大雪による停電に注意!対策と備えを確認しよう
2022.05.10 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
近年は毎年のように災害が起こり、各地でさまざまな被害が出ています。
中でも大雪は、北海道などの寒冷地で注意したい災害のひとつ。
もしも大雪で停電してしまったら…真冬の北海道では命にもかかわる問題です。
そこで今回は、大雪による停電の備えについて解説します。
大雪で停電が起こったときのために備えておくものや、冬の停電中に効果的に体を温める方法をご紹介。
停電中でも使用可能なエネルギー源についてもお話ししますね。
大雪による停電に備えて、できる対策をチェック!
大雪による停電への備えには、電気がなくても使えるアイテムをそろえておく必要があります。
明かり、情報収集ツール、防寒の備えは最低限必要です。
明かり
明かりの確保では、手持ちの懐中電灯や置き型のランタンなど、使用時間が長いLEDタイプのものが複数あると便利。
ろうそくは火事の心配があるので使わない方が無難です。
情報収集ツール
災害の状況や避難場所を確認するためにラジオは必須です。
普段スマートフォンでラジオを聞いている方も、停電への備えでは携帯ラジオなどを準備しておくと良いでしょう。
停電するとWi-Fiは使えなくなりますし、スマートフォンの充電は連絡用にできるだけ残しておきたいものです。
乾電池の備蓄やモバイルバッテリーの充電も確認しておきましょう。
防寒
真冬に停電で暖房器具が使えないとなると、寒さから体調を崩してしまいますし、低体温症や最悪の場合は凍死のリスクも考えられます。
電気を使わない暖房器具、ブランケットや使い捨てカイロなどの防寒グッズなども必須です。
電気を使わない暖房器具には、乾電池で点火できる石油ストーブやガスストーブなどがあります。
室内で使用できるものか、換気は確保できるかなども確認しておきましょう。
カセットガスボンベで使用できるカセットガスストーブは手軽ですが、ガスボンベ1本の燃焼時間は3時間程度なので、寒さの厳しい北海道では少し心もとないかもしれません。
防寒グッズは、毛布や防寒具、使い捨てカイロのほか、災害用の保温アルミシートなども保温性が高くて便利なので、準備しておくことをおすすめします。
なお、キッチンのコンロがIHクッキングヒーターの場合は、停電時には料理ができなくなってしまうのでご注意を!
その場合はカセットガスコンロを用意しておけば、温かい飲み物や食事を準備したり、湯たんぽ用のお湯を沸かしたりすることもできますよ。
大雪による停電の備えに適したエネルギー源は?
乾電池で点火できるガスコンロやガスストーブなどは、停電時も使えるので安心!
ただし、エネルギー源がガスであっても、電源に接続して使用しているガス機器は停電すると使えなくなってしまうので注意が必要です。
例えば、電気で電源がオンオフされるガスボイラーや電気で点火するガスコンロ、ガスストーブなどは、停電すると電源がつけられなくなるのでエネルギー源がガスであっても使えないということになります。
ご自宅の設備を確認して、必要に応じた備えをしましょう。
オール電化のご家庭では、停電時には全ての設備が使用できなくなってしまうので、より停電への備えが重要となります。
停電中も住宅設備や最低限の電気を使用したいなら「コレモ」を導入することもおすすめです!
コレモとは、ガスで発電や暖房を行うガスコージェネレーションシステムです。
ガスエンジンで発電をして家庭の電力として使いつつ、発電時の排熱を有効活用してエコジョーズの暖房効率をアップします。
万が一停電が起こっても、コレモが発電中ならそのまま発電を継続!
暖房、給湯の他に、停電専用コンセントからも電力を使うことができます。
コレモの停止中に停電が起こった場合も、自立起動して発電を開始するオプションもありますよ。
停電への備えに心強い「コレモ」については「停電でガス機器は使えなくなる?コレモがあると安心な理由」でもご紹介しています。
停電しても使えるガス機器・使えなくなるガス機器についてもお話ししていますので、ぜひチェックしてくださいね。
大雪で停電!電気を使わず体を温める方法を知っておこう
冬に大雪で停電してしまうと、備蓄の暖房器具を使用したとしても、それだけでは十分に温まらないかもしれません。
そんなときに役立つ、電気を使わなくても効果的に体を温める方法をご紹介します。
温める場所を意識する
太い血管のある首のうしろや大きな筋肉がある背中などを優先して温めると、体全体が早く温まりやすいです。
また、足元が冷たいと寒さを感じやすいので、足元も意識して温めると良いですよ。
湯たんぽや使い捨てカイロ、靴下の重ね履きなどで効果的に温めましょう。
食べ物で体の中から温める
温かいスープなどで体を温めるのはもちろんですが、ニンニクやショウガなど体を温める食べ物を食べるのも良いですよ。
例えば、ショウガは80~100℃の温度で30分以上加熱することで体を温める作用が高まります。
そのため、スープや炊き込みご飯などにして食べるのがおすすめです。
ただし、生の状態で食べると発汗を促して逆に体温を下げてしまうので注意してくださいね。
まとめ
●大雪による停電への備えとして、電気がなくても使えるアイテムを準備しておきましょう。
懐中電灯やランタン、携帯用ラジオのほか、暖房用として乾電池で点火できる石油ストーブやガスストーブ、ブランケットや使い捨てカイロなどの防寒グッズも忘れずに。
キッチンがIHクッキングヒーターのご家庭は、カセットガスコンロも用意しておきたいものです。
●灯油やガスがエネルギー源だとしても、電源に接続して使っているものは、停電時は電源が入らず使えなくなってしまうので注意!
オール電化のご家庭であれば、より一層停電への備えが必要となるでしょう。
ガスで発電するコレモは、発電中に停電が起こっても電気は継続して使用可能!
停止時の停電でも自立起動・発電開始するオプションもあります。
●電気を使わず効率的に体を温めるには、太い血管がある首や大きな筋肉がある背中、寒気を感じやすい足元をしっかり温めると良いです。
ニンニクやショウガなど体を温める食べ物を食べるのもおすすめですよ。
光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
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著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!