オール電化（電気温水器）でお湯がぬるい！確認点や対応策、修理or交換の基準とは

こんにちは、北ガスの工藤です。

給湯に電気温水器を使用しているご家庭で、「お湯がぬるい」「熱いお湯が出ない」と感じることはありませんか？

電気温水器でお湯がぬるい場合、電気温水器の設定ミスや不具合などの可能性が考えられます。

今回は、電気温水器のお湯がぬるい場合の原因と、チェック方法や対応策などを解説します。

電気温水器が故障している場合、修理するか・交換するかの判断基準についてもお話しますね。

オール電化（電気温水器）でお湯がぬるい原因は何？

電気温水器とは、電気ヒーターで沸かしたお湯を、貯湯タンクにためて使う給湯方法です。

電気温水器を使用している家で、お湯がぬるい・熱いお湯が出ないという場合は、次のような原因が考えられます。

電気温水器の設定温度が低い

電気温水器の設定温度によって、ぬるいお湯しか出ない場合があります。

キッチンとお風呂でそれぞれ温度設定をしていて、ぬるい温度の方が優先設定になっているケースも考えられます。

また、夏場は問題ない温度設定だとしても、冬に元々の水温自体が低くなっている場合、お湯がぬるくなってしまうこともあります。

水圧が低い

蛇口での水圧で温度調整をする電気温水器の場合、複数個所で同時にお湯を使用して水圧が低くなると温度に影響してしまう場合があります。

水栓の不具合

混合水栓でお湯と水を混ぜて温度調節をするものでは、混合水栓の不具合で温度調整が上手くいかず、お湯がぬるくなってしまうケースがあります。

電気温水器の不具合

電気温水器自体の不具合や劣化、故障によって熱いお湯が沸かせなくなっているケースがあります。

オール電化（電気温水器）でお湯がぬるいなら、ここを確認して対応を！

電気温水器を使っていてお湯がぬるいと感じるなら、まずはリモコンをチェックしましょう。

設定温度は適切ですか？ エラー表示は出ていませんか？

冬の寒い時期にお湯がぬるいなら、設定温度を少し上げてみても良いでしょう。

エラーコードが出ているなら、電気温水器の取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、コードの内容とその対処法をチェックしてください。

蛇口での水圧で温度調整をする電気温水器なら、複数箇所で同時に水道を使用せず、時間をずらすようにすれば解消する可能性がありますよ。

設定温度や水圧に問題がないのにお湯がぬるい、エラー表示が解決できないといった場合は、水栓や電気温水器自体に不具合が生じている可能性があります。

この場合は早めにメーカーへ問い合わせてくださいね。

お湯がぬるい場合の、オール電化（電気温水器）の修理・交換の基準は？

電気温水器の不具合や故障によってお湯がぬるいのなら、修理や交換が必要となります。

修理で対応するか、新しく交換するかは、電気温水器を使用している期間や保証期間によって判断しましょう。

電気温水器の標準使用期間は10～15年程度、メーカーの保証期間は5年程度（延長保証で10年程度）が一般的です。

目安として5年以内であれば修理がおすすめ。

電気温水器の寿命が近づいている場合は、一度修理をしても同じ不具合や故障を繰り返す可能性が高いので、早めに交換することをおすすめします。

また、電気温水器を交換するタイミングで、エネルギーを電気からガスへ変更することもぜひ検討してみてください。

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まとめ

●電気温水器のお湯がぬるい場合、設定温度が低い、水圧が低い、水栓や電気温水器の不具合などの原因が考えられます。

●電気温水器を使っていてお湯がぬるいと感じるなら、まずはリモコンをチェックし、設定温度が低くないか、エラー表示が出ていないかを確認しましょう。

設定に問題なく、エラー表示に従って解決ができない場合は、電気温水器自体が故障している可能性があります。

早めにメーカーへ問い合わせてください。

●電気温水器の保証期間が長く残っているなら修理を、保証期間が切れている・もうそろそろ寿命がくるという場合は交換を検討しましょう。

交換の際には、熱効率が高く光熱費のお得なガスボイラー「エコジョーズ」もぜひ検討してみてくださいね。

光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。

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