賃貸住宅で停電!対処法や対策を解説!
2023.10.18 更新
こんにちは!「快適」「安全・安心」「豊か」な北ガスの賃貸住宅「EFUTE(エフュート)」を提供する北ガスライフロントの松森です。
賃貸住宅で突然停電が起きたら、どのような行動をとれば良いのでしょうか?
1人暮らしや周りに知り合いがいないとき、もし停電が起きたら…と不安になりますよね。
今回は、賃貸住宅で停電が起きた場合に行うべき対処法を解説します。
また、停電に備えてやっておくべきこともご紹介。
急な停電で慌てないために、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
賃貸住宅で停電したときの対処法とは?
マンションやアパートなどの賃貸住宅で停電が起こったときにはどのように対処すると良いのでしょうか。
停電時にまずやるべきことは、状況確認です。
停電が起きているのが、今いる部屋だけなのか、それとも住居全体、マンションやアパート全体、付近の地域一帯なのか、停電の規模を把握しましょう。
どういった規模で停電が起きているかによって、今後やるべき対処法が変わります。
停電の規模は、次の4つに分けられます。
- 1部屋のみ停電している
- 住居全体が停電している
- マンションやアパート全体が停電している
- 付近の地域一帯が停電している
停電の規模別に対処法をご紹介します。
まずは落ち着いて、周囲を観察しましょう。
1部屋のみ停電している
家の中の1部屋のみ停電していることがわかった場合は、ブレーカーが落ちていることが原因の可能性が高いです。
ほとんどの場合、ブレーカーの右側にある「安全ブレーカー」が落ちています。
まずはブレーカーを確認しに行き、ブレーカーが落ちていることがわかったら、停電した部屋で使用している電化製品のコンセントを抜いてください。
コンセントを抜いたら、安全ブレーカーを「入」にします。
住居全体が停電している
自分の住居全体が停電していて、隣の住居などの電気がついている場合も、ブレーカーが落ちていることが原因である可能性が高いでしょう。
このケースの場合、一番左側にある「アンペアブレーカー(サービスブレーカー)」もしくは中央にある「漏電ブレーカー」が落ちているかどうかを確認してください。
アンペアブレーカーが落ちている場合
アンペアブレーカーが落ちている場合は、電力会社と契約している以上のアンペア数の電気を使用していることが原因で停電が起きています。
電化製品などのコンセントをいくつか抜いてブレーカーのスイッチを「入」にしましょう。
漏電ブレーカーが落ちている場合
漏電ブレーカーが落ちている場合は、家のどこかで漏電が発生している可能性があります。
まず、一度安全ブレーカーを全て落としてから漏電ブレーカーを入れてください。
その後、安全ブレーカーをひとつずつ「入」にしていき、「入」にしたとき漏電ブレーカーが落ちた安全ブレーカーのみを落として、他を全て「入」にします。
漏電ブレーカーが落ちた部屋で、心当たりのある電化製品のコンセントを抜きましょう。
心当たりが無い場合は、電力会社などに相談して原因をつきとめてもらう必要があります。
マンションやアパート全体が停電している
マンションやアパートで隣の部屋も停電している場合は、建物自体の共用ブレーカーが落ちている、もしくは故障していることが考えられます。
管理人に連絡するか管理会社に電話し、対応してもらいましょう。
付近の地域一帯が停電している
自分の住んでいる建物だけでなく、付近の住居や店舗なども停電している場合は電線の工事や事故、災害など、何らかの理由で地域の電力が供給されていない状態です。
まず、電力会社のホームページやニュースなどで状況や復旧作業の見通しなどの情報を収集し、復旧まで待ちましょう。
どのくらい待てば復旧するかは停電の原因によってさまざまです。
寒さや暑さが厳しい季節は、極力体に負担が出ないよう、工夫して過ごす必要があります。
賃貸住宅で電気の使い過ぎで停電してしまうときの対策
もし、賃貸住宅で電気の使い過ぎが原因で頻繁に停電を起こしてしまう場合、どのような対策があるのでしょうか。
できる対策をご紹介します。
アンペア数を上げる
頻繁に起きてしまう停電を防ぐ方法のひとつが、供給される電力のアンペア数を上げることです。
賃貸住宅の各住宅はあらかじめ供給されるアンペア数が決められており、そのアンペア数を超えて電力を使用すると停電になります。
供給されるアンペア数は10Aから60Aまで選択できます。
現在契約しているアンペア数がわからない場合は、電力会社の請求書から確認できます。
アンペア数を上げたい場合は、まず管理会社や大家さんにその旨を伝えます。
賃貸住宅の築年数によっては、アンペア数変更の際に大がかりな工事が必要な場合もあります。
そのため、場合によっては許可がおりないケースがあることを知っておきましょう。
許可がおりたら、電力会社にアンペア数を変更したい旨を伝えます。
ブレーカーの取替えや配線工事が必要になる場合、工事に費用がかかるため、あらかじめ料金や所要時間を確認しておきましょう。
ブレーカーが落ちないように電化製品を使用する
ブレーカーが落ちないように工夫しながら電化製品を使用するのも対策のひとつ。
同時に複数の家電を使わないようにすることがポイントです。
湯沸し器を使用しているときに電子レンジを使わない、洗濯機を動かす前にドライヤーを使用する、など少しの工夫でブレーカーが落ちにくくなります。
どのような家電にどれだけの電力を使用するか、あらかじめ調べておき、供給されるアンペア数を超えないように気を付けて過ごしましょう。
工夫して過ごすのは面倒に感じる人もいるかもしれませんが、電気代が上がることなく、工事などの手間がかからないというメリットがあります。
賃貸住宅の停電に備えるにはどうすれば良い?
賃貸住宅で起こる停電に備えるためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
停電に備えるためにやっておくべきことをご紹介します。
あらかじめブレーカーの位置を確認しておく
停電が起こったときにすぐブレーカーが確認できるよう、あらかじめブレーカーの位置を確認しておきましょう。
マンションやアパートでは、玄関や洗面所、キッチンにブレーカーが設置してあるケースが多いです。
停電で暗い中あわててブレーカーを探すのは危ないため、前もって位置を知っておくと安心です。
停電時にも使えるもの・食べられるものを用意しておく
復旧までの時間が読めない災害などによる停電時に落ち着いて過ごすためには、普段からの備えが大切です。
停電に備えて、次のようなものを準備しておきましょう。
- モバイルバッテリーや電池
- 懐中電灯
- 電気無しで食べられる保存食
- カセットコンロ
- 現金 など
停電に備えて準備したものはすぐに取り出せる場所に置いておきましょう。
モバイルバッテリーは充電があるか定期的にチェックしておくことをおすすめします。
停電時の対策として、蓄電池を検討している方もいらっしゃるかと思います。
賃貸住宅で蓄電池を設置できるかなど、蓄電池についてはこちらのコラムもご参考ください。
賃貸住宅に蓄電池は設置できる?メリット・デメリットや選び方も解説
停電時の備えが整った賃貸住宅に住む
最近は、停電時でも独自の蓄電システムなどを使って電気が使用できる賃貸住宅もあります。
災害などで突然起こる停電に備え、そういった賃貸住宅を選ぶのもおすすめです!
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」は 、太陽光発電と蓄電池、ガスコージェネレーションシステム「コレモ」を組み合わせた非常用電力システムを備えています。
そのため、万一の停電でもガスが供給されている限り、暖房・給湯や一部照明、スマートフォンの充電などが可能!
特に北海道では、冬の停電時に暖房が使えなくなってしまった場合、命に関わることも…。
引越しの予定があれば、「停電時でも安心して暮らせるか」という点も一つのポイントとして、部屋探しをするのもおすすめです。
賃貸住宅で停電が起きたときの対処法を知って万一への備えを
賃貸住宅で停電したときは、まずどの程度の規模で停電が起きているのか把握するために状況確認をしましょう。
停電の規模により、対処法が変わります。
家の中の1部屋だけや自分の住居だけで停電が起きた場合は、ブレーカーのスイッチを入れることで再度電気が使えるようになります。
マンションやアパート全体で停電が起きている場合は、管理会社や大家さんに連絡を。
また、地域一帯での停電は、電力会社の復旧作業完了を待ちましょう。
電気の使い過ぎで頻繁に停電してしまう場合は、契約アンペア数を上げるのもおすすめです。
電化製品の使い方を工夫することも対策の一つです。
賃貸住宅の停電に備えるには、あらかじめブレーカーの位置を確認しておき、停電時にも使えるもの・食べられるものを用意しておきましょう。
また、停電時の備えが整った賃貸住宅に住むという方法もあります。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」は、「太陽光発電+蓄電池+コレモ」の3つを組み合わせた非常用電力供給システムを導入し、災害時も生活の継続をサポートします。
停電時でも安心して過ごせる住まいをお探しの方はぜひ、EFUTE(エフュート)をご検討ください。
著者情報
北ガスライフロント株式会社
総務企画部課長
松森 拓東(まつもり たくと)
こんにちは!北ガスライフロントの松森です。
旭川市に生まれ、東京で10年ほど生活したあと札幌に戻ってきました。
ピアノを弾くのが趣味です。
お客さまに喜んで頂ける記事をお届けできるようがんばります!