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オール電化に向いている家庭・向いていない家庭とは?電気代の目安も

2023.08.01 更新

こんにちは、北ガスの工藤です。

 

「オール電化にすれば光熱費が安くなる?」という話を聞いたことはありませんか?

しかし、必ずしも安くなるとは限りませんよ。

 

実は、オール電化は家族構成やライフスタイルによって、向いている家庭と向いていない家庭があるんです!

 

そこで今回のコラムでは、オール電化の特徴やメリット・デメリットを踏まえたうえで、向いている家庭と向いていない家庭について解説します。

オール電化の年間の電気代の目安や、オール電化の電気代を節約する方法も合わせてご紹介しますね。

おしゃれなキッチン

 

 

オール電化に向いている・向いていない家庭は?メリット・デメリットとともに解説

オール電化とは、キッチンや給湯、暖房などの家庭のエネルギーをすべて電気でまかなう住宅のことです。

調理はIHクッキングヒーター、給湯は電気温水器やエコキュート、冷暖房はエアコンや電気蓄熱暖房機などを使用します。

 

オール電化の特徴・メリットは、夜間の電気代が安いプランを利用する点です。

消費電力の大きな給湯は、夜間にお湯を沸かして貯湯タンクにためておくことで、光熱費を抑えることができます。

ただし、夜間の電気代が安い代わりに、昼間の電気代は割高になります。

 

そのため、オール電化は昼の電力使用量が少ない家庭に向いているといえます。

共働きや学生で昼間は家に誰もいない、といった家庭が該当します。

 

そのほかオール電化のメリットには、光熱費の請求を一本化できたり、キッチンで火を使わない安心感があったりすることがあげられます。

貯湯タンクにためておいたお湯は、災害時に生活用水としても使えるという点もメリットでしょう。

 

 

一方、昼間の電気代は割高なので、昼間も電気をたくさん使うという家庭にはオール電化は向いていません。

また、貯湯タンクのお湯を使い切ってしまうと、再び湯沸かしが終わるまでお湯が使えないため、お風呂やシャワーでお湯を大量に使うという家庭も向いていないといえます。

使っている途中にお湯が切れてしまうと湯沸かしまでに時間がかかってしまい不便ですし、昼間の時間帯に湯沸かしすると電気代が高くついてしまいます。

例えば、家族に専業主婦や小さな子ども、定年退職した高齢者などがいる場合や、家族の人数が多い場合がこれに当てはまるでしょう。

 

エネルギー源が電気のみなので、停電するとキッチン・給湯・暖房のすべてが使えなくなってしまうところもデメリットといえますね。

 

 

お伝えしたポイントを表にまとめますので、ご自分の家庭がオール電化に向いているのか向いていないのか、メリット・デメリットを踏まえて考えてみてください。

メリット デメリット
  • 夜間の電気代が安い
  • 光熱費の請求を一本化できる
  • キッチンで火を使わない安心感がある
  • 貯湯タンクにためておいたお湯は、災害時に生活用水としても使える
  • 昼間の電気代が割高になる
  • 貯湯タンクのお湯を使い切ってしまうと、再湯沸かしまでに時間がかかる
  • 停電するとキッチン・給湯・暖房のすべてが使えなくなる
向いている家庭 向いていない家庭
 

昼の電力使用量が少ない家庭
(​​共働きや学生で昼間は家に誰もいない、など)

 

 

昼の電力使用量が多い家庭
(昼間も家で過ごす家族がいる、家族の人数が多い、など)

 

 

 

都市ガスへの切り替えについて

 

 

オール電化の実際の電気代はどのくらい?目安をチェック!

オール電化の場合、電気代はどのくらいになるのでしょうか?

北ガスでは年間の光熱費について、オール電化の場合と、灯油やガスを併用した場合で以下のような試算をしています。

1年間のランニングコストの比較

※延床面積120㎡の一戸建て住宅で、4人家族、設定温度23度、暖房時間24時間。詳細な試算条件はこちらでご確認ください。

 

都市ガスの「エコジョーズ」+「コレモ」の組み合わせなら、従来型のオール電化家庭と比べて、光熱費を節約することができます。

 

お住いの地域や家族構成、ライフスタイルなどによっても光熱費の目安は異なります。

ご自分の家庭はどの形がお得になるのか、ぜひ考えてみましょう。

 

 

オール電化の電気代を節約する方法は?

節約する住宅

オール電化の電気代を少しでも節約するなら、電気を使う時間に気をつけることがポイント。

電化製品のタイマー機能などを使って、電気代の安い夜間の時間帯に電力を使うようにしましょう。

たとえば、洗濯乾燥機や炊飯器、食器洗い乾燥機などはタイマーがあるので、夜間に済ませることができますね。

携帯電話や電子機器の充電なども夜間を中心に行うと良いでしょう。

 

また、大きな電力を使う給湯についても工夫のしどころです。

昼間にお湯切れしてしまうと高い電気代で湯沸かしをすることになるので、来客などでお湯をたくさん使う予定がある場合は、前日の夜のうちにお湯を沸かしておくのがおすすめ。

また、夏は給湯の設定温度を下げる、省エネモードに設定する、お湯をあまり使わない時期は昼間の追加湯沸かし設定を停止する、といった方法も試してみましょう。

 

 

まとめ

●家庭のエネルギーをすべて電気でまかなうオール電化。

「夜間の電気代が安く、昼間の電気代が高い」という料金プランを利用するので、共働きや学生など、昼間に電気をあまり使わない家庭に向いています。

逆に、昼間にも家に人がいて、たくさん電気を使う家庭にはあまり向いていません。

また、夜間にお湯を沸かしてためておくので、家族が多くたくさんお湯を使う家庭では、お湯切れの心配もあるでしょう。

 

●北海道などの寒冷地では、消費電力の多い暖房や給湯の使用割合が多いです。

冬には1日中暖房をつけているため、オール電化のメリットを活用しにくいでしょう。

光熱費がお得な都市ガスの「エコジョーズ」+「コレモ」の組み合わせなら、年間の光熱費を大きく削減できますよ!

 

●オール電化の電気代を節約するには、電気代の安い夜間の時間帯を意識して電力を使うことがポイントです。

洗濯乾燥機や食洗器、炊飯器などはタイマーで夜間に使うようにしましょう。

また、大きな電力を使う給湯についても、昼間の湯沸かしがないよう使用量に気をつける、季節に合わせて温度やモードの設定を変えるといった工夫を心がけましょう。

 

光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。

おトクになった事例もぜひご覧ください!

 

オール電化からガスに切り替えてる人増えてます!都市ガスへの切り替え

著者情報

工藤 鉄也(くどう てつや)
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー

工藤 鉄也(くどう てつや)

こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!

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