灯油ボイラーからガスボイラーへ交換!メリットと流れを解説
2023.08.01 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
現在灯油ボイラーを使っているご家庭も、ボイラー交換のタイミングでガスボイラーへの交換を検討してみませんか?
今回は、灯油ボイラーからガスボイラーへ交換をおすすめするタイミングや、そのメリットをご紹介します。
ボイラーの交換工事の流れも合わせてお伝えしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
灯油ボイラーの交換を検討する基準は?
灯油ボイラーを使用するにあたって、「最近ボイラーの調子が悪い」「不具合が気になる」なんてことがあると、ボイラーの修理や交換を検討するのではないでしょうか。
灯油ボイラーの使用期間は、一般的に10~12年程度といわれています。
もし10年近く使用しているボイラーなら、修理ではなく交換をおすすめします。
寿命に近い期間使っているならボイラーが経年劣化しているので、修理してもまた同じような不具合を繰り返す可能性が高いからです。
また、製品の製造終了から一定期間が経つと、メーカーでの部品の保存期間も終了してしまうため、修理しようと思ってもすぐに修理ができない可能性も。
毎日使うボイラーが壊れてしまうとすぐに困ってしまうため、ボイラーが寿命に近い場合は早めの交換を検討しましょう。
ボイラー交換のタイミングには、灯油ボイラーからガスボイラーへの交換もぜひ検討してみてください!
灯油ボイラーからガスボイラーへ交換するメリットとは?
灯油ボイラーは灯油を燃焼させてお湯を沸かしたり、暖房をする仕組み。
電気ボイラーと比べると、短時間に大量のお湯を沸かすことができ、ランニングコストも低い傾向にあります。
お湯の使用頻度が高い大家族や、年間光熱費の大部分を暖房費が占める寒冷地のご家庭にはメリットが大きいでしょう。
しかし、屋外に大きな灯油タンクを設置して灯油を補充しなくてはいけない、灯油の燃焼時にススが発生するので定期的にスス払いが必要、などといったところに注意が必要です。
その点、都市ガスのガスボイラーは地中に通したガス管でガスを供給するので、燃料切れの心配はありません。
外にある灯油タンクが不要となり、そのスペースを有効に活用できるようになります。
さらに、燃焼時にススが発生することもないので、メンテナンスの手間が少ないというメリットもありますよ。
また、エネルギー効率の良い高性能のガスボイラー「エコジョーズ」なら、月々のランニングコストを抑えられる可能性も!
灯油セントラルからエコジョーズへの交換で光熱費がおトクに。
ガスで発電するコレモとの組み合わせなら、さらにおトクになります!
※延床面積120㎡の一戸建て住宅で、4人家族、設定温度23度、暖房時間24時間。詳細な試算条件はこちらでご確認ください。
ガスボイラーはパワフルな瞬間湯沸かし方式なので、いつでもお湯をたっぷり使えます。
運転音を抑えた静音設計なので、稼働時も静かですよ。
「ガスボイラーと灯油ボイラーを比較!メリットや費用面などの違いは?」もぜひ参考にしてください。
灯油ボイラーからガスボイラーへ交換する流れ
灯油ボイラーからガスボイラーへ交換する場合、ボイラー自体の交換工事のほかに、ガスを供給するガス管工事が必要となります。
ガスボイラーへ交換する流れをご紹介しますね。
【1】ガス会社と打ち合わせ
まずはガス会社へ連絡をし、ボイラー交換の打ち合わせをします。
工事費の見積もりや工事日程、ガス管工事の有無などを確認します。
【2】切り替え工事
ガスを供給するためのガス管工事を行います。
本支管(道路のガス管)から自宅の敷地までガス管を引き込む「引き込み管工事」と、敷地内でガス機器まで配管をつなげる「敷地内配管工事」の2つ。
「引き込み管工事」は、過去にガス機器を使用していて敷地内にガス管が通っている場合では不要です。
【3】ガスボイラーを設置
ガスボイラーの取り付け工事、ガスメーターの点検、開栓作業、動作確認を行って、切り替え工事は終了です。
切り替えは簡単3ステップ!
ガス管工事を行う場合は、道路管理者への申請が必要となるので、余裕をもって相談しましょう。
まとめ
●灯油ボイラーの使用期間は10~12年程。
寿命が近く、不具合が気になってきたという場合は交換を検討しましょう。
その際には、ぜひガスボイラーへの変更も選択肢に入れてみてください。
●高性能ガスボイラー「エコジョーズ」は熱効率が良く、月々の光熱費を削減できる可能性がありますよ。
都市ガスはガス管を通して供給されるので、燃料切れの心配もありません!
パワフルな瞬間湯沸かし方式で、沸かしたてのお湯がいつでもたっぷり使えます。
●灯油ボイラーからガスボイラーへの交換では、ガス管の工事が必要です。
道路のガス管から敷地内へガス管を引き込む「引き込み工事」、敷地内での「敷地内配管工事」を行ってから、ガス機器の取り付け工事を行います。
引き込み工事は不要の場合もあります。
切り替えは簡単3ステップで完了!まずは北ガスにご相談ください。
光熱費の削減やエネルギー源の変更を考えている方は、ぜひ都市ガスへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
おトクになった事例もぜひご覧ください!
著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!