賃貸住宅でできる防災対策を解説!準備しておきたいアイテムも
2024.05.28 更新
こんにちは!「快適」「安心」「豊か」な賃貸マンション「EFUTE(エフュート)」を提供する北ガスライフロントの松森です。
日本は、地震をはじめとした災害が多い国です。
安心して暮らすためには、いつ来るかわからない災害に対し、万全な対策をしておかなければなりません。
では、賃貸住宅の場合、どのような防災対策ができるのでしょうか。
今回は、賃貸住宅でできる防災対策とおすすめの防災アイテムについて、くわしく解説します!
賃貸住宅でできる防災対策
まずは、賃貸住宅でできる、地震をはじめとした災害に対する防災対策を4つご紹介します。
1.災害に強い物件を選ぶ
まず重要なのが、災害に強い住宅を選ぶこと。
賃貸住宅を選ぶ際には、場所や建物の強度、その住宅の災害に対する対応力などをチェックしましょう。
例えば、次のような点です。
- ハザードマップによる立地の確認
- 建物の耐震性能
- 賃貸住宅に備わっている災害対策
災害時の被害リスクはハザードマップで確認することができます。
(国土交通省「ハザードマップポータルサイト」)
賃貸住宅を探す際には、その立地の被害予想や避難方法を把握し対策を練っておきましょう。
また、建物の耐震性能を知っておくことも大切です。
特に、新耐震基準が施行された1981年6月1日より前に建てられた建物については、耐震性能が低い場合もあるので注意が必要です。
さらに、賃貸住宅に備わっている災害対策についてもチェックを!
災害時に使用できる非常用電源設備などがあると安心です。
賃貸住宅によっては、災害用備蓄品の用意や防災マニュアルがある場合もあります。
災害へ備えられる賃貸住宅「EFUTE(エフュート)」
北ガスライフロントが提供する「EFUTE(エフュート)」は、災害対応力にも優れた賃貸住宅です。
太陽光発電と蓄電池、コレモ(ガスを熱源としたコージェネレーションシステム)を組み合わせた防災システムにより、万が一の災害時にも便利で安心なくらしを守ります。
災害時に停電が起きても、ガスの供給が継続していれば、暖房や給湯、スマートフォンの充電、一部照明が利用可能。
北海道の厳しい冬でも安心です。
北海道・札幌で災害に強い賃貸住宅をお探しなら、ぜひ「EFUTE(エフュート)」をご検討ください!
2.避難経路を確保しておく
皆さんは、賃貸住宅のベランダに大きな荷物を置いたり、廊下や扉の前に家具を置いたりしていませんか?
災害に備えるには、日頃から避難経路を確保しておくことが重要です。
特に、賃貸住宅のベランダは、避難経路の役割を持つ場合があります。
ベランダに荷物を置いてしまうと、避難経路が塞がれ、いざというときにスムーズな避難ができないことも。
また、扉近くに置いた家具が地震で倒れ、扉が開かなくなってしまう例もあります。
家具の配置にもご注意ください。
3.家具を固定する
地震で家具が倒れ、その下敷きになってケガをしたり逃げ遅れてしまったりすることもあります。
このような事態を避けるためには、家具を簡単には倒れないように固定しておくことが大切。
たとえ大きな地震が発生して固定具が取れてしまったとしても、家具が倒れるまでに時間ができれば、下敷きになるのは避けられます。
賃貸でも使用できる壁や天井を傷つけない固定具もたくさん販売されています。
突っ張り棒タイプや滑り止めシートなどが手軽で便利なので、家具にあったものを探してみましょう。
背の高い家具は重心が高い分、倒れやすいため、なるべく背の高い家具を避けるということも、被害を避けるためには効果的です。
4.災害時の対応を決めておく
災害時にどんな対応を取るかについて事前に決めておくことも、重要な防災対策の一つです。
例えば、どんな経路で逃げるか、何を持って逃げるか、避難場所はどこか、家族と離れた場所にいた場合の合流場所・連絡方法など。
具体的な行動をあらかじめ決め、シミュレーションしておけば、災害時にも身を守る適切な行動をとりやすくなります。
また、避難場所やそこまでの経路については、実際に歩いて確かめておくことをおすすめします。
賃貸住宅に備えておきたい防災対策アイテム
近年、防災対策が重視されるようになり、それに関連するアイテムも多く登場しています。
ここでは、生活する賃貸住宅にぜひ備えておきたい防災対策アイテムをご紹介します。
水
災害発生時に、断水が起こるケースは珍しくありません。
最低でも、人数×3日分の飲料水は用意しておくようにしましょう。
一日、一人あたり約3Lが目安です。
食料
災害に備えた食料も最低3日分は用意しておきましょう。
缶詰やレトルト食品など、水や火がなくてもそのまま食べられ長期保存ができるものが、防災食料には向いています。
また、災害時の精神的ストレスをやわらげ、エネルギー補給にもなる、飴などの簡単に糖分が取れるおやつも用意しておきましょう。
救急医療セット
災害時にはケガをしやすいため、消毒薬や絆創膏、包帯などを含む救急医療セットも必要です。
常用薬がある場合にはそれも忘れず用意し、体を清潔に保つためのアイテム(アルコールスプレーやウェットティッシュなど)もセットにしておきましょう。
簡易トイレ
断水時に通常のトイレは使えないため、簡単に捨てられる簡易トイレが役立ちます。
懐中電灯
停電に備え、懐中電灯は防災バッグだけでなく、枕元にも置いておきましょう。
電池の残りを気にする必要がない手回し充電タイプがおすすめです。
賃貸住宅での停電の対処法については「賃貸住宅で停電!対処法や対策を解説!」もご一読ください。
防寒具・レインコート・タオル
寒さや雨に備える防寒具やレインコートもあると便利なアイテム。
また、タオルも数枚用意しておくと良いでしょう。
ラジオ
災害時の情報収集には、ラジオが役立ちます。
電池タイプの場合は替えの電池もあわせて入れておきます。
電池残量が気になる場合は、手回し充電タイプもおすすめです。
ポータブル充電器
スマートフォンの活用は、被災時の重要な連絡・情報収集方法のひとつです。
災害では停電になることも多いので、ポータブル充電器があると安心です。
防災ヘルメット、軍手、マスク
防災ヘルメットや軍手は、落下物から体を守るために役立ちます。
また、粉塵や避難場所での感染対策のため、マスクの用意も忘れないようにしましょう。
現金
災害による停電時には、クレジットカードや電子決済が使えなくなる可能性があります。
ATMも動かなくなる恐れがあるため、ある程度の現金を用意しておきましょう。
ペット用品
ペットを飼っている方は、ペットと同伴での避難についてもしっかり考えておく必要があります。
避難に必要なペット用品を用意するとともに、ペット同伴可の避難場所も探しておきましょう。
消火器
火災の初期消火に役立つ消火器は、防災アイテムの基本。
賃貸住宅の場合はどこに備え付けられているか確認し、使い方についてもシミュレーションしておくようにしましょう。
ご紹介したような備蓄用品はローリングストックがおすすめ
ローリングストックとは、普段から少し多めに食料や水をストックしておき、日常生活の中で使いながら、常に新しいものに入れ替えることです。
いざという時の賞味期限・消費期限切れを防ぐことができます。
備蓄品を普段から食べ慣れておくことで、災害時でも日常生活に近い食生活ができ、調理に戸惑うこともありません。
賃貸住宅の防災対策は万全に!防災アイテムの用意も
賃貸住宅での防災対策では、まず「災害に強い住宅を選ぶこと」が大前提。
立地や設備など、さまざまな面からその住宅の強さを確認し、万が一の災害への備えがある賃貸住宅を選びましょう。
また、荷物や家具の配置・選び方を工夫するとともに、災害時の行動を具体的にシミュレーションしておくこと、防災対策アイテムを用意しておくことも、災害への備えとして有効です。
特に防災対策アイテムについては、必要な飲料水や食料などを多めに用意しておくと安心。
賞味期限を確認しながら、ローリングストックで備蓄を維持するようにしましょう。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」は、 「快適」「安心」「豊か」を追求したワンランク上の賃貸住宅。
災害時を想定した非常用設備で、くらしを守ります。
快適で安心に暮らせる賃貸住宅をお探しの方は、ぜひ「EFUTE(エフュート)」をご検討ください。
著者情報
北ガスライフロント株式会社
総務企画部課長
松森 拓東(まつもり たくと)
こんにちは!北ガスライフロントの松森です。
旭川市に生まれ、東京で10年ほど生活したあと札幌に戻ってきました。
ピアノを弾くのが趣味です。
お客さまに喜んで頂ける記事をお届けできるようがんばります!