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電気衣類乾燥機とガス衣類乾燥機の違いは?両者の特徴を徹底比較!

2025.03.31 更新

こんにちは!北ガスの酒井です。

 

天候を気にせずボタン一つで洗濯物をカラッと乾かせる衣類乾燥機は、忙しい現代の暮らしを支える頼れる存在。

しかし、衣類乾燥機の導入にあたっては、「電気とガスどちらの乾燥機が良いのだろうか?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」の特徴や違いをわかりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。

電気とガス、どちらを選ぶべきか迷っている方に、最適な選択をサポートする情報をお届けします。

乾太くん

 

衣類乾燥機には「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」がある!

衣類乾燥機は、大きく分けて「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」の2種類があり、エネルギー源や仕組みが異なることで、特徴も異なります。

まずはそれぞれの特徴をご紹介します。

 

電気衣類乾燥機の特徴

電気衣類乾燥機は、その名の通り電気を使って衣類を乾燥させる機器です。

主に、「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2つのタイプがあります。

 

「ヒーター式」は、内蔵されたヒーターで発生させた高温(80℃)の熱風を衣類に当て、水分を飛ばして衣類を乾かす仕組みです。

ドライヤーで髪を乾かすイメージと近いです。

 

「ヒートポンプ式」は、比較的低温(60℃)の温風を機器内に送り、除湿しながら熱交換器で循環させて乾燥させる仕組みです。

ヒーター式よりも消費電力も抑えられるメリットがあり、現在はヒートポンプ式が主流となっています。

 

また、電気衣類乾燥機は乾燥機のみで独立しているものと、洗濯乾燥機として、洗濯機と一体型になっているものがあります。

 

洗濯乾燥機の場合、縦型洗濯機にはヒーター式、ドラム式洗濯機にはヒートポンプ式が採用されていることが多いです。

洗いから乾燥まで一台で完結するため、別々の機器に洗濯物を移し替える手間がないのが魅力の一つです。

 

ガス衣類乾燥機の特徴

ガス衣類乾燥機はガスの熱エネルギーを使って衣類を乾燥させる機器です。

そのため、都市ガスまたはプロパンガスの契約が必要になります。

 

ガスの力で高温(80~100℃)の熱風を生み出し、その熱風を衣類に当てて効率良く乾燥させます。

 

電気式と比べて非常に高温の風で乾燥させるため、乾燥時間が圧倒的に短いのが特徴。

また、高温の乾燥によって繊維が立ち上がり、タオルなどはふわふわの仕上がりになるのも魅力のひとつです。

 

なお、現在日本で家庭用ガス衣類乾燥機を導入する場合は、リンナイの「乾太くん」のみが選択肢となります。

「乾太くん」は1992年の発売以来、30年以上にわたって進化を続けてきた製品で、多くのユーザーから高い評価を得ているロングセラー商品です。

 

 

「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」を比較!

「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」の違いをさまざまな観点から比較してみましょう。

どちらが自分のライフスタイルや住環境に合っているか、判断する材料としてご活用ください。

 

仕上がりの違い

ガス衣類乾燥機「乾太くん」は80℃以上の高温の熱風で一気に乾かすため、繊維が根元から立ち上がり、ふんわりとした柔らかい肌触りに仕上がります。

タオルなどは特に違いを実感しやすく、ふわふわの仕上がりになるでしょう。

 

一方、電気衣類乾燥機で現在主流のヒートポンプ式は、温度が低めで徐々に乾かすため、ガス式ほどのふんわり感は得られにくい場合があります。

ただし、温度が低いことで衣類へのダメージは少なくなるといえます。

 

ちなみに、ガス衣類乾燥機「乾太くん」にも低温乾燥できる「デリケートコース」があります。

ボタンひとつで運転モードを調整できるので、高温のパワフル乾燥だけではなく、熱に弱いデリケートな衣類も熱量を抑えてやさしく乾燥することができます。

 

乾燥時間の違い

リンナイの試算によると、6kgの洗濯物を乾かす場合、電気衣類乾燥機が約185~312分かかるのに対し、ガス衣類乾燥機「乾太くん」は約60分と、1/3以下の時間で乾燥が完了!

 

特に共働き家庭や子育て世代など、洗濯・乾燥の回数が多い家庭では、ガス乾燥機の乾燥時間の短さは大きなメリットとなるでしょう。

 

除菌力の違い

研究によると、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌は60℃では完全に死滅せず、80℃でようやくゼロになることが確認されています。

 

ガス衣類乾燥機は80℃以上の高温に達するため、菌やダニをしっかり除去できます。

また、花粉などのアレル物質も効果的に取り除くことができるため、アレルギーをお持ちの方にも安心です。

 

除菌力で考えると、ガス衣類乾燥機が強いと言えますね。

 

設置のしやすさ

電気衣類乾燥機は電源があればどこでも設置可能で、特別な工事は必要ありません。

洗濯機と一体型の場合は、従来の洗濯機と同じスペースで済むため、省スペースな点も魅力です。

 

一方、ガス衣類乾燥機は設置に工事が必要です。

ガス栓の確保と、湿った空気を排出するための排気ダクト工事が必要になります。

特にマンションやアパートでは壁に穴を開けられないケースが多く、設置が難しい場合があります。

新築住宅であれば設計段階から検討することで、スムーズに導入できますよ!

 

オール電化住宅の場合でも、ガス工事とガスの契約をすることで、ガス衣類乾燥機を設置することができます。

 

初期費用の比較

電気衣類乾燥機は10〜40万円程度(設置費用含む)で、機種や機能によって価格が変わります。

 

一方、ガス衣類乾燥機「乾太くん」の導入には、本体・専用台・排湿管セット・工事代を含めて20〜30万円程度。

 

ただし、ガス衣類乾燥機を選ぶ場合は乾燥機能のない単機能の洗濯機で十分なため、洗濯機の購入費用は抑えられます。

トータルで考えると、価格差はそれほど大きくならない場合もあります。

 

光熱費(ランニングコスト)の比較

電気衣類乾燥機の光熱費は、6kgの乾燥でヒートポンプ式が約43円、ヒーター式が約85円という試算も。

除湿しながら効率的に乾燥させるヒートポンプ式は、光熱費が抑えられることがわかりますね。

乾燥時間や仕上がりなども含めて、どれが良いかはライフスタイルや好みに応じて選ぶことになるのではないでしょうか。

 

一方、ガス衣類乾燥機の場合、リンナイの試算によると、6kgの洗濯物を乾燥させる場合の光熱費(ガス代+電気代)は83円です。

 

ちなみに、ガスマイホーム発電(エネファームまたはコレモ)をご利用で北ガスのガスと電気をお使いの場合、おトクな料金メニューが適用されるため、1回の乾燥コストは6kgで43円。

約半分のコストでよりおトクにお使いいただけます!

 

※□リンナイ試算額および試算条件:https://rinnai.jp/lp/kanta/ より □電気衣類乾燥機試算条件:ヒートポンプ式 シャープES-V12C、ヒーター式 シャープES-K11C、電気料金はリンナイ試算と同額 □北海

道ガス㈱ ガス:家庭用コージェネレーション契約料金(料金表C適用) 電気:従量電灯Bプラスマイホーム発電割(電力量料金120kWh~280kWh適用)□ 原料費調整額、および燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金除く。

※ドラム式洗濯乾燥機の機種や電気代、ガス代の単価、契約している電気会社やプランなどによっても目安は異なります。

 

 

新築を検討中ならガス衣類乾燥機「乾太くん」が便利!

乾太くん

ガス衣類乾燥機「乾太くん」を設置するなら、新築時がおすすめ。

設置に工事が必要なことがデメリットとして挙げられることもありますが、新築の設計段階から計画すればスムーズに設置が可能です。

 

北海道など、冬に外干しが難しい積雪寒冷地では、新築時に「部屋干しスペースをどうするか」という間取りのお悩みも出てきがちですが、乾太くんを設置するなら部屋干しスペースは不要!

限られた空間を他の目的で有効活用できます。

 

新築時の部屋干しスペースについては、こちらのコラムもご覧ください。

新築に部屋干しスペースは必要?メリットやおすすめ設備をご紹介!

 

新築住宅を検討の方は、ぜひ住んでからの暮らしを楽にする工夫の一つとして、「乾太くん」をご検討ください!

 

乾燥だけじゃない!乾太くんでできること

「高温・短時間で洗濯物を乾燥可能」「生乾きの原因菌の除去」「ホテルのようなタオルの仕上がり」など、洗濯物の乾燥においてたくさんのメリットがある乾太くんですが、その機能は乾燥だけではありません。

 

例えば、除菌・消臭コースを使えば、スーツや靴などの洗えない衣類の消臭が可能です。

 

花粉ケアコースでは、衣類に付着した花粉のアレル物質を除去できるため、花粉症の方に大変便利!

乾燥前後の花粉 顕微鏡観察

 

また、ペットを飼っているご家庭では、衣類についたペットの毛も効果的に取り除けます。

タオル乾燥後の毛付着状況の比較

 

さらに、スマホ連携機能付きのモデルでは、乾燥の開始や終了をスマートフォンで確認できるので、家事の効率化にも役立ちますよ。

 

また、乾太くんは乾燥専用なので、乾燥中に次の洗濯をすることも可能です。

1日に複数回洗濯する家庭には効率的ですね。

 

天候や時間も気にせず洗濯ができるため、冬に外干しが難しい北海道などの積雪寒冷地でも大活躍すること間違いありません。

 

乾太くんのメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい方はこちらのコラムもご覧ください。

乾太くんのメリット・デメリットを解説!おすすめなのはどんな家庭?

 

 

まとめ

●衣類乾燥機には「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」の2種類がある

電気衣類乾燥機はヒーター式とヒートポンプ式の2種類があり、乾燥機単体のものと洗濯機に乾燥機能が備わった洗濯乾燥機があります。ガス衣類乾燥機は現在「乾太くん」が主な選択肢となっています。

 

●「電気衣類乾燥機」と「ガス衣類乾燥機」を比較

ガス衣類乾燥機は電気式に比べて乾燥時間が約1/3と圧倒的に短く、高温乾燥による除菌効果や仕上がりの良さが魅力。電気衣類乾燥機は設置のしやすさがメリットです。

 

●新築を検討中ならガス衣類乾燥機「乾太くん」がおすすめ

新築であれば設計段階からガス配管や排気ダクトを計画できるため、ガス衣類乾燥機をスムーズに導入可能!乾燥時間の短さ、除菌力の高さなど、大きなメリットがあります。消臭や花粉やペットの毛の除去でも活躍します!

 

新築住宅には都市ガスがおすすめ!

省エネを叶えるガス機器やシステムが利用でき、光熱費の削減に役立ちます。

北ガスでもエネファームなど、省エネ機器のご案内を行なっております。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

著者情報

酒井 夢(さかい ゆめ)

酒井 夢(さかい ゆめ)

こんにちは!北ガスの酒井です。
生まれも育ちも北海道、生粋の道産子です!
趣味は、カフェ巡りと温泉旅行です。
最近は編み物にもチャレンジしています!
みなさまの暮らしを豊かにできるような記事をお届けできるよう頑張ります!