!