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豊浦町のライフスタイルと、地域の活力を応援する北ガスの電気 ~有限会社 北海スキャロップ 代表 外山 明さん~

2021.02.03 更新

北ガスの電気は、北海道全域(離島を除く)に電気をお届けしています。

今回は、北ガスが電気を全量購入しているバイオガスプラントのある豊浦町で、ホタテ養殖業を営む北海スキャロップの外山さんを取材しました。

MOTTO!北ガス。北ガスがお届けする、ライフスタイル・コンテンツ。

エネルギーと暮らし方の未来を、いっしょに覗いてみませんか。

ホタテ養殖業35年。噴火湾から望む太平洋と、まちの未来。

 

ユーモアを絶やさない人柄。

人に、海に、愛情を注ぐ。

南に噴火湾を望む水産業と農業の町、噴火湾ホタテの産地としても知られる豊浦町礼文華地区に、北海スキャロップはあります。訪れて挨拶をするとすぐに「じゃあさっそく加工場をお見せしますね。」と鉄の扉をあけて進む、代表の外山(そとやま)さん。

 

中に入ると、大人の背丈ほどの高さあるホタテの入った水槽が並んでいます。一部をすくい、カゴに開ける。「いまはこんな大きさだね。」と淡々と説明すると思いきや、中を開いて「この黒い点わかる?目だよ。全部で108つ。人間の煩悩と同じ。」「これが心臓、具合の悪いホタテを見つけたらマッサージすれば蘇るよ」とユーモアを交えてホタテの生態もテンポよく説明してくださいます。

ユーモアたっぷりに加工場とホタテの説明をしていただきました!

その場で開いて活ホタテを見せていただきました。

 

 

出荷時期に水揚げしたホタテは海水冷却殺菌濾過により、常時殺菌処理されている加工場の水槽内に運ばれます。活ホタテとして賞味期限が伸び、これにより安定的な出荷を実現しているのだそう。

 

 

漁業者の安定と発展のため

地域の魅力発信の支えに。

生まれも育ちも豊浦町。現在60歳、経験は35年。

若い頃は札幌のクラブでアルバイト。ホールやバーテンなど「なんでもやって経験した」そう。その後カーディーラに勤めるなど社会人生活は札幌で始めたが、24歳のとき、家業である水産業を継ぐために帰郷。「いわゆる家庭内ヘッドハンティングでね」とユーモアも忘れません。

 

現在の北海スキャロップは、ホタテの養殖事業、漁業者生産直販システムを立ち上げるために漁業者の仲間や機械関連の会社をメンバーとして、2002年に仲間7人でスタート。噴火湾漁業者のなかでも、ホタテ養殖業の先駆けとなりました。2016年には代表に就任、現在に至ります。先駆けとなった行動力に、若き日に札幌で『なんでもやって経験した』ことが活かされているのでしょうね、と話題を向けると「いや、それがまったく」と屈託なく笑います。

 

「ひとくちにホタテの養殖といっても、大変な手間と時間がかかります。4月頃、卵を網に付着させて海に戻し、成長ごとに海水で何度も洗い砂などを取り除いた後、ふるいにかけ、小さいサイズのものを取り除きます。

翌3~5月には手作業で選別し、網に移し変えながら貝殻の端に穴を開けて(ホタテの耳とよばれる部分にロープを通すので『耳づり』と呼ばれます)一本のロープに約250個のホタテをつけます。1日約200本~250本、合計で1万本以上のロープをふたたび海に戻します。

成長ごとに選別、海へ戻す作業を5、6回繰り返します。こうしたサイクルをおよそ1年半以上かけて養殖を繰り返しています。」

 

水揚げの様子

 

収穫は2年貝といわれる大きさのホタテ。本格的な出荷は12月から始まります。水揚げ量は豊浦町の平均で約2~3トン。かつては、網にポケットのついた様式で行っていた漁法でしたが、現在の『耳づり』に変えてから漁獲高も上がったと言います。

 

 

人口を上回る活況。

「いいもの」はみんなわかってくれる。

豊浦町では、毎年3月に『まるごと豊浦・北の収穫祭』というイベントが行われます。

来場数はなんと約5000人。町の人口が約3800人ですから、大変な活況です。

「特に、ホタテの即売会はすごいよ、10時開場でも、朝8時30分から並び出しているよ。みんないいホタテだってわかってくれていますよ。ありがたい。」

今年2021年で19回目となる人気の祭りですが、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、例年と同じかたちでの開催ではなく、オンラインでの開催となりました。

 

 

噴火湾ホタテはどうしてこんなに人気を集めるのだろう。

外山さんは語ります。「噴火湾のなかでも、礼文華地区の海の深さは、海底約50メートルまであってホタテに必要な栄養素が豊富だから、活ホタテの味がいいんです。ホタテの稚貝を海底で養殖する『地撒き』とは違って、『耳づり』だと貝に砂が入ることもないし」

「昔は噴火湾ホタテの養殖発祥の地として、もっと宣伝して販売力向上につなげたい、と言ってもなかなか理解してもらえなかった。稼ぎが小さいままだから船も小さい。それじゃ悔しいじゃないですか。」

 

産地と消費者をつなぐ仕組みとして、広報や情報発信は大切なことのひとつだが、販売力向上の基礎となる認知拡大には時間が必要だった、と振り返る。

 

 

漁獲したホタテを活きのいいまま保管できる設備・体制が整っているため、イベントでの大量確保や、直販での対応もできる。しけが続いて漁に出られない時は在庫確保もできなくなるため、こうしたことに対応できる北海スキャロップの信頼は厚い。観光協会からも広報やイベントに関する様々な提案を持ち込まれると、実現に積極的に協力しているのだそうです。

「まるごと豊浦・北の収穫祭のときは、4〜5トン準備します。そのなかからさらにいいものを選びます。ホタテが20枚くらい入った発泡ケースを300箱くらいは用意しますし、7~8枚購入用の袋も1000は準備します。やっぱり満足してほしいという思いがありますから。」

 

 

「まるごと豊浦・北の収穫祭は、今年はオンラインでの開催でやることになっているので、満足してほしい気持ちにはかわりません。3月だったら、大きさも厚みもいい頃、卵も大きくなっているはずです。いいものを用意しますよ」

気張る様子でもなく、人が喜ぶのなら当然と言わんばかりに、さらりと話します。

外山さんの、郷里や環境・人への思いが、さらに多くの人を惹きつけています。

 

 

Column

豊浦町と北ガスの関わり①「豊浦町バイオガスプラント」

ホタテ貝についた付着物や養豚の排せつ物等をもとに発電。全量を北ガスに販売し、北ガスの電気として全道約19万件(2021年1月時点)のお客さまへお届けしています。

取材のなかで「豊浦町のバイオガスプラントの電気を北ガスに全量販売していることは知らなかった。豊浦町産の電気なら豊浦町でも使いたいね」と外山さん。

 

豊浦町と北ガスの関わり②「第19回まるごと豊浦・北の収穫祭~特別編~」

今年インターネット開催となった、第19回まるごと豊浦・北の収穫祭~特別編~では外山さんの活ホタテを使ったクッキングオンラインレッスンを北ガスクッキングスクールが実施することになりました。新鮮で甘い豊浦町礼文華のホタテを、調理方法を学びながら食べられる貴重なチャンスです。

詳しくはコチラ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漁業者生産直販システム

有限会社 北海スキャロップ

〒049-5333

北海道虻田郡豊浦町字礼文華141-1

TEL 0142-85-7500

FAX 0142-85-7505

参考

http://www.scallop.jp/