床暖房のメリットとは?賃貸でも床暖房付きで快適に!
2025.07.07 更新
こんにちは!「快適」「安心」「豊か」な賃貸マンション「EFUTE(エフュート)」を提供する北ガスライフロントです。
寒い冬の朝、フローリングに足をつけた瞬間の冷たさに驚いた経験はありませんか?
特に賃貸住宅ではFF式石油ストーブやエアコンなどが主流で、足元が冷えやすいと感じる方も少なくありません。
そんなときに注目したいのが「床暖房」。
足元からじんわりと暖めてくれる床暖房は、快適な住環境づくりに大きく貢献してくれます。
今回は床暖房の基本的な仕組みから、賃貸住宅で使用するメリット・デメリットまで詳しくご紹介します。
床暖房とは?
床暖房がどのような仕組みで部屋を暖めているのか、まずは基本的な構造と種類について理解しておきましょう。
床暖房の基本的な仕組み
床暖房は、床下に設置した暖房端末から、「伝導」「輻射」「対流」という3つの熱の伝わり方を組み合わせて部屋全体を暖めます。
床に直接触れることで熱が伝わる「伝導熱」、床から放射される「輻射熱」、そして暖められた空気が上昇する「対流熱」により、足元から頭まで快適な温度を保つことができます。
床暖房の種類
床暖房には大きく分けて「電気式」と「温水式」の2つのタイプがあります。
電気式床暖房
電気ヒーターを床下に設置し、電気の力で直接床を温める方式です。
構造がシンプルで施工しやすく、リフォーム時にも導入しやすいという特徴があります。
電熱線を使った「電熱線式」、自動温度調整機能付きの「PTCヒーター式」、夜間電力を活用する「蓄熱式」などの種類があります。
温水式床暖房
床下に温水パイプを設置し、循環する温水で床を温める方式です。
ガスや電気で温水を作り、その温水をパイプ内で循環させることで均一に床を暖めます。
賃貸で床暖房を使うメリット・デメリット
賃貸住宅で床暖房を使用する場合、ほかの暖房器具と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
床暖房のメリット
賃貸住宅で床暖房を使用することには、多くのメリットがあります。
足元から部屋全体が暖まる
冬場の冷えで特につらいのが足元の寒さですよね。
エアコンなどの温風暖房では、暖かい空気が天井付近に溜まりやすく、足元がなかなか暖まりません。
一方、床暖房なら足元から直接暖めるため、冷え性の方にもおすすめの暖房といえます。
空気や肌が乾燥しにくい
エアコンやファンヒーターの温風で肌がカサカサになったり、朝起きたときに喉が痛くなったりした経験はありませんか?
床暖房は風を出さないため、室内の湿度を保ちやすく、肌や喉に優しい暖房方法です。
加湿器を併用する必要も少なくなり、光熱費の節約にもつながります。
ホコリが舞いにくい
温風が出ないため、ホコリやペットの毛などが舞い上がりにくく、室内の空気を清潔に保てます。
アレルギーをお持ちの方や小さなお子様がいるご家庭にとって大きなメリットです。
また、燃焼を伴わないため空気が汚れることもなく、頻繁な換気も不要です。
家族が集まりやすい
床暖房のある部屋は自然と家族が集まりやすくなり、団らんの時間が増える傾向があります。
こたつのように一カ所に集まる必要がなく、部屋全体が暖かいため、それぞれが思い思いの場所でくつろげます。
特に小さなお子様がいるご家庭では、床で遊ぶ際も暖かく快適に過ごせるでしょう。
火傷のリスクが低い
高温になる部分がないため火傷のリスクが低いのもポイントです。
小さなお子様やペットがいるご家庭でも、比較的安心して使用できます。
温度ムラが少ない
エアコンやファンヒーターは温風で部屋を暖めるため、温風が直接当たる場所とそうでない場所で温度差が生じやすいです。
床暖房なら風がなく、床面全体を均一に暖めることができます。
部屋全体の温度ムラも少なくなり、体への負担も小さいといえます。
床暖房のメリットは、パネルヒーターのメリットとよく似ています。
パネルヒーターについて詳しくは「賃貸でパネルヒーターを使いたい!メリット・デメリットを解説!」で詳しく解説しています。
あわせて参考にしてくださいね。
床暖房のデメリットと対策
一方で、床暖房のデメリットとしては以下のような点が挙げられます。
部屋が暖まるのに時間がかかる
床暖房のデメリットは、スイッチを入れてから部屋全体が暖まるまでに時間がかかることです。
すぐ暖まりたい場合には不便に感じるかもしれません。
ただし、この点はタイマー機能を活用することで対策できます。
起床時間や帰宅時間に合わせて事前にセットしておけば、必要な時間には十分暖かくなっているでしょう。
電気式は光熱費がかかりやすい
電気式の床暖房の場合は、他の暖房器具と比較して電気代が高くなりやすい点に注意が必要です。
対策としては、断熱対策する、他の暖房器具と併用するなどの工夫を行いましょう。
また、温水式の床暖房であれば、光熱費はエアコン暖房などと大きく変わらないことも多いです。
低温火傷のリスク
床暖房の上で長時間座ったり、うたた寝をしたりすると、気づかないうちに低温火傷を負ってしまう可能性があります。
予防策として、設定温度を低くする、長時間同じ姿勢を避ける、薄手のラグやクッションを使用するなどが挙げられます。
床暖房を使う際の注意点
床暖房を使用する際は、家具の配置に工夫が必要です。
床を覆うような大きな厚手のカーペットや脚のない家具は、床暖房の効果を妨げてしまいます。
脚付きの家具を選んだり、厚手のカーペットの使用を控えたりすることで、効率よく部屋を暖めるよう工夫しましょう。
床暖房付きの賃貸住宅で冬も快適に!
賃貸住宅に住んでいて「床暖房があったらいいな」と思っても、後から設置するのは現実的ではありません。
床暖房の設置には床の張り替え工事が必要で、大家さんの許可はもちろん、高額な工事費用もかかります。
さらに、退去時には原状回復が求められる可能性もあります。
ですが、最初から床暖房付きの賃貸を選べば、設置費用を気にすることなく入居した日から快適な床暖房の暖かさに包まれた暮らしを始められます。
冬の寒さに悩まされることなく、足元から暖かい住環境で過ごせるのは大きな魅力ですね。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」の床暖房
賃貸住宅で床暖房が利用できる物件はまだまだ珍しく、床暖房付きの賃貸をお探しの方にとっては貴重な選択肢といえるでしょう。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」では、2025年7月から全部屋のリビング・ダイニングに温水式の床暖房が標準設置されている「EFUTE北円山」の入居募集を開始!
EFUTE(エフュート)には、高効率の省エネ型ガス給湯暖房機「エコジョーズ」や暖房の遠隔操作が可能な「北ガススマートリモコン」を導入。
経済的な都市ガスで、床暖房もおトクに利用できます。
また、EFUTE北円山は、ペット可の賃貸住宅。
じんわり温かい床暖房はペットへの負担も少ないため、ペットにとっても快適な住環境を叶えやすいでしょう。
札幌で床暖房付きの賃貸住宅をお探しの方は、ぜひこの機会にご検討ください。
快適で経済的な床暖房で、北海道の厳しい冬も暖かく過ごしていただけます!
【EFUTE 北円山】
- 住所:札幌市中央区北5条西19丁目24番地2
- アクセス:地下鉄東西線 西18丁目駅(徒歩12分)/JR千歳線 桑園駅(徒歩15分)
- 階数:5階建
- 建物完成年月:2025年10月
- 入居開始予定:2025年11月
床暖房はメリットたくさん!賃貸生活を快適に
床暖房は足元から部屋全体を暖め、乾燥しにくく空気もクリーンに保てる優れた暖房システムで、冬の快適性を大幅に向上させてくれます。
立ち上がりに時間がかかるデメリットはありますが、タイマー機能の活用や他の暖房器具との併用でカバーできるでしょう。
床暖房付きの賃貸物件はまだ数が限られているため、快適な冬の住環境をお求めの方は早めの検討をおすすめします。
札幌で床暖房付きの賃貸住宅をお探しなら、ぜひ北ガスの賃貸住宅「EFUTE(エフュート)」をご検討ください。
都市ガスを活用した快適な床暖房で、理想の住環境を叶えます!