電気温水器からポタポタと水漏れする!確認点や対応策を知ろう
2024.02.29 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
電気温水器からポタポタと水漏れしている場合は要注意!
破損や故障の可能性もあるので、すぐに水漏れ箇所や電気温水器の状態を確認してください。
今回のコラムでは、電気温水器から水漏れする場合の原因や対応策を解説。
修理する? 交換する? と迷った場合の判断基準もご紹介します。
電気温水器からポタポタと水漏れする音が!原因は何?
電気温水器からポタポタと水漏れしている場合、次のような原因が考えられます。
- 電気温水器本体の故障
- 貯湯タンクや配管の劣化、破損、亀裂
- 貯湯タンクと配管をつなぐバルブの緩み、劣化、破損
経年劣化による破損・故障・不具合や、凍結により配管が破損してしまうケースなどがあるので要注意!
ただし、本体や配管からの水漏れではなく、電気温水器の排水栓からポタポタと水が出ているのは正常です。
電気温水器は、温められて膨張した水を排水栓から排出する仕組みになっているため、電気温水器の使用中に排水栓から水が出るのは問題ありません。
電源スイッチを切っているときも排水が止まらない場合は、本体の故障や破損の可能性があります。
電気温水器でポタポタと水漏れするときの確認点と対応
電気温水器からポタポタと水漏れしている場合、まずは「どこから水が漏れているのか」を確認しましょう。
水漏れの可能性がある場所は?
水漏れが発生している可能性が高い場所は以下が考えられます。
- タンク
- 給水ホース
- 減圧弁
- 逃し弁
- 接合部分
水漏れ箇所を確認する際は、感電リスクがありますので、必ず電気温水器の電源を切った状態で行います。
水漏れ箇所が分かれば、業者や管理会社に詳しい状況を伝えることができ、その後の修理もスムーズに進みます。
まずは応急処置で対応
水漏れ箇所がわかったら、まずは応急処置として、電気温水器の給水バルブを「閉」にします。
給水バルブの位置がわからない場合は、水道止水栓を閉めると一時的に水漏れが止まります。
そのまま使用を続けるとさらに重大な故障につながる可能性もあるため、使用を中止して、早めに業者へ連絡しましょう。
また、マンションや賃貸住宅の場合は、業者への連絡ではなく、マンションの管理会社や大家さんへ連絡します。
電気温水器でポタポタと水漏れする場合、修理 or 交換の基準は?
電気温水器の故障や不具合が原因で水漏れしている場合、自分で対処はできませんので、業者へ修理や交換を依頼することになります。
必要な部分だけ修理するか、それとも新しい電気温水器へ交換するか、迷いますよね。
修理費用は、電気温水器のメーカーや機種により異なるため、業者と相談の上、進めましょう。
電気温水器の修理か交換で迷った場合は
修理するか交換するか迷った場合は、電気温水器の使用期間を1つの判断基準にしてみてはいかがでしょうか。
電気温水器の寿命は10~15年程度とされ、メーカーの標準使用期間も10年程度に設定されていることが一般的です。
修理用の部品もメーカー保管は10年程なので、10年以上使用している場合はそもそも部品がなくて修理できない可能性があります。
寿命が近くなっている電気温水器は本体も経年劣化しているので、修理しても同じような不具合や故障が繰り返し起こる可能性が高くなります。
もし10年近く使用していて不具合や故障が起きているなら、思い切って交換することをおすすめします。
交換の際は相見積を取り、交換費用だけでなく、10年間の光熱費も含めたトータルの費用で検討してみるのがおすすめです。
光熱費を考慮するなら、新しい電気温水器への交換だけでなく、ガスボイラーへの交換も選択肢に入れて考えてみましょう。
電気温水器の水漏れが起きたらガスボイラーへの切り替えもおすすめ!
電気温水器の買い替えを検討するなら、この機会に電気温水器からガスボイラーへの買い替えという「家庭のエネルギーの転換」も検討してはいかがでしょうか。
オール電化から熱効率の良い省エネガスボイラー「エコジョーズ」に変えることで、家庭の光熱費を削減できる可能性もありますよ!
※延床面積120㎡の一戸建て住宅で、4人家族、設定温度23度、暖房時間24時間。詳細な試算条件はこちらでご確認ください。
オール電化と都市ガスの光熱費の比較はこちらのコラムで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オール電化と都市ガスを比較!光熱費やメリットを詳しくチェック
また、光熱費の節約だけではなく、お湯切れの心配がないというメリットも。
オール電化の場合、電気温水器にお湯をためて使うため、たくさんお湯を使ってしまうとお湯切れしてしまう可能性が…。
ガスボイラーはパワフルな瞬間湯沸かし式ですから、使用中のお湯切れの心配がありません!
また、瞬間湯沸かし式のエコジョーズであれば、大きな貯湯タンクも必要なく、設置場所もすっきりします。
オール電化からガスに変更するには?
オール電化からガスへの変更は、大まかには次の4ステップです。
- Webでカンタンお問い合わせ
- ヒアリング(見積もり・契約・工事打ち合わせなど)
- 切替工事
- 切り替え完了・ご利用開始
切替工事では、ガス管を敷地内に引き込んだり、ガス機器の取り付けを行なったりします。
キッチンでガスコンロを使っている家庭など、すでに敷地内にあるガス管が通っている場合は、引き込み工事なしで交換が可能です。
オール電化からガスに変更する方法や工事の流れはこちらで詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
オール電化からガスに変更!費用や工事の流れ、費用節約の方法まで
まとめ
●電気給水器からポタポタと水漏れする原因は?
電気温水器からポタポタと水漏れする場合、電気温水器本体の故障や不具合、給湯タンクの破損、配管の破損などの可能性があります。
ただし、電気温水器の使用中に排水栓から水が出るのは正常です。
●どこから水漏れしているか確認を
電気温水器の水漏れの原因を確認するには、どこから水漏れしているのかをしっかりチェックしましょう。
使用中に排水栓から水が出るのは問題ありませんが、電源を切っていても常に水が出ている、本体や配管から水漏れしているという場合は、故障や不具合の可能性があります。
水漏れが確認できたら早めに設備業者へ、マンションや賃貸の場合は管理会社や大家さんに相談しましょう。
●電気温水器を修理するか交換するかで迷った際の判断基準
電気温水器の故障や不具合を修理するか、機器を交換するかは、使用期間を基準に判断すると良いでしょう。
使用期間が10年近いなら経年劣化の不具合や故障を起こしやすくなるので、交換をおすすめします。
●電気温水器からガスボイラーへの切り替えも検討を
電気温水器の買い替えを検討するなら、ガスボイラーへの切り替えもおすすめです。
瞬間湯沸かし式のガスボイラーなら、お湯切れの心配もなく光熱費がおトクに。
さらにオール電化からガスボイラーへの切り替えなら光熱費を大きく下げられる可能性があります。
光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
おトクになった事例もぜひご覧ください!
著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!