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豊浦町のライフスタイルと、地域の活力を応援する北ガスの電気 ~有限会社さんおん 代表取締役 宇川裕哉さん~

2021.02.08 更新

北ガスの電気は、北海道全域(離島を除く)に電気をお届けしています。今回は、北ガスが電気を全量購入しているバイオガスプラントのある豊浦町で、印刷・出版・デザイン業の側ら世界ホタテ釣り協会チェアマンを務める有限会社さんおんの宇川裕哉(うかわゆうや)さんを取材しました。

MOTTO!北ガス。北ガスがお届けする、ライフスタイル・コンテンツ。
エネルギーと暮らし方の未来を、いっしょに覗いてみませんか。

 

地域の人に支えられ、地域のために仕事する。
大切なことは、想いをもって自分が楽しむこと。

受け継ぐことで見えてきた価値。

豊浦町は、太平洋を望む噴火湾と山に囲まれた町。有限会社さんおんは、湾岸からニセコ方面に向かって山間を進んだ先にあります。

祖父が昭和29年に山音文学会を創設、北海道やアイヌ民族に関する言語・民話・地名をまとめた冊子や、熊百訓(くまひゃっくん)という熊にまつわる本を同人誌として制作してきたといいます。

「子どものころは、こんな本誰が買うのだろうと思っていました。祖父は本業の利益をつかって、アイヌや熊に関わる本を制作していたとの話を父から聞き、なぜだろうと。あるとき、同人作家の一人が亡くなった後、その方の後書きを読みました。『さんおん印刷なら、ずっと発行をつづけてくれるだろう、それを信じて書き続けていた』と書かれていました。これは続けなくては、自分の代で消すわけにはいかないと思いました。」

祖父の残した本は、東京の大手書店からも直接本を扱いたいと連絡が入ったり、今でも問い合わせが少なくないと言います。「祖父は本づくりを通じて書き手を育ててきたんです。いいものを遺してくれたと思います。利益より、何を行うかを大切にする。そのアイデンティティが、今の会社や自分の基礎になっています。」

お父さまの代にはビデオ制作も行い、宇川さん自身の代では、デザイン・印刷・映像・イベントを手掛けています。「町内の関わりのなかで、こんなことできないか、こんなのはどうか、これがいいんじゃないかと言いながらやってみる。」
先輩や仲間との人間的な付き合いがあって実現できることは多い、と宇川さんは強調します。

今度は自分が恩返しをする番

20代の前半は札幌で企業に勤めていましたが、その後まもなく豊浦町にもどり、会社を継ぎました。「20代のうちは好きなことをやっていましたが、結婚した30歳のとき、なぜか学校の先生の言葉がよぎりまして。『30代は地域にお返しを』と。地元の商工会青年部にはいり、33歳の歳に青年部長になりました。地域の人の様々な思いに揉まれるうちに、地元ではまだなにも行動してない自分に気がつきました。自分たちもやれることはまだあるんじゃないかと思いました。」

 

宇川さんには、もうひとつの顔があります。
世界ホタテ釣り協会のチェアマン兼「ホタテマスクの産みの親」です。

 

「世間でゆるキャラが流行っていたころ、町からも着ぐるみを作った方が良いのではないかとの声がありました。でも、かなり費用がかかる。移動費がかかる…。その時閃きました。プロレスラーのマスクマンってあれだけでキャラクターになってるな。そこで町内屈指のプロレス好きを集め、フェイスマスクを作成。これなら安価ですぐに装着でき、カバンにも入る(笑)。」マスクとベルトは、町内でハンドメイド。逆転の発想で、ホタテマスクは異彩を放つ存在となりました。

 

「豊浦町は北海道噴火湾地域養殖ホタテ発祥の地。だけど、当時はすでにどこにでもあるものという感覚。特別なものという感じでは無かった。」と宇川さん。

きっかけは、大阪の友人に豊浦名産のイチゴを送ろうとしたとき。ホタテがいいと言われたことだそう。「僕はイチゴのほうが喜ぶと思ったら違った。」

もともと、町のイベントの催しで3分間で釣れた分のホタテを持って帰る「ホタテの釣り堀り」がありました。
「これを大会にしたい!と当時の青年部事務局と深夜まで話し合いました。」
地元のヒーロー内藤大助選手がボクシングの世界チャンピオンになって2年後、豊浦町では「世界ホタテ釣り選手権」が誕生しました。

「大会を行うには課題も多く色々な意見はありましたが、だからこそ、どうすればみんなが面白いと“勘違い”してくれるか。例えば、プロレスさながらに、実況者がいたり、チャンピオンベルトを用意したり。イエロー(レッド)ホタテカードもあります。」
加えて励みになったのは、やはり漁業関係者からの励ましだったといいます。
「最初は批判もありましたが、自己利益のためにやっているわけではない。あくまでもまちの応援だと。その想いが伝わった時、『イベント事の隅っこでこっそりやっているつもり』だった自分たちの背中を、どんどん押してくれました。」

 

自分たちが始めたことで、子どもたちが誇れるまちに

今年の『第19回 まるごと豊浦・北の収穫祭』では、情勢からオンラインとなるため、現場で盛り上げることが叶いません。それでも楽しみだと宇川さんはいいます。
「前から考えている企画を試すチャンスです。それがホタテ釣り体験セット。釣竿2本と、人工海水のもと、ホタテをセットにして送り、自宅で楽しめる形にします。」

「僕らはあくまでも、豊浦町のホタテを応援したい。おいしい、楽しいと思ってもらえることが、このセットの価値です。」

 

※(有)さんおんさんが担当された『まるごと豊浦北の収穫祭』の広告デザイン

 

豊浦町の魅力について尋ねると、
「いわゆる『階段』が少ないことです。すぐに町長や地元企業の社長に相談できますから。先輩たちが宇川ならしょうがない応援してやるか、やってみろ、と言ってくれる。だからこうして続けてこられました。やりたいことをやらせてくれる町の人たちがいます。そういう場所です。」

 

「だから次の世代にもつなげることが役割」と話に熱が帯びてゆきます。
「10年後のこどもたちが、豊浦町出身とストレートに言ってくれるようになったらいいと思います。自分が子どものときはあまり知られていなくて、洞爺湖町のとなりの町だと説明していました。」

 

ホタテマスクをかぶり、様々な格闘を経て、いま13年目。
「一昨年、札幌で成人を迎えた若者たちが、豊浦出身・ホタテマスクのことを話したら、知ってる!と反応が。本当に嬉しかった。感動したんです。やってきたことは、まちがっていなかった。」

 

祖父が遺した文学、父が取り組んだまちの仕事、自分が始めた企画やイベント。楽しむことのイメージ変換。認めてくれる地域の人々。つながりは受け継がれ、次の世代へ続いています。

 

 

 

Column
豊浦町と北ガスの関わり①「豊浦町バイオガスプラント」

ホタテ貝についた付着物や養豚の排せつ物等をもとに発電。全量を北ガスに販売し、北ガスの電気として全道約19万件(2021年1月末時点)のお客さまへお届けしています。
取材のなかで「豊浦町のバイオガスプラントの電気を北ガスに全量販売していることは知らなかったし、豊浦町で北ガスの電気が使えると思っていなかった。それなら自分が利用者第1号になりたかった!」と宇川さん。
後日、このインタビューをきっかけに、宇川さんは事務所ごと自宅の電気を『北ガスの電気』に切り替えていただきました。

豊浦町と北ガスの関わり②「第19回まるごと豊浦・北の収穫祭~特別編~」

今年インターネット開催となった、第19回まるごと豊浦・北の収穫祭~特別編~では豊浦町の活ホタテを使ったクッキングオンラインレッスンを北ガスクッキングスクールが実施することになりました。新鮮で甘い豊浦町礼文華のホタテを、調理方法を学びながら食べられる貴重なチャンスです。

詳しくはコチラから

 

DATA

プリンティング&プランニング
有限会社さんおん
〒049-5402
北海道虻田郡豊浦町大和144-1
TEL 0142-86-1234
FAX 0142-86-1218

 

 

 

 

 

 

 

 

参考
有限会社さんおん印刷社
http://sanon-design.com/

第19回 まるごと豊浦 北の収穫祭【特別編】(インターネット開催)
https://toyoura-feel.com/harvest-online/