賃貸住宅はガスコンロ?IHコンロ?メリット・デメリットをご紹介!
2025.04.23 更新
こんにちは!「快適」「安心」「豊か」な賃貸マンション「EFUTE(エフュート)」を提供する北ガスライフロントの藤田です。
引越しを検討する際、キッチンの設備は生活の質に大きく関わる重要なポイントです。
特にコンロの種類は毎日の料理に直結する部分なので、慎重に選びたいものです。
最近ではIHコンロを採用している物件も多くありますが「ガスコンロとIHコンロ、どちらが自分に合っているのだろう?」「それぞれどんな特徴があるの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ガスコンロとIHコンロのそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
引越しや住まい選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
ガスコンロの賃貸住宅を選ぶメリット・デメリット
賃貸物件を探す際、キッチンのコンロの種類をチェックされる方も多いでしょう。
まずはガスコンロについて、その仕組みや特徴、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
ガスコンロの仕組み・特徴
ガスコンロはガスを燃料として火を起こし、直火で調理する仕組みです。
着火に使用するガスには「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の2種類があります。
どちらのガスを使用しているかは物件によって異なりますので、契約前の確認が必要です。
都市ガスとプロパンガスの違いについて、さらに詳しく知りたい方は「賃貸で都市ガスとプロパンガスならどっち?メリット・デメリットも」もあわせて参考にしてくださいね。
ガスコンロのメリット
ガスコンロには次のようなメリットがあります。
強い火力で調理ができる
ガスコンロは一度で広範囲を加熱できるため、短時間で食材に満遍なく火を通すことが可能です。
特に中華料理のように強火で一気に調理したい料理に適しています。
火力調整がしやすい
炎が目に見えるため火力の強さが直感的にわかりやすく、細かい火力調整もしやすいのが特徴です。
使える調理器具が多い
ガスコンロでは、一般的な調理器具であればほとんど使用可能です。
土鍋や中華鍋など、さまざまな形状・材質の調理器具も使えるのが魅力です。
停電時でも使用できる
ガスコンロは乾電池で点火するタイプの場合、電気を必要としないため、災害で停電が起きた場合でも使用できます。
ガスコンロのデメリット
一方で、次のようなデメリットも考慮する必要があります。
火災のリスクがある
実際に火を使用するため、IHコンロに比べると火災のリスクは高くなります。
ただし、法律によって2008年以降に製造されたものには安全装置をつけることが義務化されました。
調理油過熱防止装置・立ち消え安全装置・コンロ消し忘れ消火機能の3つの安全機能が標準装備されているので、以前より安全性も向上しています。
掃除に手間がかかる
五徳(鍋やフライパンを置く金属部分)やバーナーなど複雑な形状の部品があるため、掃除に手間がかかります。
油汚れや焦げ付きを放置すると取り除くのが難しくなるので、こまめな掃除が必要です。
キッチンが暑くなりやすい
火を使うため、特に夏場は室内の温度が上昇しやすくなります。
調理時間が長いと熱中症や脱水症状のリスクも高まるので注意が必要です。
IHコンロの賃貸住宅を選ぶメリット・デメリット
続いて、近年人気が高まっているIHコンロについて見ていきましょう。
IHコンロとガスコンロでは使用感がまったく異なりますので、それぞれの特徴を理解することが大切です。
IHコンロの仕組み・特徴
IHとは「Induction Heating(電磁誘導加熱)」の略で、電気の力で加熱する仕組みです。
IH内部にあるコイルに電気を流すことで磁力線を発生させ、鍋やフライパンそのものを発熱させて調理します。
IHコンロのメリット
IHコンロの主なメリットは以下のとおりです。
火を使わないので安全
火を使わないため火災のリスクが低く、小さな子どもや高齢の方がいる家庭でも安心して使用できます。
また、鍋を置いていないと加熱されない仕組みなので、消し忘れの心配も少なくなります。
掃除がしやすい
天板がフラットな構造のため、布巾などでさっと拭き取るだけで掃除が完了します。
ガスコンロのように複雑な部品を取り外して洗う必要がなく、キッチンを清潔に保ちやすいのが特徴です。
キッチンが暑くなりにくい
電気で加熱するため、室内の温度はあまり上がりません。
夏場も快適に調理できるので、長時間キッチンに立つ方には特におすすめです。
IHコンロのデメリット
もちろん、IHコンロにもデメリットや注意点はあります。
IH対応の調理器具が必要になる
IHコンロでは、全ての調理器具が使えるわけではありません。
鍋やフライパンの底部分の材質によって使用できないものがあるため、IH対応と明記されたものを選ぶ必要があります。
例えば、ステンレスや鉄、ホーローなどは使用できますが、アルミや土鍋、耐熱ガラスは使用できません。
また、直径12cm未満の小さな鍋や底に足があるタイプは、センサーが反応せず加熱できないこともあります。
フライパンを振れない
IHは鍋底がプレートに接していないと加熱できないため、チャーハンなどを作る際にフライパンを持ち上げて振る調理法には不向きです。
ガスコンロから切り替える場合は、調理方法を少し変える必要があるかもしれません。
停電時は使用できない
電気で動作するため、停電時には使用できなくなります。
災害時の備えとして、カセットコンロなどの代替手段を用意しておくと安心です。
賃貸のキッチン、ガスコンロとIHコンロで迷ったら?
ガスコンロとIHコンロ、実際にどちらを選べば良いかは迷うところでしょう。
ここでは、ガスコンロとIHコンロにそれぞれ向いている方をご紹介します。
ガスコンロが向いている方
ガスコンロは次のような方に向いています。
料理が好きで、本格的な調理をしたい方
火力調整がしやすいため、フライパンを振るような調理テクニックを使いたい方にはガスコンロがおすすめです。
特に中華料理のような強火調理をしたい方は、ガスコンロを選ぶのがおすすめです。
さまざまな調理器具を使いたい方
土鍋や中華鍋など、特殊な形状の調理器具を使い分けたい方にはガスコンロが向いています。
調理器具を選ばず使えるのは大きなメリットです。
災害時の備えを重視する方
停電時でも使用できるため、災害対策として有効です。
特に地震や台風が多い地域にお住まいの方には安心感があるでしょう。
北海道のような寒冷地の場合、停電時に温かい料理や飲み物が作れるのも大きなメリットになります。
IHコンロが向いている人
一方、IHコンロが向いているのは次のような方です。
安全性を重視する方
小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭では、火を使わないIHコンロが安心です。
火災のリスクが低く、やけどの心配も少なくなります。
掃除の手間を減らしたい方
キッチンの掃除を簡単に済ませたい方には、お手入れが楽なIHコンロがおすすめです。
日々の家事の負担を減らしたい忙しい方にも適しています。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」はガスコンロを採用
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」では、ビルトインガスコンロを標準装備!
都市ガスを使用しているため、経済的にもメリットがあります。
都市ガスは使用量に応じた従量料金も比較的リーズナブルです。
ガスコンロならではの強い火力と調理のしやすさを活かして、日々の料理を楽しめますよ!
賃貸物件の光熱費については「賃貸はオール電化とガスのどちらを選ぶ?メリット・デメリットも」でも解説しています。
あわせて参考にしてください。
賃貸でガスコンロかIHコンロか迷ったらメリット・デメリットを確認しよう
ガスコンロは強い火力で調理ができ、さまざまな調理器具が使える点が魅力。
一方、IHコンロは安全性が高く、掃除がしやすいというメリットがあります。
どちらを選ぶかは、料理の頻度や好み、家族構成などによって異なりますので、それぞれの特徴を理解した上で判断するのがおすすめです。
引越しを機に自炊を始めたい方や料理が好きな方は、使いやすいキッチン環境を整えて、より快適な生活の実現を目指しましょう。
北ガスの賃貸「EFUTE(エフュート)」では、ビルトインガスコンロを採用した、快適な住環境をご用意しています。
都市ガスを使用しているため経済的で、料理の幅も広がります!
札幌で賃貸住宅をお探しなら、ぜひ「EFUTE(エフュート)」をご検討ください。
著者情報

北ガスライフロント株式会社
総務企画部
藤田 琥明(ふじた こうめい)
こんにちは!北ガスライフロントの藤田です。
生まれも育ちも札幌の生粋の道産子です。
趣味は食べることで、カロリーの高い食べ物は大体好きです!
お役立ち情報に加え、EFUTE物件近辺のグルメ情報をお届けしたいなと思っています!