エアコンの電気代を節約する方法とは?電気代の計算方法も知ろう
2024.05.25 更新
こんにちは、北ガスの工藤です。
夏は涼しく、冬は暖かく、一年中室温を快適に保ってくれるエアコン。
しかし、エアコンの電気代の高さに悩んでいるというご家庭も多いのではないでしょうか。
もはや生活必需品であるエアコンを快適に使いながら電気代を節約する方法があれば、家計に優しいですよね。
今回は、エアコンの電気代の計算方法やエアコンの電気代を節約する方法などについて解説します。
効率的にエアコンを使って、かしこく節約しましょう!
目次
エアコンの1時間あたりの電気代の計算方法
まずはエアコンの電気代の計算式を使って、現在かかっている光熱費を計算してみましょう。
1時間あたりの電気代はこのような計算式で算出できます。
■1時間の電気代(円) = 消費電力量(kW) × 電気代単価(円)
消費電力量と電気代単価がわかれば、1時間あたりの電気代を計算することができます。
消費電力量は、エアコンの取扱説明書や本体に貼っている商品詳細のシール、カタログなどに記載されています。
「kW(キロワット)」や「W(ワット)」の単位で書かれた数字が消費電力量です。
電気代単価は、31円/kWh(税込)※が目安といわれています。
※公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が、令和4年(2022年)7月22日時点で算出した目安単価です
「kWh(キロワットアワー)」とは、1時間に使用した電力の量を示す単位です。
ただし、これによって計算した電気代は目安と考えてください。
電気代は設定温度や運転モード、契約アンペア、契約する電力会社によっても異なるため、あくまで大まかな料金を把握するために計算式を使ってみてくださいね。
夏のエアコンの電気代を節約する方法
エアコンを上手に使って電気代を節約するにはどうしたら良いのでしょうか。
今日から工夫できる節約のポイントをご紹介します。
温度設定を調節する
エアコンの設定温度で電気代は変わります。
設定温度を1℃変えるだけで電気代が10~13%も変動するといわれているのです。
暑い夏には室温をできるだけ下げたいと思うかもしれませんが、環境省では夏の室温を28℃にするよう推奨しています。
消費電力量や電気代を節約するためにも、夏のエアコンの温度は高めに設定しましょう。
なお、冬の室温は20℃に保つことが推奨されています。
寒いから、暑いからといって設定温度を上げたり下げたりしすぎず、環境にも経済的にも優しい設定温度を心がけましょう。
フィルターや室外機を掃除する
エアコンを少ない電力で効果的に稼働させるには、フィルターや室外機を定期的に掃除することがポイントです。
フィルターにほこりや小さなゴミなどが溜まって目詰まりするとエアコンの冷暖房効率が下がり、室温を設定温度に近付けるためにより多くの電力を必要とします。
2週間に1度など、ほこりが詰まっていないか定期的に確認し、こまめにフィルターを掃除しましょう。
送風や除湿を活用する
エアコンには「冷房」や「暖房」のほかにも、「除湿」や「送風」などの運転モードがあります。
このうち電気代が最も安いのは「送風」、続いて「除湿 ※除湿方法による」が電気代を抑えることができるといわれています。
「送風」モードでは室内の空気を取り込んで放出するだけで、冷房や暖房と比較すると室外機や熱交換器があまり動かないため、電気代が抑えられます。
室内の風を再び送るだけですが、扇風機のように使えて空気を循環させることができるので、体感温度を下げることにつながります。
「除湿」の方法として「弱冷房除湿」を採用しているエアコンの場合、弱いですが冷房のような効果があり、冷房よりも電気代を抑えながら室温を下げられるケースがあります。
※お使いのエアコンによって除湿方法や消費電力は異なります。取扱説明書やカタログ等をご確認ください。
「暑いから冷房!」と決めつけず、「送風」や「除湿」を上手に活用して電気代を節約しましょう。
扇風機やサーキュレーターを併用する
エアコンを使用しているときに扇風機やサーキュレーターも使うことで空気を効率よく循環させることができ、全体の室温をより短時間で均一にすることができます。
そもそも、冷たい空気は下部に、温かい空気は上部にたまる性質があります。
エアコンで冷たい空気や暖かい空気を作っても、全体の室温が均一になるまでエアコンは電力を多く使ってしまいます。
空気を循環させることで室温を均一にすれば、消費電力量を抑えることができます。
短時間の外出の際も付けっぱなしにする
エアコンは室温と設定温度の差が大きいほど消費電力量が多くなります。
そのため、30分や1時間程度の短時間の外出であれば、エアコンを付けっぱなしにしたほうが、消費電力量が少なくて済みます。
ただし、長時間外出する際にはエアコンを切っておくほうが節電につながることが多いです。
外出時間にあわせて、エアコンのオン・オフを考えましょう。
電力会社や契約プランを変更する
電気料金は契約している電力会社や契約プランによっても異なります。
消費電力量が少なくなるような使い方をしているのに節約につながらない場合は、契約の変更を検討するのもおすすめです。
電力会社によっては、電気とガス、電気とインターネット、電気とスマートフォンなど、セットで契約することで割引が適用されるプランもあります。
電気以外の契約もあわせて、現在の契約状況を見直してみましょう。
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光熱費を節約するさまざまな工夫についてはこちらもあわせてご覧ください。
光熱費(電気・ガス・水道)の節約方法をご紹介!平均額もチェック
まとめ
・1時間あたりのエアコンの電気代の計算方法
エアコンの1時間あたりの電気代は、「消費電力量(kW) × 電気代単価(円)」で計算することができます。
ただし、これで算出される電気代はあくまで目安としてとらえ、現在の大まかな電気代を知るために使いましょう。
・エアコンの電気代の節約方法
夏のエアコンの電気代を節約するには、使う前にフィルターを掃除したり除湿や送風を活用したりすることがポイントです。
また、サーキュレーターを併用したり、少しの外出ではつけっぱなしにしたり、契約する電力会社やプランを変更することも効果的です。
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著者情報
エネルギー企画グループ
販売支援企画チームリーダー
工藤 鉄也(くどう てつや)
こんにちは!北ガスの工藤です。
札幌市南区生まれの南区育ち、学生時代はサッカーをずっとやっていました!
ガスへの切り替え営業担当を経て、現在は営業全般の企画を担当しております!
お客さまに喜んでいただける記事をお届けできるようがんばります!